牧師さんに会いに行こう! 瀬の本〜竹田

2005.10.10

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 宮崎の都城に「牧師さんのツーリング日記」というサイトを運営されている牧師さんがおられます。会ったことはないのですが,私の六峰街道ツーレポを見て六峰街道へ行かれたそうで,そのツーレポを私が見て,ネット上でのお付き合いが始まりました。
 牧師さんは,ある時はスカイウェイブ650で,1日500q超えのツーリングやカッ飛びツーリングに出かけ,またある時はジェベル250で林道を駆け回り,そして常に親父ギャグを連発する,というホンモノの牧師さんなのです。ただ,ツーリングは月曜実施なので(休日が月曜とのこと)私はなかなか参加する機会がありませんでした。それが今回のハッピーマンデーに阿蘇方面へのツーリングを企画されているとの告知がありました。「これは行かねば!」と思ったのですが,何と今回のコンセプトは「カッ飛び」で,かなりの猛者が集まるらしいのです。今までのツーレポを見る限り,とても私に参加できるような代物ではありません。でも,折角なので,せめて顔見せだけでもと,とりあえず集合場所に行くことにしました。
 阿蘇方面へ下道で向かうのは久しぶりです。最近ずいぶんメジャーになり,交通量と事故が増えているファームロードWaitaです。先週あるツーレポでも午前中だけで事故3件と出ていました。この日もバイクの事故を1件目撃。確かにブラインドカーブでもお構いなしで反対車線に出ていくバイクをかなり見かけました。グループ走行ではつい熱くなってしまうんでしょうが,命まで賭けなくてもいいと思う次第であります。私は単独なので,マイペースでの走行です。
 途中にあるフラワーパークあまがせはコスモスが真っ盛り。入り口のコスモス見物だけで先を急ぎます。

 集合場所は瀬の本高原なので,ファームロードWaitaからR442を東に進みます。ツーリングシーズンの3連休ということもあってか,ソロやグループのライダーがものすごくたくさんいました。
 天気予報では「晴れ」だったのに,空は相当厚い雲に覆われています。瀬の本高原もこんな感じです。国道の気温表示は19℃と出ていました。この後,もう少し寒くなってきたので,17℃くらいだったでしょうか。出がけに迷った挙げ句に冬用パンツを選択して正解でした。
 集合場所のスカイパークあざみ台へは集合時刻の15分前に到着。しばらくくつろいでいると,猛者達が続々と宮崎から到着しました。写真中央はどんなリッターバイクでも追い回すという,しゅうさんのSR500です。SR5000とも呼ばれていました。どのバイクもタイヤは端から端まできれいに使ってあります。

 一緒に走るなんて,無理無理・・・。
 先に到着していた方は2Fのレストランに入っていたので,我々も2Fへ。もうお昼ということで,ここで昼食となりました。軽くいこうと「だんご汁」を頼んだのですが,やや失敗でした。味も具もいいのですが,団子が「白玉団子」なのです。いわゆる大分の「だご汁」とは違うものでした。ここも大分県なので,少々期待はしていたのですが・・・。

 牧師さんは,ツーリングレポートそのままのノリで,楽しみにしていたおやじギャグもツーレポと同じくらいの頻度でちゃんと飛び出してくるんです。あらかじめ台本を読んでおいた芝居を実際に見たようで,「おー,本物だぁ」っていう気分でした。他の皆さんも全員初対面だったにも関わらず,とっても自然に話をして下さる方ばかりで,緊張せずにすみました。牧師さん主催のツーリングというだけあって,とっても穏やかで心休まる雰囲気でした(走り出したら話は別)。
 今日ここまでの走りの様子などのお話を伺いましたが,ここには書けないようなものすごい内容でありました。
 左から師匠さん,牧師さん,課長さんです。穏やかに話していますが,走り出したらスゴイんです。

 この後,阿蘇を抜けて高森方面へ南下するとのことだったので,ミルクロードくらいまでご一緒しようと思っていたら,予定変更で竹田方面へ向かうとのこと。「折角だから一緒に走ってみようか」「いやいや,無理無理」と葛藤していると,次に向かうポイント(道の駅原尻)が決まったので,置いて行かれてもたどり着くことは出来るだろうと,同行を決意。
 牧師さんは走行撮影の達人でもあります。私は4枚撮ってこの1枚だけがどうにか見られる出来映えでした。このあと,バックショットの極意を教えて頂きました。


 今回のツーリングの,牧師さんサイトのレポートはこちら
 このあたりまでは「マス・ツーリング」という雰囲気だったのですが,ある信号待ちで先頭になり,青に変わった途端,皆さんロケット花火になってしまいました。タンデムが3台で,しかも写真の一番手前の若者は125ccというのに,とにかくみんな速い,速い・・・。まぁ,次の目的地は分かっているので,マイペースで,いや,精一杯急いで走りました。

 心優しい師匠さんと牧師さんは亀さん走行の私に竹田まで付き合って下さいました。ありがとうございました。

 途中のコンビニでロケット花火隊が待っていたので合流し,しばらく話しているうちに急遽おいしい和菓子屋さんを目指すことになりました。
 趣のある佇まいの和菓子屋さん(但馬屋老舗)。バイク乗りの集団が来るってことはあんまりないんじゃないでしょうか。

 店に入る前に,すぐそこに気になるところが・・・
 その名も廉太郎トンネル。入り口付近にセンサーがあり,入ると滝廉太郎の曲が流れてきます。

 竹田にある竹田城は「荒城の月」のモデルになったところらしく,滝廉太郎の像があったりもするんです。
 さて,お店に入ると,お茶と共にお勧めのお菓子「三笠野」を頂くことに。焼きたてだけに外の皮がパリッとして美味しい!。中のあんこも私好みのこしあんです。もう少し甘さ控えめだともっと嬉しいんですが。この写真はあまりにも美味しくなさそうなので,こちらを見て下さい。

 さて,ここからご一行はさらに東へ向かうということなので,R502に出たところで左右に分かれ,ここで皆さんとお別れとなりました。皆さん,お気を付けて!。

 来た道を戻ろうかとも思いましたが,せっかくなので,3連休の最終日にミルクロードを走って,ツーリング気分を盛り上げてから帰ろうと思い,R57を阿蘇に向かいました。
 ミルクロードに入ると,そこはもう秋真っ盛り。そして不思議なことに,午前中にあれだけいたライダー達がほとんどいないのです。まだ2時台なのに。遠くから来ていたので,早く帰路についたのでしょうか。ほとんどピースサインを交わすことなく,阿蘇エリアを離れました。

 阿蘇からはR212を北上し,下城からファームロードWaitaに向かい,そのまま日田へ。今日はここまで全て下道で来ているので,そのまま全行程下道で帰るか,朝倉あたりから高速に乗るか,どうしようかと考えつつ日田へ向かっていました。

 帰り道で,後ろからバイクが近付いたりすると,牧師さんに教えてもらったやり方でバックショットの練習をやりながら走りました。なかなか上手くはいかないものの,以前のようにとんでもないところを写すようなことはほぼなくなりました。あとは練習あるのみって感じです。
 日田でR210に出ると,そこからずっと車の列でした。延々とすり抜けをしながら,きっと福岡エリアも混んでいるだろうと考えると,基山からの那珂川越えで帰ろうと気持ちが決まりました。そうなると,高速は朝倉ICからだな。
 大分道は思ったほど混んでなく順調でしたが,鳥栖JCTが近付くと,ずらりと並んでいました。鳥栖出口はこんな具合でした。この1枚を撮った直後に一番左のレーンが空いたので,ちゃっかりダッシュし,3番目をゲット。ここで最後のハイカを利用しての支払いをしました。次からはETCカードとなるわけですが,いまだに2輪用のETC車載機がないっていうのは「法の下の平等」に反してませんかね?。
 平等寺からの山越えを終え,もうすぐ福岡市というところで,余りにも空が綺麗だったので,シャッターを押しました。

 家に着いたのは17時40分。結局竹田を出てから一度もバイクを降りることなく,3時間半ほどを一気に走り抜いてしまいました。

 本日の走行距離は336qでした。
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