山口ツーリング その1

2007.10.6

毘沙の鼻  角島  川尻岬
その2 ツーリングindex 禄太郎庵top
 秋の3連休を利用した1泊ツーリングは鹿児島方面へ向かう予定でした。しかし出発当日朝に見た予報では、はるか遠くにある超大型の台風の影響か二日目の予報は無情にも雨。1日分のみの内容で決行するという手もありますが、せっかく高速で大移動をしてもちょっとしか鹿児島を楽しめないのは悲しいので、今回は見送ることにしました。

 で、代替候補地ですがこれは迷わず山口です。日帰りで行くのに最適な距離と目的地の数ですし、最後にバイクで走ったのが2003年ということもあり、去年あたりから「行かねば!」と思っていたのでありました。急な目的地変更ですが、それまでに色んな方のブログ記事でのツーレポで、それなりのイメージトレーニングは出来ているのでまぁ大丈夫でしょう。

 準備していた荷物からお泊まり関連グッズを抜き出して、がらんとなったトップケースをバイクに取り付け(出発直前というのに何だか悲しい)7:30に出発しました。


 今回は東に向かうので下道で福岡ICに向かいます。高速に乗る直前の電光掲示板に「若宮〜八幡 火災渋滞4km」と出ています。「なんですとぉ〜」と思いつつもここまで来たのでとりあえず高速に乗ります。その後、順調に流れていましたが、突如前方に車の列が見えました。場所は若宮ICの直前です。一旦停止し、どうしようかと考えます。渋滞と言うより完全に停まってますし、恐らくさっきの表示の4kmより伸びていることでしょう。幸いICの直前ですし、出口に向かう車も多く、私もそちらへ流れていきました。この時8:30くらいでした。
 若宮ICから県道で赤間に抜け、ここからR3で北上します。赤間で8:45くらいでしたから、結果的に出発してからずっと下道で来たのとほぼ変わりありません。
 八幡西・八幡東・小倉を抜け、ようやく門司港に来ました。今回はツーリングなのか何なのかわからないくらい市街地走行ばかりです。

 門司港は最近「門司港レトロ」でメジャーになっていますが、通るのはずいぶん久しぶり(多分10年かそれ以上)です。一度じっくり見て回りたいもんです。
 これまた久々の関門トンネルです。前回がいつだったか思い出せません。ダブリン市民さん夫妻と下関でオフ会したときかな。
 10:00にようやく本土(下関)に上陸することができました。下関は高速で降りても、トンネルを出ても「ここは一体どこなの?どこに向かっているの?」という状況になってしまうんです。今回は特に予習不十分ですし、数年に一度しか来ないせいもありなかなか覚えられません。今回も本当は県道34−県道247をつないでR191に出たかったのですが、いつの間にか県道258−県道248経由となってしまいました。

 下関は北九州以上に流れが遅く、しかもやたらと信号に引っかかります。次回はちゃんと予習して、それなりに快適なルートを通りたいものですが、何年先になることか。下関・山口エリアをバイクで走るのは3回目なんですが、ソロで走るのは初めてです。いつも人について何も考えずに走っていましたので、道をちゃんと覚えられていませんでした。
 最初の目的地は本州最西端の毘沙の鼻です。

 左の標柱には「本州最後の夕陽が見える丘」と書かれています。

 ここには私の他に3組の一般観光客と2名のチャリダー(別口)がいました。私もそうですが、「最○端」という場所は旅系二輪族にとって、どうも引き寄せられる所のようです。
 ネットや誌上で何度も見た風景にやっと遭遇です。このショットはよく見るんですが、向こう側のデッキからの写真がほとんど見られないので、実は相当ながっかり名所ではないか、とちょっと楽しみでした。
 正面側は島がひとつと海のみという眺め。右手はなかなか絵になる風景でした。
 次の目的地は川棚にある「クスの森」です。入口がわかりにくかったので、ちょっと行き過ぎてしまいました。

 ど迫力の巨木です。1本の楠ですが、まるで森のようになっているので、この名となっているようです。

 写真をクリックすると大きい写真が出ます。
 樹勢旺盛のようで、巨木名木にありがちな枝の補強が見られません。一部はそのまま地表に着地し、そこに根を張っているところもあります。周辺に避雷針もないようですし、よくここまで無事に、しかも元気に生きているもんだと驚きました。

 写真をクリックすると大きい写真が出ます。
 この周辺はまだ彼岸花が綺麗にさいている所が残っていました。
 再び海沿いのR191に戻り、角島方面へ北上します。
 R191はこの辺りまで来ると交通量が少なくなり、非常に快適です。

 途中、土井ヶ浜近くの高台に立ち寄ってみましたが、遠くに角島大橋が見えました。横から見るとその長さが実感できます。
 角島大橋へ到着です。今回で3回目ですが、一番天気が良く、海の色が綺麗に見えました。いつものように何枚も写真を撮りましたが、今回はやや右からのショットを採用しました。

 写真をクリックすると大きい写真が出ます。
 角島へ渡ります。

 一度目はただ往復しただけ、二度目は橋を渡ったところでUターンしました。今回は最奥にある灯台を目指します。明治9年完成の石積み造りの味わい深い灯台で、上まで登ることができます。

 角島灯台については単独レポートとしました。
 下関〜角島までのルートです。
 そろそろお昼ご飯といきたいところなんですが、高速道路のロス分の遅れも影響し、ちょうどお昼時となってしまいました。角島での食事処はどこもいっぱいでした。並んでまで食事を優先する気もないので、先へ進みます。長門まで行けばどうにかなるでしょう。

 再び角島大橋を渡ります。
 このあたりのR191はコンビニさえほとんどありません。こりゃホントに長門まで行かなきゃかな、と覚悟を決めていたところ、突然道ばたに小さな食堂を発見。他に店がないこともあり、ほぼ満員でしたが、一人なのでカウンター席に入り込むことができました。うどん・そば・丼もの・定食・カレー等がある食堂の中の食堂と言える店でした。無難にカレーを選択しました。
 長門へ行く前に食事にありつけたので、当初の予定通り快走路として評判の「みのりロード」を通ります。
 みのりロードを途中で切り上げて、やってきたのは中屋うに本舗です。OhIkeさんのブログで何度見たことでしょう。以前OhIkeさんに1本頂いたことがあり、その美味しさに、行く機会があったら是非立ち寄ろうと思っていました。店にはいると何種類もの瓶詰めが並んでいてたじろぎましたが、売れ筋のものを中心に3種類3本を買いました。それぞれの違いも楽しめます。
 買い物も済ませたので、後は今回の主たる目的エリアである油谷・長門エリアを目指すのみです。

 まずは川尻岬を目指します。ここでも目的は先端部である灯台を目指すことです。

 川尻岬については独立レポートとしました。

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