北薩摩ツーリング 2日目その2

  2008.10.12

牛深 遠見山 〜 諫早堤防道路
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 次は、フェリーから見えていた矢印のところの展望台を目指します。

 入り口は相当わかりにくいですが、ナビのおかげで迷うことなく行けました。
 この遠見山は全体が公園として整備されています。登っていく途中にはこんなところや
 こんなところの他にも日本庭園とか展望所とか、色々ありました。あれこれ立ち寄るほどの時間はないので、展望台へまっしぐらです。
 到着です。桜木展望所というところです。山頂からよりも眺めがいいそうです。

 ここで、写真左の広島ナンバーの小柄な二枚目、BMW F650氏と出会います。かなりの旅の達人のようで、昨夜はコンビニ近くで野宿をし、今日これからのスケジュールもまだ未定なんだそうです。霧島方面へ向かうか、阿蘇方面へ向かうか悩んでいました。

 F650は約2ヶ月前に購入し、すでに3000km走ったそうです。メインバイクはハーレーなんだそうですが、これを買ってからどうも乗る気が起こらないって言っていました。
 それはそうと、このF650氏、相当なおしゃべり好きで、話がなかなか止まりません。カメラと三脚を持って展望台に上がりたいのですが、三脚を持った状態のままずっとおしゃべりにお付き合いです。

 昼食をカットしたので、牛深を早く発てれば西側のR389で鬼池へ向かえると思っていましたが、このままだとR266で直行しても時間的に余裕がなくなってしまうかもしれません。30分以上が過ぎたので、「すみません、フェリーまで時間がないもんで」と半ば強引に話を打ち切らせて頂き、展望台に上がりました。
 眺めは確かにいいのですが、ついさっき針尾公園からの絶景を見てきたばかりなので、あまり感動はできませんでした。

 F650氏はこの後のスケジュールを詰めるため、もうしばらく地図とにらめっこをするそうなので、私はお先に牛深を後にします。

 しかし、この後R266を北上している途中で、後方から火の玉のようなF650が迫ってきたと思ったら、あっという間に彼方へと消えていってしまいました。

 強烈なキャラのF650氏、時間を気にせず話せたら、相当色んなネタが飛び出してきそうだっただけに30分少々しかおしゃべりできなかったのが残念でした。
 R266は快調に流せたので、フェリーには余裕で間に合いそう・・・
 と思っていたら、本渡でもお祭りです。しかも牛深と違ってメインの通りを完全に通行止めにしています。迂回路ということで誘導されてきて、挙げ句の果てに
 「バイクならこっちから行けるよ」
とこんなところを通されてしまいました。この先、アーケード街を横切って・・・ナビがなかったらお手上げ状態だったかもしれません。
 フェリー乗り場には早すぎず、遅すぎず、程良い時間に到着できました。

 この航路のフェリーに乗るのは8年ぶりです。前回はマジェスティでの初ツーリングの時でした。
 船がやってきました。牛深のフェリーと比べるとずいぶん年季が入っています。
 船内も同じく年季が入っています。前回乗ったときとは船が違ってました。今回の方がかなり古い船のようです。

 外のベンチでうとうとしていたら、あっという間に口之津港へ到着です。
 口之津港からはR251を西回りで小浜温泉方面へ向かいます。

 長崎ナンバーの2台、神戸ナンバーの3台、ナンバー不明のタンデム1台との7台態勢のマスツー気分です。

 しかし、最後方の私は間もなく離脱します。
 やはり口之津に来たならば、この方にご挨拶しないわけには参りませんので。

 相変わらずのご様子で何よりでした。
 さて、R251を快調に流してきましたが、小浜温泉でかなり渋滞しています。3連休の2日目とは言え、こんなところでこんなに混むなんて何かおかしいような・・・。
 こんなバスがたくさん集まってきていました。これが渋滞の一因だったようです。日教組の大会でもあったんでしょうか。


 渋滞を抜けて走っていると、何と白のTDM900とすれ違いました。向こうの方がほんの一瞬早く気付いたようで、ピースサインどころかすっごく大きく手を振ってきました。こちらもまけじと大きく手を振りました。

 マイナーバイク乗り同士の熱い結束感を実感した瞬間です。
 小浜からはかつて小浜鉄道が通っていた線路跡の県道201号を通ります。

 鉄道跡なので、カーブや傾斜が緩く、走りやすいはずですが、道幅が狭すぎます。

 写真のように、トンネルではなく、切り崩したところを通るというパターンが多くありました。観光案内板では「緑のトンネル」と紹介していました。
 ここは一番長い緑のトンネルです。 
 ここは「木津の浜駅」の跡です。ホームが残っているんですね。

 ちなみに小浜鉄道は昭和2年に開通しましたが、昭和13年には早くも廃止になってしまったという短命の路線でした。
 トンネルの中も狭いです。四輪同士の離合はほぼ不可能と思われますが、この道、結構通行量が多かったのには驚きました。
 じゃーん!

 愛野展望台で肥前Fe2さんと待ち合わせてしまってました。2日くらい前のブログのコメント欄に「鹿児島の帰りに堤防道路へ寄ります」って書いたら、時間を合わせて下さいました。おかげで、ついにお目にかかることができました。これで今年の目標であった「obasanさん、肥前Fe2さんとどこかで会う」はめでたく達成されたのでありました。

 しっかしまぁ、毎度のことながら、初めてお会いした気がしませんでしたねぇ。声でさえ聞き覚えがあるような気さえしてしまいます。
 肥前Fe2さんには長島でお土産を調達しておいたのですが(はい、その通り。ロールケーキとさつま芋です)、その何倍もの量のお土産を頂いてしまいました。普通ならとても積み込めそうもないほどでしたが、今回は空っぽで出発したトップケースが威力を発揮してくれました。トップケースはこの時点で満タンとなりました。

 肥前Fe2さんの先導で諫早の堤防道路へと向かいます。
 ついに来ました潮受堤防道路。

 雲はすっかり秋の雲です。
 お決まりの通り、途中のPAにある歩道橋から見てみます。当たり前ですが、真っ直ぐです。

 ニュースで何度も流れていたあの「ギロチン」はこのどこかに埋まっているんでしょう。
 全長7kmには驚きです。私の通勤距離が9kmですからね。こんな道での通勤なら半分以下の時間で行けて楽でしょうなぁ。

 PAを出ると、前方には車が全く見えません。それを確認した瞬間、私に何かが降りてきたようで、右手首がグイッと・・・。ビビリなので、すぐに気が済みましたが。

 肥前Fe2さんとせっかくお会いできたので、ゆっくりとおしゃべりしたいところですが、暗くなる前にできるだけ走っておきたいので、早々とお別れとなりました。と言っても展望台とここで結構おしゃべりをしていましたが。

 肥前Fe2さん、お付き合い下さりありがとうございました。またお会いしましょう。
 肥前Fe2さんと別れた後は、日没直前のR207を北上します。

 すでに日が落ちて暗くなり始めたところで、道の駅多良にて最後の休憩をします。ここからノンストップなら2時間くらいで帰れるかな。
 口之津港から佐賀大和付近までのルートです。
 R34に出てからは俄然ペースアップ。ガンガン流れます。その後のR263も好調です。ただ、さすがにこの時期の夜の三瀬越えは結構冷えます。インナーは持っていましたが、着るまでもなく強行突破しました。一応三瀬有料の通行料はタンクバッグに用意してはいましたが、この長丁場ツーリングで今さら数分短縮してもねぇ、と旧道へ。暗い中での三瀬旧道をバイクで走ったのは初めてという気がします。

 予定より少し早い19:45に帰着。2日目の走行距離は311kmでした。後半の燃費は24.2km/L。

 2日間の合計は691kmでした。
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