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その後はいつものように二丈浜玉有料道路経由で、浜玉からは再びR202へ。
降水確率20%なのに唐津で雨が降り始めました。どうせ一時的なものだろうと、とりあえずナビをシート下に収納し、そのまま走り続けます。しかし、霧雨の中を走り続けるのは気温が20℃を超えていても寒いです。
本降りにはならないものの、雨は降り続きます。伊万里からは上が真っ白で見えなくなっている国見山へと上るR498へスイッチするので、ついにレインウェアを装着。雨よけ以上に防寒に効果大でした。もっと早く着ておけばよかった。
R498はご覧の通り真っ白です。ここではよくある光景ですが。 |
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長崎県に入り、県道54号へスイッチ。世知原方面へ向かいます。
ついに「ちゃんとした雨」になってしまいました。
どうしてくれるんじゃ、こら、気象庁!
でもきっとこの雨、雨を呼ぶDINKのせいだと思います
気まぐれ(ちょっと予感がした)でレインウェアは持ってきましたが、タオルや防水グローブは持ってきていません。仕方なく国見峠からは「素手」です。
この時点で撤収も考えたのですが、雨は山の上だけだろうと、とりあえず北松やまびこロードまで行くことにしました。。もし雨がひどくなったら松浦側へ下りて、海沿いを戻ればいいですし。 |
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R498、県道54世知原経由で北松やまびこロードを走るのは今回が初めてです。2年前は県道5号、県道11号を経由したのですが、今回のルートの方が快適に走れます。時間的にもちょっと早くなりました。
ただ、コンディションは相変わらずこんな具合ですが。 |
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余りに快適なルートなので、途中で止まることなく平戸口まで来てしまいました。雨は霧雨程度にまでおさまってきました。
松浦鉄道のたびら平戸口駅です。
すぐ脇のR204は本当に何度も何度も通っていますが、ここに立ち寄るのは初めてです。 |
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というのも、先月の鹿児島ツーリングで出会ったKaKさんのサイトをじっくり見ていたら、ここが凄く重要地点なのに毎度毎度素通りしていたような気分になったからなのであります。
本土最西端には一度だけ行ったことがあったんですが。 |
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ちゃーんと駅舎もあって、売店もあって、タクシーも待っているという駅らしい駅です。
最南端の西大山駅なんて、駅舎もタクシーも売店もありませんでした。
最北端と最東端は私には当分縁がなさそうです。少なくともバイクで行くことはないでしょう。
この時点で、まだ先へ進むかどうか迷っていたのですが、ここまで来たのだから、かき揚げ丼だけは食べて帰ることにしました。 |
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この周辺の重要物件でもうひとつ未踏だったのがここ。田平天主堂です。ちょうど写真を撮ろうというタイミングで、中から鹿児島弁の団体さんがどかっと出て来られました。こんなマイナーな場所なのに、なんというバッド・タイミング。
人が全て立ち去るまでじっと待つような私ではありません。テキトーにシャッター押して、駐車場へ戻ります。 |
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レインウェアなので、内部の見学は自粛。ここはまた来られるでしょうし。
さ、いよいよかき揚げ丼目指して生月へ。 |
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平戸大橋を渡り、平戸へ。DINKでは初です。通行料10円なり。 |
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もちろん生月大橋も生月も初。通行料20円なり。原付格安なり。
ちなみに二丈浜玉有料は30円なので、今日は有料区間のべ6区間を通り、総額120円という破格です。
ここまで来て、ようやく雨が収まった感じです。 |
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Bachさん情報をもとに出発前にあらかじめ調べておきました。寿司屋さんであることは間違いないので、寿司屋さんを調べてみると、生月には二軒しかないんです。しかも二軒ともメニューに丼ものがあります。この時点で何も問題なく隠れた名品にありつけるつもりでした。
まずは一軒目。舘浦にある与平鮨。
「かき揚げ丼ってあります?」
「そういうものはやっておりません」
そうですか。 |
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ではその先、一部浦にある楽というお店。予習したお店と名前は違いますが、電話番号が一緒なので間違いないでしょう。
ところが
こちらにもかき揚げ丼はありませんでした。
もうお昼ご飯はうに丼でも海鮮丼でもいいんでしょうが、何だかがっくりきてしまい、このままここで食事という気分にはなれませんでした。 |
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で、結局ここで |
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いつものこれをいただきます。
とにかく体が冷え切っていたので、温かいものが食べたかったんです。あごだしラーメンは何度食べても感動の美味さです。
本当は10年ぶりくらいに山頭草原へ行ってみるつもりだったんですが、この天気じゃ行っても仕方ありません。雨は止んだとは言え、ちょっと先が霞んでいる状況は変わらないので、大バエ灯台に行く気にもなれません。幻のかき揚げ丼を発見することができなかったので、素直に撤収することにします。 |
大きな地図で見る |
今日のルートです。
B : たびら平戸口駅
C : 田平天主堂
D : 二つ目の寿司屋さん
川内峠以外は同じなので、往路のみです。 |
帰ってきて改めて「生月」「かき揚げ丼」で検索をしてみましたが、響さんとT2がそれぞれ平戸・生月に行った時の記事に私が書き込んだコメントがヒットする程度でした。生月のかき揚げ丼、謎が深まるばかりです。Bachさん、これのレポートをご覧になりましたら、追加情報の提供をお願い致します。 |
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「素直に撤収」と言いながら、そのまま帰るのももったいないので、川内峠を通ってみました。雨は上がってますが、こんな状態が続いています。 |
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帰りも行きと同じように北松やまびこロードを経由してR498へ。午後になっても寒いので、レインウェアは上だけ着たままです。
R498に出る前に世知原で寄りたいところがあったのですが、ナビの案内でも発見できませんでした。相当霧も濃かったので、捜索も断念しました。今日は色んなことがどうも思ったようになりません。こういう日はじたばたせずに、素直に撤退するに限ります。
北松やまびこロードも国見峠周辺も、雨こそ落ちていませんが朝と変わらない状態です。 |
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今回の少ない収穫のひとつ、岳の棚田がちょうど田植えを迎える状態でした。ここは基本的に他よりちょっと田植え時期が遅いようです。前回、相知町の蕨野の棚田がちょうど田植え時期に来ましたが、その時はまだ代掻きさえ終わっていませんでした。蕨野とは3週間程度のずれがありそうです。ちなみに唐津の大浦棚田、福島の土谷棚田は蕨野よりさらに1〜2週早いようです。 |
国見峠から下り、伊万里まで下りてくると
あたたかい 気持ちいい
体は芯まで冷えているので、まだレインウェアを脱ぐ気にはなれません。唐津までは50〜60km/hで淡々と流れ、非常に眠たくなりました。天気は相変わらずどんよりとしています。
唐津エリアに入ってようやく日が差してきました。そして気温がグッと上昇。ようやくここで今日初めて「暑い」と感じ、脱雨具です。どうもこのあたりが天気の境目だったようです。
この後も往路と同じく二丈浜玉有料、前原道路横&下を経由し15:40早々に帰着。走行距離は304kmでした。
次に平戸・生月へ行くときは「天候最優先」にします。今日も本当はそのつもりだったんですが。 |
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