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さつま揚げは田中蒲鉾店で。できるだけ長く楽しみたいので真空パック商品を中心に購入(写真以外にも少々)。 |
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時間の節約のため、炭火焼きの方はあらかじめななさんが買っておいてくれました。タイヨーにて入手可能。 |
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そしてお土産に頂いた加治木まんじゅう。こしあん好きの私には大ヒットでした。甘酒の香りがいいんです。
加治木駅前の岡田商店のが一番よいかと思います。 |
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田中蒲鉾店前の道は海にまっすぐ延びていて、その先に桜島が見えます。ななさんの勧めで港へ寄り道することに。
何となく、ですが大観峰から見る阿蘇山を彷彿とさせるものがありました。実に雄大です。 |
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龍門の滝へと戻ります。ここはパスしてもいいんですが、カミさんは初めてなのでちょいと寄ります。 |
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今回訪れたかったのはここ、龍門司(たつもんじ)坂です。
今年我が家で使っていたカレンダーの写真に使われていてその存在を知ったというわけです。龍門の滝からすぐのところでした。
苔むした石畳が実にいい雰囲気です。ただ、相当に滑りやすいので恐る恐る歩きます。 |
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道幅の平均は4m、最大箇所は7mもあるそうです。江戸時代に熊本へ抜ける「大口筋」へと続く街道の一部として造られ、全長1500mのうち、現在当時の姿で残っているのは500m足らずです。石畳がずれないよう縦に深く埋めたり、急傾斜部分には側溝を設けるなどののり面を浸食しないための工夫がされています。(以上 案内板より) |
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せっかく来たのだから、と最後まで歩きました。きっちり計ってはいませんが片道10〜15分くらいかかったと思います。
下りはさらにスリリングです。
大畑駅での長時間歩行、枕木階段で使ったのとは別部分の筋肉を相当使っている気がします。
実際、翌日のカミさんは大変なことに・・・。 |
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龍門司坂の次は、これまたすぐ近くにある「金山橋」へ。
ネットで調べた段階ではわかりにくい場所にありそうで、探すのに苦労するのかと思いましたが、龍門の滝からでも県道55号からでも案内板が出ているので、それさえ見逃さなければ何てことありません(案内は「龍門司坂」なので、それを目指して下さい)。
ただ、この金山橋だけはちょっと脇道に入るので、そこだけ要注意です。 |
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橋の上から板井手の滝(龍門司坂のところの案内板には「坂井手の滝」と書かれていた)が見えます。小さいですが姿の美しい滝です。
ここからでも十分という気もするのですが、下の河原に降りて、石橋越しに見るの最高のビュー・ポイントらしいんです。 |
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左岸側から下に下りられるとすればここしかないようです。
すぐ先からはそう高さはないとは言え、ほぼ「崖」です。あと、クモの巣とシーズン閉幕直前の蚊たちとも格闘しなければなりません。
ここから突入するシーンの他、今回一緒にまわった様子はななさんのブログ記事でも紹介されています。 |
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降りてはみたものの、左岸からだと滝は半分しか見えませんでした。金山橋の姿が見られたということでよしとしましょう。
ネット上で見られる写真はやはり右岸からのものがほとんどです。橋の真下から滝を撮影したものもありました。いずれにせよ、それなりの覚悟と準備をして臨まなければ、そういうアングルから見ることはできないでしょう。 |
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写真ではよくわかりませんが、戻りはこんなところを登っていきます。つかまるところが少ないのがネックです。
さて、その頃カミさんはというと・・・。 |
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その上はクヌギ林になっていて、どんぐりの宝庫でした。一度スイッチが入ってしまうとどんぐり星人へと変身してしまい、そのエリアを根こそぎにするまで元に戻ることはできないのです。
このレポートの正にこの部分を作成中、収穫したこのどんぐりを別の箱に移し替える作業中に事故が発生。カミさんはひとつ残らず床にばらまいたのでありました。どんぐり星人のテロ事件です。 |
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今回のどんぐり拾いで、色んな意味での最大の収穫はこれ。写真ではわかりませんが相当の大きさです。どんぐりとは思えないくらい手にずしっときます。そしてその形とつや。
どんぐり星人は帰宅後もリビングの机の上に置き、眺めてはにやにや、手にとってはにやにやしております。 |
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続いては加治木エリアを少々離れ、山田の凱旋門へとやって来ました。マイナリスト系ブログで何度見たかわかりません。
「しょぼい」という先入観が強かったせいか、実物には意外なくらい感動できました。中央の「凱旋門」と右門柱の「日露戦役記念」という文字に歴史の重みを感じます。 |
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当然門の奥の石段を上がります。
が、上には思った以上にこの砲弾以外のものはありませんでした。
さらに左側へ別の石段が続いています。もう来ることはないだろうからきっちり極めておこう、と上がってみます。 |
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上はちょっとした広場になっていて、3m近くあろうかと思われる百葉箱チックなものと・・・ |
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コンクリート造りのお社があり、その裏手には・・・ |
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慰霊碑がありました。
こんな高い場所なのに、こんなに大きな石碑があるなんて。 |
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日没直前ですが、どうにか蒲生の大楠まで間に合いました。 |
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最後の最後で今日初めての集合写真です。 |
これにて予定していた全行程は無事に終了。加治木に戻ってななさんとお別れした後は、ひたすら高速で福岡に向かうのみです。
しかしその前に、とななさんが案内してくれた高岡公園からは驚きの絶景を見ることができました。見下ろす町とその向こうの鹿児島湾、さらにその向こうの桜島という配置の妙を、夜景になりかけている絶妙な光線具合がより魅力的なものにしてくれています。しばし、呆然と見とれてしまいました。 |
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西側の空は何とも美しいグラデーションを描いています。 |
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絶景を堪能した後は、日没後のわずかな明かりをたよりに(照明もありましたが)、中年3人仲良くそして楽しく遊具で遊びます。最後まで本気で遊んでいたのは言うまでもなくカミさんです。
この後、龍門の滝でななさんとお別れです。待ち合わせから3時間でしたが、超高濃度な時間でした。このページの最後の1コマ以外の全てが3時間に収まっているということが今さらながら驚きです。ななさんの無駄のない案内のおかげとしか言いようがありません。大変お世話になり、ありがとうございました。 |
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加治木ICから高速に乗った直後に
「しまったぁ!」
給油をせずに高速に上がってしまったのであります。ひとつ先の溝辺鹿児島空港ICで下りて即給油。高速料金の追加分は150円で済みました。そして再び高速へ。
しかし今度は何故かETCレーンのバーが開きません。係員さんのインターホン指示により通行券を取り高速へ入ります。出口でETCカードと一緒に出せば割引きを受けられました。
帰路でのラスト事件は工事による10kmに及ぶ渋滞。完全に停止してしまうこともしばしばで、動いても20km/hまでにはなかなかなりません。そんな具合なので脱出までに約1時間半もかかってしまいました。たったひとつの橋の補修作業だったんですけどね。 |
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今日のルートです。
B・・・大畑駅
C・・・真幸駅
D・・・「あらき」
E・・・栗野岳 枕木階段
F・・・大隅横川駅
G・・・龍門の滝
H・・・山田の凱旋門
I・・・蒲生の大楠
J・・・高岡公園
どうにか日付をまたぐことなく23:30に帰着。
走行距離は650kmでした。 |
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