鶴御崎&六峰街道 1日目

  2005.4.28−29

九州最東端の岬 鶴御崎自然公園
2日目 ツーリングindex 禄太郎庵top
 今年のGWはズバリ去年のリベンジ!再び六峰街道を目指します。見晴らしのいいコースは晴天でないと意味がないので、予報をチェックの上、休みを1日前倒しして出発することにしました。去年は降水確率0%だったので、雨具を持たずに行ったのですが、雨に降られてしまいました。今年も2日間共に0%ですが、一応雨具を持参しています。
 六峰街道とセットになったのは4年前に行った九州最東端の鶴御崎です。佐伯に1泊した翌日の午前中に行ったので、逆光で余りいい写真が撮れなかったんです。というわけで、これにもリベンジします。

 出発は朝8時でしたが、気温がぐんぐん上がっていたので、ジャケットの下は半袖Tシャツ1枚です。山の方は少し寒くなるかもしれません。
 途中筑紫野I.C.付近で400VRとすれ違いました。ツーリングというより、通勤といった風体のように見えました。トランザルプは市街地でしか目撃出来ないのはなぜでしょう?。
 雲ひとつない快晴です。日田ファームロードの亀石山登山口にて。 (地図

 少々ひんやりするものの、重ね着をするほどではありません。
 山間部はまだまだ新緑の季節ではないようです。
 久住高原まで来ました。この道が好きなので、いつもこの部分はR442から外れます。(地図
 阿蘇五岳が見えていました。
 この後、R442に戻り、竹田へ向かいます。道の駅竹田で休憩の後、ルートから少し外れますが、道の駅原尻の滝に立ち寄ることにしました。ここはトランザルプというバイクと初めて出会った思い出の地なのであります。4年前のGW、奈良ナンバーを付けたトランザルプがここに停まっているのを見て、衝撃の一目惚れをしてしまいました。その4ヶ月後にはトランザルプ・オーナーになっていました。奈良ナンバーのトランは荷頃さんという方のバイクで、トランに跨ったまま地図を睨む姿が実に絵になっていました。荷頃さんとはその後広島でのミーティングできちんとお会いすることができました。
 荷頃さんのトランが停まっていたあたりに同じように停めてみます。感慨もひとしおです。何枚も写真を撮っていたので、周りにいた人はちょっと不思議だったかも。

 せっかく来たので、ついでに滝も見ていきましょう。
 人間同士の離合さえ困難な吊り橋の途中が最高のビュー・ポイントです。さすがに平日、無人状態の橋を撮影することができました。
 これが東洋のナイアガラです。九州のナイアガラくらいにしておいた方が謙虚でいいような気がしますが。大分のナイアガラと紹介しているサイトもあります。
 この時すでに30℃近くあったので、涼しげでよかったです。

 実はこの日、ツーリングマップルを忘れてきていたので、三重町の書店で購入。5年ぶりの更新ですが、新しい道があちこちに出来ているので、ちょうどいいきっかけになりました。
 野津町からR10で佐伯に向かいます。

 4年前にも思ったのですが、大分はこいのぼりのスケールがでかい!。
 佐伯までのR10は快適そのもの。

 佐伯で給油、昼食の買い物を済ませ、いよいよ鶴見崎に向かいます。
 鶴御崎へは佐伯から30キロちょっとですが、延々と海沿いの1.5車線を走るので、かなり長く感じます。今回は前回の帰りに通った鶴御崎トンネルを通って、海岸線の部分をちょっとカットします。(地図
 地図の通り、小さいですが、一直線のトンネルです。写真は鶴見町側。
 岬へはこのような1.5車線が延々と続きます。途中で写真を撮ったりしていると、1時間くらいかかってしまいます。
 去年の台風23号で県道が流出し、一時孤立状態となったというニュースは記憶していますが、このような工事箇所が何カ所もありました。修復プラスで補強もしているのでしょう。海沿いでガードレールなしは結構怖いです。
 最後の漁港の先から、道は海岸沿いを外れ、山側に登っていきます。
 上りの途中にある「段々展望所」というところから、元ノ間海峡を挟んで大島がすぐそこに見えます。
 海峡の幅は600m。海峡の両側の潮位は最大で2mも差が出来るらしく、潮の流れが速くなるという説明通り、白波が立っていました。
 ここの分岐から右へ上がると鶴御崎へ向かいます。ここから一気に高度が上がります。
 登り切ったところ。向こうの島は大島。

 この先に入園ゲートがあります。
 一番上に料金所があり、「自然保護協力金」300円を払います。
 料金所を過ぎると、灯台が見えてきます。
 灯台下の駐車場に着きました。ここから灯台までは徒歩ですが・・・
 貸し切りなので、突入しちゃいました。よい子のみんなは真似しないでね。
 灯台の裏手からやせ尾根状態の部分を降りていくと、いよいよ「九州最東端」です。
 ものすごい眺めの場所があります。このサイズの写真でも高いところが苦手な人はゾクッとするのでは?。
 最東端の碑というか、柱です。結局午後に来ても光線具合は(この場所に関しては)良くありませんでした。さらに、この柱と一緒に撮ったはずの写真はセルフタイマーの失敗のため、ボツになりました。

 それにしても、「九州最東端」って何とも中途半端です。長崎にある「最西端」は一応「本土最西端」ですから。それでも本土最西端よりも、九州最東端の方が観光地としてはメジャーです(これでも)。
 最東端の柱よりも東側に10歩くらい行った、本当の最東端にて記念撮影。

 去年最南端の佐多岬に行ったので、九州での残りは最北端だけです。検索してみると、立ち入り禁止区域なのか、難易度大などとあり、画像はどこにもありません。地図では道はあるようですが。
 灯台のところから料金所の方へ少し戻ったところに、展望デッキへの入り口があります。ここから山道を5分少々。
 軍事施設があった場所なので、このような防空壕跡が途中にあります。
 展望デッキへの最後の階段です。
 階段を上がりきったところにも軍事施設らしきものが。中に入ってみると・・・。
 中はこんな感じ。天井は低く、高さ2mあるかないかくらいでしょう。
 外から見るとこんな感じ。
 上から見るとこんな感じ。観測所跡だそうです。
 ここが展望デッキです。展望自体は途中の道からでもあんまり変わりませんが、開放感は抜群です。

 3時半くらいだったので、これなら日没までに延岡までたどり着けると思い、あわただしく岬をあとにします。
 また半島の長い道のりを引き返すわけですが、帰りはここから山側に上がり、山の上の部分を通る林道を通ってみることにします。林道への分岐はすぐに現れます。
 ここで右に入ると約10キロ舗装林道が続きます。展望がいいって紹介されてましたが、どうでしょう。(地図

 左にそのまま登っていくと、半島の南側小浦というところに出ます。実際に通ってはいませんが、距離と時間短縮を求めるのであれば、小浦経由が最短ルートのようです。(地図
 典型的な舗装林道です。尾根の南側も一部通りますが、北側の方を多く通ります。
 ところどころに展望がきく箇所があります。岬側の眺めがいいです。 
 お決まりの崩落箇所もちゃんとありました。全長約10キロで、出会った車輌はなしでした。岬に向かうなら、往復のどちらかで通ることをお勧めしますが、4輪ではちょっと厳しいかも。

 このあと、鶴御崎トンネルへと戻り、R388を蒲江方面に向かいます。
 蒲江に近づくと国道はこんな状態になり、集落の真ん中を通ります。
 道の駅かまえでちょっと休憩。最新版のツーリングマップルに載ってなかったので、新しい施設なのかと思ったら、今年の2月末にオープンしたばかりでした。
 この周辺は静かな入り江が続きます。実にのどかなムードです。
 このあと、R388は山側へ曲がるので、海沿いの県道122を進みます。最後は時間短縮できそうな「ふるさと林道」という道を通りましたが、なかなかいいルートでした。峠部はトンネルで一気に抜けられます。
 「ふるさと林道」は眺めもなかなかのものでした。
 ふるさと林道を下ってきたところ。すでに宮崎県に入っています。日もかなり傾いてきています。
 このあと道の駅北浦で小休止。着いた途端に売店の電気が消え、戸締まりが始まったと思ったら、18時までの営業でした。一人の店員さんが去ったあとは、貸し切り状態になってしまいました。
 その後もR388を快適に流し、延岡に着きました。さすがに旭化成の街、ここの通りは「レーヨン通り」という名前です。

 この後、約20分の宿探しの結果、きれいで安くてコンビニが近く、さらにはバス・トイレが別、冷蔵庫ありという、格別な物件を掘り出し、ちょっと嬉しくチェックインしたのでありました。

 本日の走行距離 374キロ。
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