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吉松駅の次は、ひとつ隣の栗野駅を目指します。隣の駅だから、と気楽にナビに従っていたら、こんな道(県道102)を走らされてしまいました。並行する走りやすいR268は去年走ったから、まぁいいことにしましょう。 |
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丸池湧水へとやってきました。思っていたより広々とした湧水池です。池の底から水がわき出てきているのが、砂が舞い上がる様子でよくわかります。 |
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驚いたのは本当に駅のすぐ横にあるってことです。地図で駅の近くとはわかっていましたが、まさかここまでとは。
さて、ここから一旦肥薩線沿線から離れ、山の方へ向かいます。 |
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県道103号を約10km霧島方面へ走り、やってきたのはここ。日本一の枕木階段です。
昭和63年に国鉄山野線が廃止になり、そこで使われていた枕木7000本を使って作られたんだそうです。 |
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ちょっと離れると全貌がわかります。左側が561段、右が555段です。一番上に木製の展望デッキがあります。展望デッキ脇は栗野岳の登山口になっています。 |
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さぁ〜て上りますか!
左の561段の方が気持ち傾斜が緩い気がして、左からアプローチします。 |
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途中、やや急になる部分がありますが、概ね傾斜は緩く、思ったほど大変ではありませんでした。
振り返るとすでにこの絶景です(写真は帰路のものです)。 |
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展望台デッキに続く、最後の部分はかなり傾斜が緩くなっています。このため、下からは見えなくなっているわけです。 |
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展望デッキからの眺め。素晴らしい眺めです。上る価値は十分にあると思います。来て良かった。
ここから栗野駅まで来た道を戻り、その後県道55号を南下します。 |
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去年も来ましたが、大隅横川駅です。ここにはひとつ忘れ物がありまして・・・。 |
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予習がテキトーだったため、これを見逃していたのです。一応ホームは歩いて見ていたのですが。
こんな田舎の小さな駅にまで空襲せんでもよかろうもんに、毛唐めが。 |
さて、今回の鹿児島ツーリングにあたり、(私にしては珍しく)事前に南九州班の何名かに連絡を試みていました。
まずはななさん。前回の北薩摩ツーリングの時にもちょっと思ったのですが、例によって目的地決定は直前だったこともあり、止めておいたんです。しかし、ツーリングの後、掲示板に「その日、その時間は家にいたのに」と書き込みを頂き、ダメもとでも連絡を入れておけば、と後悔したものです。今回は、去年ブログで紹介した「ひとたびバイクに」という本を渡すという重大任務があります。ななさんにお渡しする前に、とまた一通り読んでみましたが、やはり面白い短編集です。お話の中に二度もハンターカブが登場するし、きっと喜んでもらえるでしょう。連絡したのは前日朝でしたが、すぐに返信があり、今回のコースでは比較的近いということで嘉例川駅で待ち合わせとなりました。
次にすっかりバイクから遠ざかっているmuzinaさん。都城泊の予定なので、お会いできずともお店の前で記念撮影くらさせてもらおうとメールを入れましたが、返信はなし。返信がないままであることをななさんに伝えると、携帯のアドレスを教えて頂きました。上の大隅横川駅から携帯へとメール送信しておきました。すると、ここに到着する直前に返信がありました。PCのメールはスパムが多く、放置していたようです。
最後に文左衛門くん。リード90の不調の際ずいぶんとアドバイスを頂き、お世話になったので是非お礼を、と思うものの連絡先を知りません。仕方なくブログにシークレット・コメントでこちらの連絡先を入れておきましたが、これまた返信なし(こちらは1ヶ月以上前のことですが)。彼にしてみれば会ったこともない相手です。個人情報についてはいろいろ微妙な部分もあるだろう、とそれ以上突っ込むことなく鹿児島へ向かうことにしたわけです。 |
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嘉例川駅に到着すると目の前に見たことある人が。文ちゃんでした。「えっ?何で?」と聞くと、ななさんから呼び出されたそうです。ようやく実際に会うことができ、リード復活のお礼を申し上げました。ちなみに、シークレット・コメントは見ていないまま放置状態になっているようです。
ほどなくななさんも到着し(バイクではありませんでしたが)、駅舎の前で記念撮影です。
ななさんとは今回で3回目ですが、こんなにお話したのは今回が初めてです。
ななさんから、凍った保冷剤入り&二重保冷バッグ入りのお土産を頂きました。これから2日半ツーリングを続けるけど大丈夫だろうか?(結局翌朝、汽笛饅頭と共にクール便で自宅へ発送)。 |
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駅舎内部はどこも似たようなもんです。ここも大隅横川駅と共に県内最古の駅舎だそうです。駅弁は全国的に有名ですが、今日は平日なので販売はありません。 |
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ホームからの眺め。山あいの駅なので、独特なのどかさがあります。 |
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そうこうしていると偶然に特急「はやての風」が入ってきました。鹿児島中央駅と、さきほどの吉松駅を結んでいる列車です。 |
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停車時間が長いので、車両内部も見物できました。とってもおされです。 |
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外見は地味でしたが、中はとっても洒落てます。乗客の皆さんは列車を降り、駅舎見物をしています。 |
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吉松駅〜嘉例川駅までのルートです。
A : 吉松駅
B : 枕木階段
C : 嘉例川駅 |
そんなこんなで嘉例川駅には1時間近くおりました。話は尽きませんが、歩を進めなければならないためそろそろお別れです。文ちゃんが国分のあたりまで先導をしてくれることになりました。
ななさんとはここでお別れです。お土産をありがとうございました。またいつかお会いしましょう(まさか翌日とは)。 |
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