西彼大島へ DINK125デビュー 

2008.4.26

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 DINK125のデビューはずいぶん前から「そのうち行こう」と思っていた西彼大島に決めました。高速道路はなく、有料道路が2ヵ所という、原付にぴったりの条件です。往復300kmちょいというのもデビュー戦には最適でしょう。

 前日のになって予報が変わり、午前中の降水確率が50%に!。その上大気の状態が不安定で、雷雨を伴うとか言ってます。ほぼあきらめていましたが、当日朝、早く目が覚めたのでネットで天気予報をチェックすると20%に下がっています。「雷雨」という言葉はそのままでしたが、80%は降らないということなので、ばたばたと準備を済ませ、7時30分に出発しました。
 DINKは4日前の火曜日が納車でした。普通ならバイク屋さんに受け取りに行くところですが、配送してくれたんです。火曜日は凄く天気が良い日で、乗ってみたい衝動に駆られたのですが、走り出したが最後、仕事を放っぽり出してどこまでも行ってしまいそうな気がしたため、エンジンさえかけないまま今日まで封印しておきました。

 デジタルメーターならではのオドメーター「0」表示。
 (前日に撮影)
 二丈浜玉有料は二輪、軽自動車、普通車の種類を問わず一律360円と割高感があるため、七山方面へ向かう時に福吉ICで下りる場合(100円)を除いて、料金所迂回コースを通っていました。

 しかし、今日は無敵の原付(何と30円!)のため、いつ以来か記憶にない(10年以上であることは間違いない)くらいの料金所を久々に通ります。

 予想したとおり、料金所のおじさんに「これ、いくつね?」と尋ねられました。帰りのおじさんはきっぱりと「はい、360円です」と言い切りました。料金所では元気に「原付です!」と言いながら30円を手渡します。
 タンクバッグが置けないスクーターなので、料金所の通過をスムーズにするために・・・と考えて思いついたのがコレ。お釣りのないように用意しておけば、スムーズ通過この上なしって感じです。バイクの震動くらいではコインはびくともしませんでした。

 ただ、コインの種別毎にホルダーが分かれているので、このように3つも取り付けることになってしまっています。100円玉と50円玉がひとつのホルダーならよかったのに。
 料金所の先に1km以上あるトンネルがあるので、レッドゾーンの入口(8000回転)まで引っ張ってみました。なるほど、ここで「よわkm/h」なわけね。ここから先の領域はもうしばらくお預けとしておきましょう。「慣らし」とかあんまり気にしない方ですが、めったにない「新車」と、スクーターなのにタコメーター装備ということで、今回は一応レッドゾーン封印使用という気になったのであります。
 二丈浜玉のトンネル以外で最高速アタックができなかった理由はこれ。

 ほぼ全てのこいのぼりが水平に泳げるほどの強風です。予報での「大気が不安定」というのはピシャリです。時々雨粒も落ちてはいましたが、雨というレベルには至らずに済みました。

 珍しく素直にR202を唐津〜伊万里〜佐世保へと進み、西海橋で西彼杵半島へ渡ります。
 大島大橋(原付30円)でまずは「寺島」へと渡ります。
 平戸大橋と同じように、橋を渡り終えた左側に公園があります。公園の様子も平戸とよく似た感じです。

 トップケースもタンクバッグもないDINKはとってもすっきりと見えます。

 この後、寺島大橋で大島へ、さらに中戸橋で蠣浦(かきのうら)島へ、最後に??橋で崎戸島へと渡り、先端部を目指します。
 崎戸島の先端部にあるホテル咲き都の裏手に展望台への入口があります。
 これが北緯33°展望台です。

 近くに「33°元気らんど」というスポーツ広場のようなものもあり、崎戸、大島は北緯33°というのを看板にしているようです。

 案内板によると北緯33°には他にカサブランカ、バグダッド、サンジェゴ、ダラス、チャールストンという都市があるそうです。
 展望台の隣にあるこの廃墟は旧日本海軍佐世保鎮守府の特設見張所の中の聴音所です。スクリュー音等をキャッチするための施設だったそうです。
 展望台からの眺めです。

 この日は黄砂がかなり飛来していたようで、遠くの方は白く霞んでいました。
 駐車場で海をバックに。

 ここから大島大橋に引き返しながらあちこち寄り道をします。まずはウォーターデッキステーションへ。
 道沿いに案内板があり、わかりやすくエスコートしてくれますが、最後の最後は普通の住宅地の中にその入口があり、ちょっと戸惑ってしまいました。民家と墓地の横を歩いていきます。
 ここから全長260mの遊歩道が半島沿いに伸びています。
 おだやかに見えますが、実は相当の強風で、場所によっては波しぶきがかかっていました。
 例によって他に誰もいませんでしたので、こんなことしてみました。ポーズに意味はありません。

 このデッキの先端部付近に千畳敷があるのですが、この日は潮の具合でほぼ海の中でした。海が穏やかな日にはいい磯遊びの場所になりそうでした。
 大島に戻り、百合岳公園へ。

 てっぺんにある展望台です。ちょっと灯台チックです。
 最初は緩い階段で・・・ 
 幅が狭まり・・・
 ラストは何とハシゴです。
 上からの眺め。

 光線具合の関係で東側の写真がうまく撮れませんでしたが、大島大橋方面の眺めもなかなかのものでした。

 公園は広々としていて、きちんと整備されています。が、例によって誰もいません。

 この後、大島大橋で西彼杵半島に戻り、遅い昼食の後、今日の最終目的地へと向かいます。
 R202をガンガン南下していきます。

 途中で何とGRAND DINK 125とすれ違いました。思っている以上に世に出ているバイクなのかもしれません。通勤中も合わせるとこの1週間で2台目です。
 最終目的地は「つがね(落とし)の滝」です。ずいぶん前から案内表示はありますが、国道からの入り口は見落としやすいかもしれません。橋を渡ってすぐのところです。
 ここまで案内板に導かれてわかりやすく辿り着けましたが、駐車場からの案内がありません。駐車場横に川に向かって下りていく道がありますが、それは滝への遊歩道ではありません。(実際に歩いた私が言うのだから間違いない)
 少し先の堰堤の上を向こう岸に渡ると、滝への遊歩道入口です。
 堰堤の向こう側はトンネルです。
 トンネル内はセンサーライトがあります。

 ここでは私の他に3組の観光客がいました。
 大きな岩を滑り落ちるタイプのきれいな滝でした。

 滝への遊歩道の割には高低差も距離も少なめで、見物はしやすい部類です。滝の周辺にはキャンプ場や河川プールがあり、夏場はそれなりに賑わうようです。(売店もあった)

 ここから帰路に着きます。
 西海橋から後のルートです。

 データがいっぱいになったので、帰路の途中で途切れています。
 お土産を買うために西海橋の魚魚市場に立ち寄りました。

 去年はなかったはずの木製の桟道が出来ていました。
 帰りは佐世保〜有田〜(県道257)〜(県道38)〜(R498)〜佐里温泉〜(県道38)〜(県道40)とつなぎ、鏡山からは往路と同じ二丈浜玉有料道路というルートでした。

 17:10に帰着。走行距離は332kmでした。

 DINKはこの日、途中無給油で一日走り回りました。帰宅の数km手前で燃料警告モードになり、帰宅直前に給油しましたが、まだタンク内には2L弱のガソリンが残っていました。燃費は35.8km/Lだったので、警告モードになってから50kmくらいは大丈夫と考えておいて良さそうです。
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