宮崎ツーリング 1日目その1

2005.9.17

高千穂鉄道の様子を見に
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 秋の3連休 第1弾です。今回の1泊ツーリングでは目的地の選定に迷いました。九州の西部は行き尽くした感があるので,行きたいのは東九州,特に宮崎方面。ただ,先日の台風14号(通称 加藤里奈)で東九州はかなりの被害を受けているため,躊躇しました。ただ,主要な国道は通行が出来るようなので,全く無理 ということはないようです。五ヶ瀬川沿いの県道237号と,大きな被害を受けているという高千穂鉄道の様子を見に行き,あとは行けるところまで南下して宮崎市あたりで宿泊,2日目はバイクでは初の霧島を走ろうということで決定。

 迷ったのは目的地だけではありません。着ていくウェアもです。まだ十分に暑いので,メッシュの上下でいいんでしょうが,出発前の2日間にめっきり秋らしくなってしまいました。朝晩は20℃を下回るほどになったので,迷ったのですが,予報では「残暑が戻る」と言っています。長袖Tシャツとウィンドストッパーを持参し,メッシュの上下で出発しました。
 前回日向へツーリングに出かけた時と同様に,今回も益城熊本空港I.C.(地図)までは高速を通り,阿蘇・高千穂を経由して日之影方面へ向かいます(地図)。

 阿蘇エリアに入り,前回同様俵山パイパスを通ろうと思っていましたが,前回にはなかった(と思う)たくさんの風力発電機につられて旧道の俵山峠を通りました(地図)。バイパスの開通で旧道は通行量が大幅に減っていて,遅い車にせき止められることなく,楽しく走れました。景色もいいので,バイクには旧道がいいかもしれません。
 俵山峠から下る「七曲がり」。何度も通っているのに,写真を撮らずに素通りできません。

 久しぶりの遠出ツーリングだったので,今回は何か忘れ物をするだろうなぁ,と思っていましたが,やっぱりやらかしました。帽子・三脚・それとレーダー探知機の3つです。まぁ,ないならないで,どうにかなるものばかりです。いや,レーダーは精神衛生上持っているにこしたことはありません。
 峠を下って少し行ったところにこんな看板を発見。思わずUターンしてしまいました。

 こげな具合なもんで,私はマス・ツーリングには不向きなんですなぁ。
 看板も小さいんですが,施設自体も小さいのか,こんな寂しく細い道を上がっていかなければなりません。
 「柴犬の里」に着きました。かなり新しい施設のようです。
 しかし,人の気配も犬の気配もありません。右に曲がると・・・。
 いましたいました,柴犬たちが。

 でも,残念ながら見学は午後からだそうです。まぁ今日は下見みたいなもんですから。職員の方に聞くと4年前からあるそうです。何度も通ったのに全く気付きませんでした。ちなみに帰ってから検索をしたら,ホームページを持っていました。

 「柴犬の里 高遊荘」HPへ
 久木野のあたりにも道の駅みたいな新しい施設ができていました。結構南阿蘇は今,旬なのかもしれません。ちなみにこのときは「新米まつり」が開催されていました。
 阿蘇を後にし,R325のループ橋を通って高千穂に向かいます。(地図
 高千穂からはR218で日之影町の青雲橋に向かいます。(地図

 道の駅青雲橋の手前で,感じのいい棚田が見えてきました。上まで上がれそうなので,ちょっと寄り道をすることにしました。
 棚田の上からの写真です。上からの写真じゃ「棚田」ということ自体,よく分かりません。棚田の写真は難しいです。上の写真は向こう側に見える橋の上から撮りました。
 またまた来ました道の駅青雲橋

 来るたびに買っていた合鴨カレーは値上がってしまったので,今回は休憩のみで立ち去ろうと思っていたら・・・。
 何と新製品ではありませんか!。しかも合鴨カレーよりかなりリーズナブルな450円!。これは黙って見ているわけにはいきません。初日のまだ午前中というのに,早くもお土産を買うことになりました。

 合鴨カレーは余り売れていないのか,かなりの数が並んでいました。(牛カレーの3倍くらいありました)
 青雲橋脇から五ヶ瀬川沿いの県道237に下ります。一見町の様子は以前と変わらない感じです。
 日之影温泉駅です。線路が砂利で埋まっているのが分かりますが,駅横の県道が冠水した跡があったので,このホームも水没したことでしょう。(地図
 駅舎の温泉自体は普通に営業していた模様。
 線路に下りると,駅舎前はこんな様子。線路の下の砂利どころか,土の部分まで削り取られています。目の当たりにすると,被害の大きさを感じます。

 ポインタを写真の上に移動すると,去年の駅の様子に変わります。
 駅前の県道を下流側に進みましたが,数百mほどで通行止めになっていました。ここの川岸から高千穂鉄道の鉄橋が見えました。
 高千穂鉄道の鉄橋ですが,線路の上に流木がたまっていました。ここまで水が来ていたってことですね。ここは橋自体は無事ですが,橋が流されたところが2カ所あるそうです。

 先に進めないので,崖上の日之影バイパス(R218)に戻り,二つ先の駅「日向八戸」付近で再び県道に下りました。
 県道に下りる手前の駐在所で「通行できない」ことは聞いていましたが,この滝と,川の様子を見に下りてきました。
 いやビックリ,見事な滝です。県道からすでに見えているので,ほとんど歩かずにこんな美しい姿の滝を見ることができるなんて,なかなかありません。岩肌を滑り落ちるのではなく,ほぼ滝壺までまっしぐらタイプの滝です。大分県院内の福貴野の滝のミニ版って感じでした。

 おすすめスポット 八戸観音滝
 滝のすぐ先で通行止めになっていました。道が崩れているのが見えたので,ちょっと見に行きました。
 半分以上が崩れています。

 日之影バイパスと川沿いの集落の行き来はできるようですが,集落同士を直接結ぶ県道は集落部分以外がほとんど通行止めになっている状態でした。

 この後,再び日之影バイパスに戻り,ひとつ先の槙峰駅へ三たび下りることにしました。
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