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早朝の海岸線は快適です。
この後、昨日みたいに晴れそうな気もすれば、一気に雨雲が広がりそうでもある、微妙な空模様です。 |
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大島大橋が見えてきました。当然島へと渡るつもりですが、対岸の周防大島は距離的に大してこちら側と離れていないのに、ほぼ雲というか霧に覆われているんです。雨が降っているのでは?と思うほど真っ黒な雲に隠れている部分さえあります。 |
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なにはともあれ、周防大島へと渡ります。
とりあえず画面左にある飯の山の展望台を目指すことにします。すぐそこにある低い山なのに、山頂はさっきまで雲の中でした。現在の状況くらいなら景色が見えるんでしょうが。 |
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以前、響隊長のレポで見た景色が目の前に広がります。でも、隊長のレポではきれいに晴れていました。 |
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橋を渡り終えたところに、絶好のビューポイントがあります。隊長もやはりここから撮影されていました。ただ、空も海もきれいに青い・・・。 |
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さて、高所展望台好きな私は、例によってそういう所へ向かうわけです。 |
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一応県道なんですが、ほぼ舗装林道状態です。この先、さらにハードな部分も出現しますが、止まりたくないので一気に駆け抜けてしまいました。大型バイクやクルマで突入するには少々勇気が必要となります。特にクルマの場合、離合は事実上不可能だと思われます。 |
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山上の駐車場は広々としています。先客がひと組おられました。 |
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こちらが鉄筋4階建ての展望台です。一番上まで78段の階段を上がります。 |
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海岸線に迫った山頂の、さらに高い展望台からの眺めは見事なものです。アプローチは少々厳しいですが、この眺めはそれだけの価値が十分にあると思います。
写真をクリックすると大きな写真にリンクします。
この写真を撮影したほんの数分後、飯の山は再び雲の中に入ってしまいました。なんとラッキーなタイミングだったことでしょう。 |
ここでしばし思案。
このまま周防大島内を進むか、本土に戻り歩を進めるか、です。
予定より1時間も早く出発できたし、島一周まではしなくても、ひとまず途中にある道の駅まで(15kmくらい先)行ってみようとバイクを進めました。
しかし、島の海岸沿いというルートのは昨日腹一杯走ったこともあり、ほんの数kmであっさりと飽きてしまい、本土に戻ることにしました。 |
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次の目的地は光市の海商通りです。
いい感じの古い建物が残っていますが、昨日行った竹原の町並みほどではありません。普通の住宅地の中にところどころ古い町屋が残されているというくらいでした。
写真の海商館はちょっと前にKBCテレビのるり色の砂時計という番組で紹介されていたところです。 |
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当初の予定は、周防大島を一周し、ちょうどお昼時にここで看板メニューを頂くというものだったんですが、雨に遭わないため、ひたすら前倒しのスケジュールに変更したため、残念ながら今回は「下見」ということになってしまいました。
I'll be back! |
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その後はR188、R2とつなぎ、ひたすら西へ進みます。R2は快適そのもの、ひたすらハイペースで流れます。写真のようなまるで有料道路のような道が多いのが印象的でした。R2をこんなに長く走るのは15年ぶりくらいだと思います。
昨日同様、昼近くになって雲が薄くなってきました。
ハイペース走行のおかげでお昼すぎくらいに関門海峡を渡ってしまえるような勢いです。天気もいいことだし、とても行く時間はないだろうと計画からカットされていた山口へ観光に立ち寄ることにしました。 |
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まずはこちら。五重塔がある瑠璃光寺です。 |
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写真では何度も見ましたが、実物は初めてです。ここだけ京都か奈良のようです。 |
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お寺の方にも行ってみます。五重塔同様に質素な感じの楼門をくぐると・・・ |
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上品な感じの本堂が現れます。 |
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目に付いたのがこの閻魔大王さま。
下にある石の円筒部分をくるくる回すと、1回転につきひとつの悪事(?)が消される、みたいな説明が書いてあったようです。
そんなことで許してしまうとは何とも寛大な閻魔大王です。
ここだけでも十分に満足したのですが、確かこの近くに旧山口県庁舎があったことを思い出し、地図で確認すると、正に目と花の先。早速行ってみましょう。
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