鯉喰い&マイナー名所探し in佐賀 その1

2006.7.16

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 海の日がらみの3連休は広島の三段峡に行くつもりでしたが,予報が思わしくないため,中止にしました。どうしようか,と思っていたところへ,佐賀の清水へ鯉料理を食べに行くツーリングをyamamenさんが企画していることを知ったので,便乗させて頂くことにしました。今回は初めてヨメとタンデムで参加です。日頃は休日に早起きをしないヨメですが,このようにグルメが絡めば早起きも苦ではないようです。

 7時半過ぎに出発したのですが,セルモーターがほとんど回りませんでした。どうにかエンジンはかかったものの,バイクを動かすのはほぼ1ヶ月ぶりです。ただ,以前からバッテリーは弱っていましたし,もう限界のようです。今回のコースは平坦路がほとんどないので,いざというときでも「下り坂慣性押しがけ」でしのげるでしょう。

 集合場所のコンビニには1番に到着。間もなくyamamenさんが到着。5分程すると,OhIkeさんがキビキビとしたバイクさばきで颯爽と登場しました。OhIkeさんとは今回初めてお目にかかります。簡単に挨拶を済ませて,たいようさんとの合流地点である道の駅大和へ向かうのですが,今から越えていく背振山系には怪しすぎる雲が大量にかかっています。まー降ってもにわか雨でしょう,と走り続けていましたが,峠を越えたあたりから降り始め,その後しばらく雨宿り。新品タイヤのOhIkeさんはかなり滑りやすかったそうです。
 道の駅大和(地図)で,今回参加の全員が揃いました。たいようさんの余りの普段着ぶり(バイクウェア・シューズ等一切なし)にも驚かされましたが,今から鯉を喰いに行こうという矢先にソフトクリームを買ってきたyamamenさんにはもっと驚かされました。
 最初の目的地,雄淵雌淵へ向かいます。地元民である我々(私とyamamenさん)にとっては「何てことない」所という認識なんですが,5月に佐賀ツーリングに来られたななさんが大絶賛,しかもイチバンの名所とまで評されていたので,その良さを再発見しようと,気合いを入れて向かいます。
 雄淵雌淵に到着(地図)。今回は珍しく他にも観光客がちらほら見られました。これは,ななさんが絶賛したための現象なのか?。

 私は先に滝を見に行っていたのですが,冒険3人組はどんどん奥地へと進んでいました。何でも鮎が跳ねていたとか。
 すぐ近くにある雄淵の滝です。この周辺は明らかに気温が低く,気持ちよかったです。この日は水量が多く,なかなかの迫力でした。滝は水量が命です。
 右側に階段があるので,上の段の滝を見に行きました。
 これが上の段の滝です。

 この後,突然の大雨に襲われ,しばし雨宿りを。5分程度で日の光がさんさんと差してきました。

 少し早いですが,清水へ向かうことにしました。ここからはK.44の1本道なので,フリー走行と相成りました。大方の予想通りOhIkeさんはたいようさん共々,1つ目のカーブの先にはもういませんでした。今回はタンデムなので,yamamenさんとの間も次第に広がっていき,ついには姿が見えなくなってしまいました。いいんです,必ず次のポイントで合流できるはずですから。
 清水の鯉料理街に到着です(地図)。まだ時間があるので,先に滝見物に行きましょう。初めての人は清水観音経由で,ベテランの私は直行コースで向かいます。
 途中,料理屋の軒下にツバメの巣を発見。こんな時期でもまだかわいいヒナがいるんですね。
 ショートカットをしたので,一足先に清水の滝に到着。3回目ですが,こんなに水量が多いのは初めてです。ポインタを写真の上に移動させると,2年前の画像に変わりますので,比べてみて下さい(ちなみに前回来た時のレポはこちら)。これだけ水量があると,天然のクーラー効果は抜群で,実に気持ちがいい!。夏は滝に限るなぁ,と実感できる瞬間です。

 さぁ,いよいよ,本日のメインである,鯉料理へと向かうのでありました。
 今回のお店は牧師さん御一行の絶大なる評価を受けた清水屋です。全てyamamenさんによる手配です。お世話になります。

 この大皿で鯉のあらい2人前。本物を目の前にすると圧倒されますね。
 氷の下に薄作りの身があり,その下はキャベツの千切りです。5月の佐賀ツー参加の皆さんがレポに書かれていた通り,さっぱりしているので,どんどん食べられます。こんなに美味しいとは驚きました。今まで何度も近くを走り回っていたというのに・・・。この日は観光客がかなり多く,お店も繁盛していたようです。

 この後,ごはんと鯉こくが登場しましたが,どちらもすごい量でした。量だけでなく,味も良かったです。濃厚ですが濃い味ではないという,美味しさが詰まったものでした。具は鯉と玉ねぎだけというのも意表をつかれました。yamamenさんは大好きな鯉こく食べ放題状態でした。

今度は別の店に行って,どんな違いがあるかを楽しみたいと思います。
 食事の終盤にまたもや大雨が降り始めました。また今回もすぐに止みましたが,時々ザーッと降るおかげか,予想最高気温ほどの暑さを感じずにすみました。

 この後,江里口の棚田へ向かいますが,一番たくさん鯉を頂いたyamamenさんに鯉の神様が少々の居残り運動を課されました。食後にあの石段はかなりこたえたことでしょう,大変お疲れさまでした。
 江里山の棚田に向かいます。相変わらず山の方は怪しい雲がいっぱいです。降られても長続きしないので,あんまり心配ではないですけどね。
 江里山地区を見下ろせる場所から全景を。なかなか規模の大きい棚田なんですが,美しく見渡せるスポットがないのが残念。写真を上手に撮る人なら,こんな場合でもいい写真を撮るんでしょう。響さんがここに来たら,どんな写真をとるんでしょう。彼岸花の季節が凄いらしいので,その頃いかがですか?。
 江里山には「甘露水」というわき水もあります。冷たくて美味しい水でした。yamamenさんはこの後のコーヒーブレイクの準備のため,水を汲んでいます。
 コーヒーの前に,棚田を見渡せるスポット探しのため,周辺をうろうろしてみました。のところがコーヒーブレイクの会場です。遠いようですが,手を振ったら見えるくらいの距離です。

 なかなかいいポイントは見つかりませんでしたが,代わりに「七曜の滝」という案内板を発見。当然突入!。

 民家の脇から入り込むという分かりづらさでしたが,今回はマイナー名所探しという目的もあるので,行かねばなりませぬ。
 1〜2分歩くと,いい感じになってきました。先の展望台まで行けば次の展開があるだろう,と観光客を帰さない見事な戦略です。
 その展望台からは,さらに先(上)の滝が見えてきます。さらに遊歩道を進みます。
 これが下の段の滝で,
 これが一番上の滝です。全く想定していなかっただけに,見事なマイナー名所発見に大喜びの禄太郎です。

 いかん!深入りしすぎてしまった!。さっさとコーヒーブレイクの会場に戻らねば。
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