対馬・壱岐ツーリング 1日目その1

2006.10.8

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 秋の1泊ツーリング、今回もどこに行こうかと頭を悩ませていました。1泊で行けるエリアは四国以外大体行き尽くした感があるので、大分エリアあたりを1泊してじっくり回ろうかとも思いましたが、春に行った出雲同様に1泊では無理だと思われた対馬にチャレンジすることにしました。今後行く機会がどれほどあるかわからない対馬ということで、今回はヨメも同行することになりました。1泊ツーリング初のタンデムなのです。
 対馬へ行くにあたって、対馬観光物産協会などのサイトで予習をしたわけですが、そこでこのパスポートの存在を知りました。300円分の小為替を送ると届きます。フェリーや対象の宿泊施設や土産店、食事処での利用料金が1割引になります。片道でもフェリーで利用すれば元が取れるというわけです。

 送られてきたパスポートの裏面には有効期限が印刷されていました。
 有効期限 2002年4月1日より2007年3月31日まで(5カ年間)
私の場合、手にしたのが2006年9月なので、残りの有効期限は6ヶ月しかありません。もしこの秋に天候の状況などで行くことが出来なくなった場合、来年の大型連休ではすでに期限切れになってしまいます。その旨を問い合わせるメールを送りましたが、協会からの音沙汰はなし。抗議をしようとも思いましたが、期限中に使えないことが確定してからでもいいか、とこちらも放置することにしました。

 壱岐にも同様のパスポートがありますが、こちらは近々廃止することが決まっているようです。おそらく対馬も同様に廃止なのでしょう。だったら発行の時点でそう説明してくれたらいいのに。ま、今回フェリー(2回)・宿・食事で利用出来たからそれで十分です。
 最も時間を有効に使うためには夜行のフェリーで移動するのが一番です。博多港を0:15発のフェリーに乗るわけです。自動二輪は出航50分前に乗船手続きをするらしいので、少しゆとりを持って22:30に出発しました。23時前には港に着きましたが、乗船待機の場所ははっきりしていないし、車両用と人間用のチケット受付が1Fと2Fに分かれているなど、常連以外には非常にわかりにくいフェリー乗り場でした。係の方の説明不足もあり、ずいぶん1Fと2Fを往復させられました。
 フェリーでしっかり眠れる自信がなかったので、豪華に1等を利用することにしました。写真は1等専用のラウンジです。誰もいませんでした。
 1等船室ってもっと豪華なイメージがありましたが、この船の場合は「小さく仕切られている2等」ということでした。個室ということも確定しておらず、利用者が多い場合は相部屋になるそうです。この日は対馬までこの4人部屋を貸し切りで利用することができました。あと、2等の場合は毛布はオプションですが、1等は標準装備です。
 先程のラウンジから外のデッキに出ることができます。出航前に港の様子を撮影してみたところ、思っていたよりきれいに撮れていました。

 壱岐を経由して対馬まで約5時間。この日の午前中まで波が高い状態だったので揺れは覚悟していました。酔い止めの内服液を飲んで備えましたが、そんなに揺れはありませんでした。それでも慣れないフェリーでしっかり眠ることは出来ません。
 このフェリーは5時に厳原に着いて、すぐに下船するか、そのまま7時まで船内で仮眠をとった後に下船するか選べます(その途中での下船は不可)。港に入ってからは音も振動も少なくなるので、航行中よりは眠りやすいはずですが、私はあんまり眠れませんでした。ヨメはぐっすり眠っていました。
 対馬に来たからには1日で全部まわるぞぉ〜という、いつも通りの欲張りプランです。北のフェリーターミナルがある比田勝まで91kmもありますが、夕方までには厳原に戻れるでしょう。(地図

 対馬にはコンビニがないので、食料は確保しておくべき!と対馬出身の方に助言を頂いていましたが、今日の宿の近くにはコンビニがあるらしく、そこまで慎重にならなくくても、どうにかなるだろうと思っていました。フェリーターミナルの売店で菓子パンを売っていたので、一応買っておこうかとチラッと思いましたが、「ま、まだいいや」と出発したことを後で後悔することになるとは・・・。
 厳原の中心部は賑やかで、ちょっと離れても郊外店が建ち並び、離島という感じが全くしません。人口は全島で4万人足らずとは思えません。

 さらに郊外に行くと、そば畑があちこちに広がっていました。これはこのエリアだけでなく、島全体でかなり見られました。
 下島と上島をつなぐ万関橋です。思っていたより大きくはありませんでした。(地図)
 ヨメはまだ半分眠ったような状態です。出発前日まで過酷な仕事スケジュールだったので、疲れが抜け切れていないのかもしれません。フェリーで起こされてすぐ出発ですから仕方ないでしょう。
 橋の中央部から下を見ていると船が通っていきました。両岸の距離は本当にわずかなものです。
 比田勝までの往路は東側のK39を選択します。先に見えるガソリンスタンド手前から右折です。(地図)
 K39は山がちな海岸線を走るルートのセオリー通り、小さな漁村と山道を繰り返すのどかなルートです。カーブはゆるめなので、快適に流せます。

 K39に入ってから、後ろのヨメの挙動がいよいよ怪しくなってきました。いきなりグッとタンデムベルトを掴んだり、後頭部に頭突きをしたり、目覚めるとは逆の方へ進んでいるようです。本気で厳原に連れ戻そうかと考えましたが、「大丈夫だから」を繰り返すので、後ろにも気を付けつつ、比田勝方面を目指すことにしました。
 2車線の部分もあれば、1.5車線もあります。

 ツーリングライダーは皆無です。大型のバイクは珍しいのか、子供たちと遭遇すると必ず「じぃ〜っ」と凝視されます。これもこのエリアだけの話ではなく、島を一周してみてずっとそうでした。ツーリングしている様子の人を見ることはなく、バイクといえば地元の人が乗っている原付くらいでした。
 「ツシマヤマネコに注意」の標識です。こんな里にまで現れるのでしょうか?。
 K39で一番どかぁ〜んと走れたエリアです。途中狭いところもありましたが、道路はよく整備されていると感じました。特に見物するポイントもなく、順調に比田勝に近づいていきます。順調、と言っても、相変わらず頭突きは続いておりますが。
 東海岸ルート初の観光スポット「琴の大銀杏」です。K39沿いにあるのでわかりやすいです。(地図

 幹の根元部分が裂けていて、黒く焦げていたので「何でかなぁ?」と思ったのですが、案内板によると一度落雷を受けて幹が裂けたそうです。それでもその後復活したという、今で言うところの「ど根性銀杏」というわけです。
 大銀杏がある琴の集落を過ぎると、しばらく山中のルートが続きます。山中と言ってもアップダウンはそんなにはありません。写真は渓流沿いのルートですが、高低差がないために水はほとんど流れている感じはありません。ただ、このあたりは紅葉がたくさんあり、対馬で一番の紅葉スポットという看板が出ていました。なかなかいい感じの場所でした。
 再び海沿いに出てきました。川のようですが入り江です。水面に山がきれいに映っていたので、思わずUターンして撮影しました。時刻はまだ9時ちょい。対馬は長い島と構えていましたが、余裕のスケジュールって感じです。

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