平成パークラインを走る

  2009.11.7

序章その1 〜 柞原八幡宮 の巻
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 11月になると日も短く朝晩は寒いこともあり、例年この時期はバイクに乗っても近場ばかりです。ただ、この時期でもいわゆる「小春日和」という日中は十分に暖かい日もあるわけですが、それがなかなか自分の都合と休日に絡まないのが悲しい現実でもあります。

 ところが今年は久しぶりにそんな日が休日と重なるようです。数日前の寒波が嘘のような晴天で最低気温15℃、最高気温25℃というこれ以上ないツーリング日和の予報が出ています。こんなことはめったにありませんから、ここはひとつ気合いを入れて、やや遠いですが大分エリアで以前から気になっていたポイントをつなぐ計画を、前日夜にばたばたと立てました。

 出発は7:30。都市高速〜九州道〜大分道とつなぎます。朝倉エリアに入っても寒さを感じることがなかったので、持参したインナーは取り越し苦労だったかな、と思いつつ走っていると杷木エリアを抜ける頃から霧が発生。と同時に一気に寒くなります。
 急遽萩尾PAにて装備変更。

 水分峠付近までこんな具合で霧中走行かと覚悟をしましたが、意外にも天瀬あたりから晴れてきました。
 由布岳PAで小休止。大分道の寒い部分もここまでです。
 このメッシュのトンネルを通ると、大分に来たことを実感します。 
 まずは大分ICから5分ほどのところにある柞原(ゆすはら)八幡宮へ。

 上の方にも駐車場がありますが、せっかくなのでしっかりと参道を歩こう、と下の駐車場から出発します。

 ちなみに上の駐車場からだと本殿参拝は楽ですが、途中のポイントが見られません。
 南大門の脇にある天然記念物の大楠。樹齢3000年とも言われているそうです。

 参道が狭く、遠くから全体を眺めることができないため、2枚の写真をつなげてみました。上半分はほぼ見上げた状態での撮影です。
 大楠のすぐ横にある南大門。
 こちらの表記は「由原」となっています。
 この楼門の特徴は何と言っても「彫刻」です。
 壁面という壁面に彫刻が施されています。
 こんなかわいらしいタイプもあります。
 さらには天井部分にも。見ているとしばらく飽きません。
 門をくぐり少し行くと参道が二手に分かれます。

 真っ直ぐ行くと西門へ出ます。写真右側にある石灯籠からななめ右に進んでいくと・・・。
 楼門の正面へと出ます。しかし、楼門は閉じているため、左右にある西門・東門へまわらなければなりません。

 すでに服装は夏仕様へと変更していますが、歩き回っていると暑いくらいです。1時間前は冬仕様だったのがウソのようです。
 西門から入ったところ。正面奥が本殿で、右が申殿です。
 東門付近から見た本殿。宇佐八幡を彷彿とさせます。
 この神社最大の特徴と思われるこの造り。

 本殿からつながる申殿、拝殿がそのまま楼門へとつながっています。さらには楼門の左右に回廊があります。

 拝殿の左右から参拝するのも変ですし、正面に回り込んでも楼門は閉じています。ということは・・・。
 靴を脱ぎ、回廊に上がり・・・

 (写真は西門側)
 拝殿正面、楼門の真下部分が参拝場所になっています。賽銭箱や大鈴も設置されています。

 この日は七五三の家族連れが数組来ていました。
 こちらは東門側の回廊。

 一般的な参拝者は西門側からなので、こちら側は少々寂しい感じです。
 写真と文章の組み合わせではイメージしづらいかもしれないので、配置図をどうぞ(柞原八幡宮の公式HPより)。


 柞原八幡宮を後にし、大分の中心部を通り抜けて次の場所へと向かいます。
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