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フェリーの時刻に合わせ、出発はゆっくりめで7:50。宿を出るときおばちゃんが
「途中で飲みなさい」
と缶茶をくれました。ローカルビジホはちょっと民宿的なところがあっていいです。
R3を北上します。 |
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R3からR389へ切り替え、黒瀬戸大橋で長島へ。
この橋を渡るのは2003年以来で二度目です。 |
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前回は、長島へ渡ってから、フェリー乗り場へまっしぐらでしたが、今回は東側の県道47号を通ります。
最初の目的地はここ「児玉製菓」です。後で寄るつもりでしたが、朝の9時にも関わらずもう営業していました。 |
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旅番組「るり色の砂時計」で紹介されていた「赤まき」です。児玉製菓製以外のものも道の駅で売られていました。長島の名物のようです。
基本はロールケーキなんですが、クリームの代わりにあんこが、外周部は薄いお餅が巻かれてあります。食べた感じは、ケーキ3割和菓子7割という感じでした。赤も白もあんこが美味でした。ちなみに値段は1個80円。お土産用トップケースはまだまだ余裕です。 |
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次は、「今度長島へ行ったら絶対に行くぞ」と心に決めていた針尾公園です。「るり色の砂時計」ではオープニングで紹介されていました。
まさかこんな広々とした芋畑に隣接した、しかもこんなにも小さな公園とは思ってもみませんでした。
画面中央奥にちらっと展望台が見えます。 |
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「公園」と言っても展望台と遊具がひとつのみ。広場の部分も住宅地にある公園程度です。
バイクのスクリーン上部あたりに見えるオレンジっぽいのが唯一の遊具です。3人乗りのゆらゆら揺れるやつです。
さて、この展望台ですが、眺めはもちろん素晴らしいのですが、もうひとつ名物があります。 |
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1F部分はトイレになっていて、個室部分はこのような展望トイレになっています。崖のような部分に建てられているため、こんなことができるんですね。女性用もこんな風になっているそうです。
展望台の上からの眺めはそりゃもう最高です。 |
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展望台から広場を見たところ。向こう側には旧展望台がありました。
素直に「針尾展望台」でいいと思うんですが。 |
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針尾公園のすぐ横の芋畑に「くりあづま」というブランド野菜(さつまいも)の看板がありました。この「くりあずま」も「るり色・・・」で紹介されてました。栗のような食感のさつま芋なんだそうです。気になります。 |
県道に向けて道を下っていくと、途中にも「くりあづま」の看板がある倉庫とも作業所とも言えるようなところがありました。人がいたのであわててバイクを停め、尋ねてみます。
「ここで分けてもらえますか?」
「ここにはなか。うちに帰ればあるけど」
「道の駅とかどこか他で買えるところはありますか?」
「いや、ないね。うちでしか作ってなかし」
「ご自宅は遠いんですか?」
「バイクなら1分くらいばってん、わかりにくかもんな」
《注》 方言は適当です。 |
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結局作業所にバイクで来ていた息子さんに、わざわざ案内してもらい、ご自宅まで来てしまいました。 |
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おばあちゃんが袋詰め作業をされていました。
「どちらからですか?」
「福岡からです」
「あ〜ら、主人は今福岡でこん芋ば売りよるとよ」
博多井筒屋で「くりあづま」の販売をしているんだそうです。いやいや、こういうのは現地で手に入れるのがいいんです。
案内までしてもらって一袋では悪いので、二袋頂きました。ちなみに一袋315円です。
お土産用トップケースはずいぶんにぎやかになってきました。 |
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これが現地調達プレミアム版「くりあづま」です。
蒸かし芋、天ぷら、煮物で頂きましたが、なるほど栗っぽい食感というのは納得です。しっとり感控えめ、ほくほく感多めです。甘さは控えめな感じです。煮物でもほくほく感が薄れないのはこのお芋の特徴でしょう。
でも、私はさつま芋はいも天が最高だと思っています。 |
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長島での予定は全てこなしたので、フェリー乗り場に向かいます。
フェリーの時刻まで少々間があったので、道の駅で小休止。 |
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ここからフェリーに乗るのも5年ぶりです。前回はトランザルプでした。 |
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川内から蔵之元港(長島)までのルートです。 |
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船がやってきました。
それにしてもいい天気です。 |
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バイクは4台でした。 |
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前回乗ったときは、こんなに豪華な感じじゃなかった気がします。 |
牛深には11:50に到着です。ちょうどお昼時です。しかも牛深を含む天草は伊勢エビ祭りの真っ最中。計画では牛深で美味しい海の幸を頂くつもりだったのですが、鬼池港からの次のフェリーの時刻を考えると、寄り道はほとんどできなくなってしまいます。牛深は前回フェリーを下りてからそのまま素通りしてしまっていたので、少しはウロウロしてみたいという気持ちもあります。「行きたいところ」か「食べたいもの」のどちらかを優先しなければなりません。
前日、ビジホで悩みましたが、伊勢エビとか海鮮丼とかは他でも食べられる、ということで「行きたいところ」を優先することに決定。
てなわけで、この日のお昼ご飯は道の駅で買っておいたパンで、それをフェリーの中でかじっていたのでありました。 |
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フェリーを下りたら即出発です。
牛深では何かお祭りが行われています。 |
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さぁ、最初の「行きたいところ」は牛深ハイヤ大橋です。前回は気になりながらも、通らずに本渡へ向かってしまいました。 |
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途中にあるループ橋を下りてみます。 |
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なかなか楽しいです。 |
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また上がってみます。上がらなきゃ戻れないから当然ですが。
気が済んだので、次の「行きたいところ」へ向かいます。 |
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