佐世保周辺ちょこっと旅 その1

2006.8.11-12

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 昨年,一昨年と続けて行った嬉野温泉夏まつり。今年はどうしようか,と少々迷ってはいましたが,佐世保の自衛艦見学と新西海橋見物とをセットにして,行くことに決めました。暑さで煮えてしまわないように,今回は車での移動です。

 出発当日,福岡では昼前後から断続的に激しい雷雨が降っていたので,心配しつつも出発。仕事を終えたヨメを拾って,そのままR385を南下,東脊振I.C.から高速で嬉野に向かいます。佐賀市から西側は全くと言っていいくらいに降った形跡がありませんでした。これなら大丈夫でしょう。

 嬉野到着は19時。いつもより少し(20〜30分)遅れたので,駐車場にギリギリセーフで入れました。
 恒例の花火前のイベント。大きく外した去年と違って,今年はなかなかです。去年に引き続いての大道芸,サイモン&ガーファンクルのコピーバンド「J-Parkers」,オールディーズバンドのThe Hangersの3組です。

 写真はThe Hangersですが,このバンド演奏も歌もかなりのハイレベルです。是非来年も呼んでもらいたいところです。ひとつ前のJ-Parkersも悪くはないのですが,トークで盛り上げる技を身に付けて欲しいものです。
 今年買ったDimage A1で,どれほど花火の写真が撮れるだろうか,と三脚まで準備して臨みました。結局のところタイミングが難しいわけですが,そんな中でも見られるのが数点だけありました。
 花火の種類にもよりますが,シャッタースピードはあんまり遅くない方が(0.5〜1.0sec)いいようです。2〜3sec露出すると違う味わいになるようですが,明るくなりすぎるため,絞りの調整が必要になります。花火は難しいし,奥が深いようです。

 名物の二尺玉は,何度見てもすごい迫力でした。ただ,今年は3回目で,その迫力にちょっと慣れてしまった自分を感じました。二尺玉の様子は動画に収めてみました。空一杯に広がる二尺玉を数センチ角の画面で見ようっていうこと自体が間違っているかもしれませんが。

 二尺玉の動画(1.4MBです) (右クリック − 「対象をファイルに保存」 してから再生してみて下さい)
 翌日は,まず自衛艦の見学へ。

 十分に下調べをして行ったのですが,わかりにくいところでした。佐世保駅の方から行くと右折では入れませんし,小さな案内板しかありませんでした。米軍はどーんと構えているというのに,自国の自衛隊がこんな場所とは・・・。

 ちなみに,今回の見学のきっかけとなったのは,響さんのブログのこの記事です。
 入り口で住所・氏名などを記入し,見学許可のカードをもらいます。自衛官の方は皆さん実に礼儀正しい方ばかりです。
 今日の見学艦は「あぶくま型護衛艦」のうちの一隻である,「おおよど」です。
 左が「おおよど」で,右が「とね」。同型艦のようです。一旦「とね」に乗り込み,奥の「おおよど」に乗り移るわけです。
 中央部に乗り込むと目の前にあるのが「アスロック・ランチャー」。

 ロケット一体型の対潜魚雷を発射し,パラシュートで着水の後はホーミング魚雷として目標のスクリュー音を追うんだそうです。見ての通り8連装です。

 「沈黙の艦隊」を読んで以来,にわか(なんちゃって)軍事マニアもどき状態なので,作品中に出てくる用語が解説文に出てくるだけで,ミーハー的にときめいてしまう単純な私でありました。
 甲板上を船尾方面へ移動します。

 見学者は20名くらいでした。親子連れがほとんどでした。
 船尾付近にあるのがこれ,艦対艦ミサイル(SSM)です。通称ハープーン・ミサイルと呼ばれる全天候型ミサイルで,命中率は95%だとか。
 そのすぐ後ろにあるのがこれ。対艦攻撃ミサイルに対して,最終防御の役割を果たす高性能20mm機関砲です。毎分なんと3000発!。でっかい機関銃ですね。これでミサイルに歯が立つんでしょうか?って思ってしまいます。
 船尾付近の様子です。

 今度は船首方面へ移動します。
 通路脇に置いてあるのがこれ,水上発射管です。甲板上から高圧空気で対潜魚雷を発射する装置です。着水後はホーミング魚雷として,目標に向かうとのことです。
 さらに船首方向へ進みます。
 よく分かりませんが,連絡(通信?)用機器とホワイトボードです。ホワイトボードには午後の「日課」として,「クリーニング出し」と書いてありました。他に日付,当直,当番,天候,月齢などを記入する場所がありました。
 見学は甲板上のみなのですが,途中にあった小さな窓から中が見えたので,覗き込んでしまいました。会議室でしょうか?。他の窓は全てカーテンがしてあったのに,ここだけしてなかったのはなぜ?。
 通路上には小型ボートもありました。救命用ゴムボートとは全く違うので,それなりの役割があるのでしょう。
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