涼を求めて水場を巡る その2

2007.7.28

白水ダム・白水の滝・円形分水
その1 ツーリングindex 禄太郎庵top
 県道8号は五ヵ所高原エリアに入るといい感じになってきます。高原だけあって、暑さはやわらぎました。涼しいというほどではありませんが。
 三秀台という展望所手前のストレート。後方に見えるのは方向から言って祖母山ではないでしょうか。
 三秀台の三秀とは阿蘇山・祖母山・久住山とのことです。産山村の一覧三山台と意味は同じですね。
 駐車場から少し登るとウエストン碑があります。
 英国人であるウエストン氏は日本近代登山の父という存在だそうで、日本アルプスを世界に紹介した人です。明治23年に阿蘇山と祖母山に登っていたことが後年明らかになり、この地に記念碑が建てられたとのことです。

 碑には鐘がありました。
 ウエストン碑からは素晴らしい眺めが楽しめます。ここはちょっとした公園になっていて、東屋やトイレもあるので、ここでお弁当というのもおつなもんです。

 しかし、現実にはコンビニさえないコースを辿ってきたので、高千穂までお昼ご飯にはありつけそうにありません。
 五ヵ所高原から高千穂エリアに入ると気温が1ランクアップした感じです。

 道の駅高千穂の手前にあるトンネルの駅という道の駅もどきに入ることにしました。

 旧高千穂鉄道の車両が食事処になっているのが前から気になっていたので、そこに入ることにしました。ようやく遅い昼食にありつけます。
 中はエアコンが効いていて快適です。
 一人なので、謙虚にこの席にしました。真夏のツーリングではエアコンギンギンの場所で休憩するに限ります。選んだメニューは「ざるそば」でした。他に食べたいと思えるようなものがないような状況でしたので。

 後ろにもたれかかるように座るタイプのシートなので、食事をするにはやや不向きとも言えますが、そもそもそういうコンセプトではないので、気にしてはいけません。
 高千穂エリアでは未踏の地であった国見ヶ丘へやってきました。
 白水の滝から国見ヶ丘までのルートです。
 とてつもなく素晴らしい眺めという感じではありませんでしたが、空気がきれいであれば阿蘇方面まで見えるようです。
 展望所からちょっと登ったところに高千穂らしい神話チックな像がありました。神代の昔、神武天皇の御孫にあたる建盤竜命(たていわたつのみこと)が九州統制の折にここから国見をされたことから、国見ヶ丘と呼ばれるようになったと伝えられています。

 ここからはR218を西に向かいます。標高が下がるに従い、気温が少しずつ上がるのを感じます。
 この日最後の目的地は山都町にある円形分水です。ラストも水場で締めてみました。
 去年、マイナリスト(たいようさん)のツーレポで見て以来、ずっと行きたいと思っていたのですが、ようやく来ることができました。
 反対側から。

 笹原川から取水された水を円の中心部底から噴き出させ、円から溢れた水を仕切りによって7:3に分ける施設です。7の方は通潤橋を通り白糸台地へ、3の方は野尻・笹原地区へと流されていきます。
 国見ヶ丘から御船ICまでのルートです。
 帰路はR218、R445をつないで、御船ICから一気に帰るつもりでしたが、まだまだ先と思っていたR445への分岐に気付かず霊台橋方面へ来てしまいました。今日はわかりにくいルートでも思った通りに辿れていたのに、最後に分かっているつもりのところでミスってしまいました。戻るのも面倒なので、R218をそのまま西へ向かい、R443で北上し御船ICへ向かいました。ちょっと遠回りになりました。

 真夏の高速は過酷です。路面は焼けているし、日陰はないし、身体がひからびていきます。上体が起き気味になったポジションでしたが、スクリーンのせいもあり、風当たりの変化はほとんど感じません。久々のロング・ツーリングでしたが、首や肩・腕の疲れが今までとは全く違ったように感じました。乗り始めの違和感が嘘のようです。

 17時に帰着。走行距離は455kmでした。途中、それなりに水分補給はしていたものの、体重は2kg以上減っていました。帰り着いた後、1L以上の水分を追加補充しました。真夏のツーリングは多すぎるくらいの水分補給をしなければいけませんね。
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