対馬・壱岐ツーリング 2日目その2

2006.10.9

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 猿岩から郷ノ浦へ行く途中、壱岐ではあんまり見られない、上から海を眺められる展望所がありました。対馬ならこんなところいくらでもありますが。

 その後、郷ノ浦の「うにハウス」という食堂を目指しましたが、ツーリングマップルに記載されている地点には影も形もありませんでした。これも全く予習なしだったので、確実にうにめしが食べられるであろう、食堂「はらほげ」まで移動することにしました。

 帰ってからわかったのですが、うにハウスの位置はツーリングマップルに記載されている場所から少し離れたところにあるようです。位置のズレは今回2回目ですツーリングマップルを過信せず、予習しておくことの大切さを実感しました。
 猿岩を出てすぐにガス欠状態となり、リザーブへ切り替えました。今回給油の必要は全くないと思っていましたが、対馬での走行が思ったより長かったのと、タンデムでの山道走行が多かったせいで、思ったより早くガソリンが減っています。このまま島内を走り回る分は心配いりませんが、帰り着くまでのガソリンは残っていません。だからと言って、ガソリン価格日本一の長崎県、しかも離島での給油となるとかなりの高額のはず。そこで、唐津までのガソリンだけを給油しておこうと考えスタンドに向かい、500円分のみ給油してもらいました。3.13Lでしたから、\160/Lですね。この時九州本土では\135/Lくらいでした。
 お食事前に、こちらも超メジャースポットである「はらほげ地蔵」を見物します。(地図)

 前に来たときは(15年くらい前)、こんなに整備されておらず、ただ海のところにお地蔵さんがいるってだけでした。
 超メジャーなんですが、冷静に見たらただのお地蔵さんなんですけどね。

 満潮時にはおなかの部分まで海に浸かるので、お供えものを格納するために、胸の部分がえぐられているそうです。お供えもののため、とは言え、お地蔵さん自体を削っちゃうっていうのはどうなんでしょう?。横に供え物乗せを設置するというアイデアはなかったのでしょうか?。

 まぁ、それがあるからただのお地蔵さんではなく、有名になったんでしょうけどね。
 お地蔵さんからすぐのところに食堂「はらほげ」があります。前回の団体旅行でもここで昼食でした。

 今回6台のバイクで9人という若者グループがいました。バイクはカブ、CB750、SR、忘れたけどオフ車とバラエティ豊かでした。主目的は釣りというグループのようでした。
 このグループ、注文の時「クーポン券、使いまーす」って店員さんに言ったところ、「クーポンは、食後のコーヒーのサービスになってます」と言われ「やったー」って喜んでいました。クーポンとか知らない私らにも、他のお客さんにもコーヒー(インスタント)は出てきてました。きっとクーポン使ったら、本物のコーヒーなんだろうなぁ。
 大体、到着したときも、バイクを停めた時点で店員さんが表まで出てきて「2名様ですかぁ〜、こちらにどうぞ〜」って入り口のドア開けてずっと待ってるんです。グローブ外したり、ヘルメット掛けたり、地図を取り出したり、バイク乗りは色々大変なんですよ。ゆっくりさせて下さい。上の写真も本当は入る前に撮っておきたかったんですが、急かされていたので、帰りに撮りました。

 写真はウニ丼(炊き込みご飯式)です。800円也。なかなか美味なり。
 こちらは生ウニぶっかけ丼。1900円也。刺身と小鉢が付いています。こちらはどこのウニ丼と比べて何ら変わるものではありませんでした。一応、名物は押さえておかないとね、という確認の意味で注文したようなものです。

 ちゃんと下調べしておいて、今回は別の店でウニ丼食べたかったなぁ。でも、仮にウニハウスに行けていたとしても、そこも観光客向けでしょうから、大差はなかったような気もしますが。
 帰りのフェリーまで時間があったので、近くにある左京鼻というところに行ってみました。海沿いの気持ちのいい道を進みます。
 波の音は激しいですが、広々として気持ちのいいところでした。もちろん景色は最高です。(地図)

 ちなみに、今日のヨメはずっと元気です。頭突きなしです。フェリーの中でも少し眠っていたのがよかったのかもしれません。
 東映(東宝?)映画のオープニングを思わせるような、岩にぶつかる波しぶきの連続です。見た目もそうですが、音の迫力が凄かったです。
 先端部にはお稲荷さんがありました。
 広々とした草原状のところです。寝っ転がったら気持ちよさそうです。
 大体気が済んだので、16時のフェリーで帰ることにしました。師匠のところに1時間くらいお邪魔したので、今回の壱岐観光にかかった時間は、大体3時間っていうところです。バイクならあっという間です。呼子航路を使えば、日帰りも十分可能です。ただ、対馬ほど走り甲斐はありません。それでも佐賀や福岡からバイクで来ている人は結構いました。

 印通寺のフェリー乗り場(地図)へ向かう途中、吉野ヶ里遺跡みたいなものを作っている現場横を通りました。こういう古代の建築物を、現代の重機を使って建設している様子は何とも奇妙でありました。
 印通寺のターミナルは現在工事中で、仮の建物になっていました。結果的にここも30分前でも十分でした。待合所にはテレビがあるのですが、気になるプレーオフ第1ステージの最終戦ではなく、どーでもいいような番組が流されていました。長崎県人にはホークスへの関心はそんなにないのかなぁ、と思っていましたところ、ちょっと感じのいいおじさんが、売店のおねーさんとなにやら話し、それから待合所にいる人々に「ちょっとチャンネル変えますねー」と野球中継にしたんです!。

 思わず二人で拍手をしてしまいました。しばらくテレビ観戦していると、ホークスに逆転のチャンスが!。ここで車両積み込みとなり、私はテレビから離れましたが、その間にズレータの逆転3ランが飛び出していました!!。ヨメが興奮状態で船に乗り込んできたのは言うまでもありません。
 フェリーの中にもテレビがあったので、野球観戦を続けていました。ここでも皆さんの関心は意外に低いようで、私たち以外の方は本を読んだり、眠ったり、ゲームをしたり、そういう感じでした。もう一つの部屋では、若い人を中心に、熱心にテレビを見ている人がいました。

 1時間10分の航路でしたが、結局フェリーの中でゲームセットの瞬間を目にすることができました(途中はほとんど音声のみで画面は砂嵐でしたが)。
 見事に(奇跡的に)第2ステージへの進出を果たした余韻に浸りつつ、外に出てみると、加部島の牧場が見えました。普段とは逆の位置から眺めているわけです。

 ポインタを写真に乗せると、島側からの景色に変わります。
 呼子港に着く頃にはかなり日も落ちてきて、なかなか見事な夕景を見ることができました。これが旅亭新やの女将さん小宮典子さんが毎週ラジオで言っている、「呼子湾に沈む夕日を眺めながら・・・」ってやつなんですね。宿からの眺めも見事でしょうが、船からのアングルもなかなか見事でした。

 フェリー下船後は海産物直売所で少々買い物をして(対馬でも壱岐でも何にも買ってない。ヨメがどんぐりと松ぼっくりを拾ったのみ)、自宅へ向かいました。壱岐での3Lが効いて、唐津でリザーブとなったため、そのまま給油をせずに自宅まで帰り着きました。

 2日目の走行距離は132km、2日間の総走行距離はきっちり400kmでした。
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