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福岡市内から鳥栖周辺までは今にも降り出しそうな怪しい雲が一面に広がっていましたが、筑後エリアに入ってからは雨の心配はいらないくらいの空模様になってきました。
北九州の若手2名は何と5時出発で下道をつないでここまで走ってきたとのことです。たいようさん、BEARHAWKさんとは道の駅鹿北ですでに合流済みでした。
BEARHAWKさんがここで離脱されるということなので、ここでいきなり集合写真撮影です。右手前2名が若手組の村晴アッチャン(右)とふったんさん。奥は右からBEARHAWKさん、たいようさん、OhIkeさん、私です。 |
ふったんさん、村晴アッチャンとお会いするのは二度目です。
よくツーレポで「ネット上で交流していたので、初めて会った気がしませんでした」という表現を目にしますし、私自身もそういう経験を何度もしたことがあります。ただ、このお二人とはネット上での交流がほとんどなかったため、二度目にもかかわらず、初めて会ったような感じでした。でも、参加人数5名で、しかも「歩き中心」企画だったので、この日一日でずいぶんお話ができました。 |
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バイクは道の駅に停めたまま、徒歩で周辺散策へ向かいます。
まずは国指定史跡の江田船山古墳です。小さな前方後円墳なんですが、木々に覆われていてよくわかりません。古墳の周囲は何とグランドゴルフ城になっていて、10名弱の人が集まっていました。
この一帯は肥後古代の森という歴史公園になっていて、きれいに整備されています。 |
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すぐ先にある虚空蔵塚古墳(国指定史跡)。小さな円墳で、2本の木がお茶目な感じです。 |
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そのまたすぐ先には塚坊主古墳(国指定史跡)があります。ここは上に木が生えていません。円錐状というよりも、球の一部という感じで、「坊主」という名前がぴったりです。 |
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公園内には県道側に向かって巨大な石人が立っています。 |
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この後、県道の反対側にある謎の遺跡トンカラリンへと徒歩で向かいます。トンカラリンの様子はとてもツーレポの流れでは紹介できませんので、独立レポートとさせていただきました。 |
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トンカラリンから駐車場に戻ったのが11時。1時間半も歩き回っていたことになります。
集合から2時間後にようやく「ツーリング」という具合になりました。 |
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OhIkeさんさんのリクエストでやってきたのは青木磨崖梵字群がある熊野神社です。 |
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田舎にある普通の小さな神社です。 |
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なかなか味のある手水舎です。 |
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本殿に向かって左側の崖に梵字が彫られています。解説によると平安末期〜鎌倉・室町時代の修験者によって彫られたと推定されているようです。 |
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崩れ落ちた部分にも梵字。 |
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この部分が一番大きく、保存状態もいいようです。
磨崖仏はたくさん見ましたが、磨崖梵字とは初めてです。 |
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まだまだ行くべきポイントはたくさん残されているのですが、4時起き、5時出発の若手2名は空腹と歩き疲れでへろへろです。ひとまず補給へ向かいましょう。 |
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玉名ラーメンの店は色々あるんですが、こちらはたいようさんお勧めのお店です。 |
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こちらはラーメン(並)。さっぱりとしていて、美味しく頂けました。また来たいと思えた味です。
こちらのお店は替え玉の制度が導入されています。
また、ちゃんぽんと焼きそばも気になるところです。 |
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補給を終えたら再び元気に出発です。
まずは蓮華院誕生寺の奥の院に向かいます。日本一の大梵鐘や日本最大の五重塔があるところです。こちらも大物物件でありますので、独立レポートとさせていただきました。 |
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誕生寺でも相当に歩き回りまして、補給したエネルギーは早くもレッドゾーンに近付いた感じです。しかし、史跡巡りはまだまだ続きます。 |
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次なる物件はこちら。左手に入ったところに・・・ |
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このような横穴群があるんです。
石貫ナギノ横穴群です。こちらも国指定史跡です。
現在までに48基が確認されていますが、未確認のものが存在する可能性もあるそうです。 |
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要するに「お墓」です。入口はかがまなければ入れないくらいの大きさですが、中に入ると普通に立てました。 |
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内部の様子。
案内板には書かれていませんでしたが、古墳時代末期の豪族の墳墓と考えられているそうです。それにしても、考古学上貴重な遺跡にこんなに簡単に誰でも入れるようにしておいていいんでしょうか?。出土品がどこに展示されているかもはっきりしないらしいですし。
この300mほど先にも同様の横穴がある石貫穴観音横穴へもついでなので行ってみましょう。
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