基幹林道と広域農道をつないで阿蘇を走る その1

2007.8.18

その2 ツーリングindex 禄太郎庵top
 基本的にツーリングに関してはオフ・シーズンなんですが、先日猛暑の中400km超えのツーリングを果たし、しかも意外に疲れなかったのをいいことに、「盆休み中にもう一度走りに行こう」という気分になっておりました。

 そんなタイミングで申し込んでいたETC車載機が届いたので、早速動作テストをするために出かけることにしました。行き先はもちろん涼しいはずの久住・阿蘇方面。今回はとても久しぶりに走るコースと初めてのコースをつなぎ、特に目的地もなくひたすら走ることにしています。
 アンテナ一体型の車載機です。カミさんの車(軽)で登録してあります。当分の間高速を利用する予定がないため、やむを得ず動作確認はバイクですることになってしまいました(言い訳)。

 軽自動車登録のETC車載機を二輪車で使用することはとても悪いというほどのことではないようですが、決して好ましいことではありません。自分の責任においてやっちゃって下さい。

 ○印のカード取り出しボタンは軽く押す程度でカードが出てきてしまいます。タンクバッグの中で手前側に滑ってくるとカードが外れてしまう恐れがあります。走行中はカードの確認ができないため、対策が必要です。
 対策、というほどではありませんが、電源ケーブルにループを作り、車載機が手前側に動かないようにしました。

 セッティングに関してはこれでいいはずです。ただ、ネット上の記事によると、タンクバッグ固定用のマグネットの磁力が影響するとか不安を煽るようなものもありますが、タンクバッグに入れていた無線機でも送受信できていたことを考えると「んなこたぁないだろ」と判断し、いざETCデビューへと向かいます。
 ETCの通勤割引を利用するため、8時に出発。出発が早い分には構わないのですが、遅くとも9時までには高速のゲートを通らなければならないため、途中での給油などを考えると遅くともこのくらいには出発した方がいいでしょう。

 九州自動車道の前に都市高速に乗るため、ここのゲートでETCデビューです!。ちゃんと通信できるか不安で一杯なので最初は超低速でゲートインしよう、などと考えつつ入口に向かうと・・・

 ETCレーンに車の列が!

 先頭の車がトラブったようで、6〜7台がゲート通過を待っています。仕方なくその後ろに並び、順番を待ちます。ほどなく先頭車が走り出し、それに続いて並んでいた車が連なってゲートを通過していきます。私も続きましたが、

 ゲートが開くところが見られませんでした!

 しかも、前の車との距離がほとんどなかったため、ちゃんと通信できているかどうかも定かではありませんが、その時

 「料金は570円です」

 という女性の声がタンクバッグから聞こえました。中途半端な感動でした。でも、すぐに太宰府ICでのETCレーンがあります。気を取り直して太宰府ICに向かいますと・・・

 再びETCレーンに車の列が!

 単に車が多くて詰まっていたようです。またもや開きっぱなしのゲートを通過いたしました。
 いつもは朝倉ICで下りて下道で日田へ向かうのですが、今日はETC割引があるので、強気に日田ICまで高速を使ってみました。朝倉で下りるより20分程度は短縮できました。

 で、ようやく目の前で開くゲートを拝むことができました。3つ目のゲートでやっとですから、何となく色あせた感動を味わった気分でした。憧れの小市民的感動は実感できないまま日田一品街方面へ向かいます。
 いつもは日田からファームロードなんですが、今日はR387の兵戸峠ルートを走るので、珍しくR212をそのまま南下してみます。ファームロードがメジャーになったせいなのか、以前ほど交通量は多くない気がします。このルートは多分2003年9月のツーリング以来となります。道の駅おおやまは初めて見ました。
 下筌ダムの先からR387にスイッチします。このルートは2004年8月以来です。夏場でも快適に走れるルートですが、さすがに出発が遅かったのでそうでもありませんでした。気温表示は28℃でした。

 兵戸峠を菊池まで下り、県道45号で阿蘇方面へ少しだけ走ります。そこから右折して大規模林道で二重の峠へ向かいます。
 入口が分かりにくいせいか、走りやすいいいルートの割には車やバイクを見かけることがあまりありません。
 県道45号から入ってすぐはこんな感じですが・・・
 ちょっと走ると快適な大規模林道になります。

 写真では激走ルートみたいですが、実際はカーブがきついファームロードという印象です。しかも道ばたに作業車が残したと思われる砂利が散らばっているところがかなりあり、かなりびくびく走りました。ここも2003年以来です。
 途中に四季の里旭志という温泉施設があり、そこで小休止の後、陽の原キャンプ場方面へ伸びていく大規模林道をさらに進んでいきます。
 大規模林道の終点は県道23号との合流部です。ここから県道23号を東へ登っていけば二重の峠に出られます。

 しかし、ネット上での情報では大規模林道がミルクロードまで延びているとのことでした。県道23号を登ってすぐに新しい基幹林道の入口はありました。ちょっと遠回りになりますが、これは是非とも走ってみなければなりません。
 はは〜ん、ちょっと前にニュースでよく聞いていた緑資源機構の作品なんですね。しかもここは松岡氏の地元である阿蘇。何かテレビで地元に不要と思われる道路建設があったとか言っていましたが、この道路のことなんでしょう。
 さすがに新しい道路だけあって路面もきれいで快適に流せます。

 この林道は大津から上ってきたミルクロードへ出てきます。同じ二重の峠に出るのなら県道23号でも問題ありませんが、道が狭いので、大型の四輪車はこの道があると助かるでしょうね。無いよりあった方がいいでしょうが、無くても困らない類の道路と言えるでしょう。
 日田ICから二重の峠までのルートです。
 二重の峠からミルクロードをやまなみハイウェイへ向かいます。
 少々かすんでいますが、今日の阿蘇は実にいい天気です。非常に暑い日でもあるんですが、外輪山の上は割と快適に流せます。

 大観峰は素通りで、やまなみハイウェイに出たら、いつもは右折し、エルパティオ牧場から左折して産山牧場方面へ向かうのですが、今日はやまなみに出たところを左折します。最近初めてその存在を知った農免農道を目指します。
 入口はすぐにわかりました。

 「小柏地区農免農道」です。
 エルパティオ牧場からのルートもたまらなく快適ですが、こちらもなかなかどうして凄い快適さです。
 さらにはこのルートにはヒゴタイ大橋という名物があります。ついに本物を拝むことができました。

 この農道は産山牧場のほぼ正面に出てきます。

 ここまで時間的には大体予定通りで、昼ちょい前です。予定通り道の駅波野で蕎麦を頂くことにしましょうかね。
 道の駅波野での昼ご飯と言えば、ほぼ例外なくこれなんですが、今回は「期間限定」という言葉にコロッとやられてしまいました。
 道の駅波野には以前から「そばコロッケ」というものがあり、非常に気になっていました。「今日はそばコロッケを食べるからざるそばにしとこう」と決意して来たこともありますが、その時はそばコロッケ完売でした。

 そんなこともあり、このメニューは非常に魅力的に映ったわけです。

 で、感想です。
 そばコロッケ自体は「ふ〜んなるほどねぇ」くらいのものでしたが、カレーの方が意外にも私好みの「給食風」でした。このレポートがアップされてから、あと10日間ほどはメニューにありますので、気になる方はお早めに。

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