口蹄疫復興支援企画 宮崎へ出かけよう 2日目

 2010.10.10

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 昨日とは打って変わって快晴です。雨の直後の快晴のため、早朝は朝霧で真っ白でした。阿蘇なんかは雲海が凄かったことでしょう。

 朝の大浴場は宿泊客のみなので、がら〜んとしていて、ゆったりとできました。ちなみに部屋数は13室です。昨日の到着時は、広い駐車場が車で大半が埋まっているような状況でした。

 8時に出発します。
 串間から酒谷方面へ近道するために、ナビが案内しないようなルートをとってみました。県道3号から分岐する地図上では地味な道なのですが、全線快適な2車線で「あじさいロード」という名称の通り道沿いには延々とあじさいが植えられていました。

 地図上では地味なので二の足を踏むような道でも、実際は快適に走れる道っていうのは結構あちこちにあるもんです。
 R222に出てすぐのところに小布施の滝の入り口があります。このずっと先にある「スッコン谷渓谷」と同様、小さな案内板があるだけです。
 道を下ったところに「第二駐車場」があります。もっと奥に第一駐車場があるだろうと進んでいくと、滝への入り口があらわれます。しかし、第一駐車場はどこにもなし。入り口付近は道が広くなっているので、そこに停めさせてもらいましたが、ここが第一駐車場ってことでいいんでしょうか?。
 空は快晴なのですが、渓谷沿いはこんな感じ。妖精とか妖怪とかが出てきそうな雰囲気です。
 入り口から2分ほどフラットな遊歩道を歩くだけで滝へとたどり着けます。しかもこの見事な姿。水音が爽やかです。

 落差23mで、ほぼ滝壺まで一直線です。

 メジャーになるためにはもう少し水量と落差が必要なんでしょうか。
 遊歩道は右岸側の少し上まで続いていて、上には展望箇所と祠が祀られています。
 そのすぐ先にある坂元の棚田へ。

 昨日宮崎のローカルニュースで収穫のピークだと伝えていました。

 近くからも見てみましたが、棚田らしさがよくわかりません。
 離合不能な細い急坂をぐいぐいあがったところに立派な展望デッキがあります。
 山肌の樹木をを三角形にはがしたような感じで棚田が広がっています。
 ネットで写真は何度も見ていましたが、本当に几帳面なつくりの棚田です。地形がフラットな斜面だから必然的にこうなったんでしょうか。

 左上のあたりに人がたくさん集まっていて、収穫作業をしていました。
 国道に戻ったところにある道の駅酒谷で小休止。たくさんのバイク乗りが集ってました。また、国道の両側から次々と車が入って来る、にぎやかな道の駅です。

 ここではmuzinaさんのおじさんが生産しているお茶と、新米、それと飫肥の厚焼き卵が売っていたので購入。厚焼き卵は初めて食べましたが、卵焼きというよりプリンみたいで、クセになるおいしさでした。
 一気に霧島エリアまでワープし、高千穂牧場へ。初めて来ましたが、たくさんの家族連れで大賑わいです。
 まずは牛舎の見学を。

 生後数週の子牛のコーナー。まだ牧草は食べないようです。
 生後数ヶ月の子牛のコーナー。
 そして成牛。
 片やきっちりと管理された牛舎で飼われていますが、ふれあいコーナーではこんな具合で放し飼いです。ふれあいコーナーなので、さわり放題です。こいつはたまたま小さくておとなしいんでしょうけど。
 レストランや売店付近は人でにぎわっていますが、ちょっと離れたところは非常にのどかです。すばらしいロケーションです。


 一番奥にある羊が丘展望台まで歩くと、こんな景色が見られます。5分程度歩けば到着するんですが、ここまで来る人はほとんどいません。私らを含めて4組だけでした。
 売店では生ハムやウィンナーなど魅力的な食材がずらりと並んでいます。加治木で買って帰る(店休日のため、ななさんに頼んで買ってもらっている)さつま揚げのために、宿で凍らせておいた保冷剤と保冷バッグがあるのをいいことに、たんまり買い込んでしまいます。県境ギリギリでの最後の復興支援です。


 次の目的地は恒例の吉松のあらきです。霧島エリアから吉松へまっすぐに向かう道はないため、大きく迂回するわけですが、少しでも近道を、と再びナビが案内しないようなルートを選んでみましたが、これまた正解。広域農道だったようです。

 あらきには14時頃到着しましたが、それでも到着時、室内席はほぼ満席でした。いつもの黒ごまラーメンとコーヒー付のキャロットケーキを頂きます。ラーメンもケーキも何でこんなに美味いんだろう。初回感激しても、二度目以降その感動が薄れるケースというのはよくありますが、たまにしか来られないこともあって、ここのラーメンもケーキも毎回ため息が出る感動を味わわせてくれます。例によってケーキは持ち帰り分も購入。

 あらきの後は最後の目的地である加治木へ。例によって加治木3点セットを揃えるのですが、さつま揚げについては前述の通り。加治木まんじゅうは「運動会のため臨時休業」のため、つぶあん仕様の別店で購入。鶏の炭火焼は小パックが二つしか残っていませんでした。ちょっと今回はビシッとかみ合いませんでした。

 買い物が終わったらななさんに連絡を入れ、龍門の滝で待ち合わせてカミさんのどんぐり拾い。その後、前回行けなかったさえずりの森へ。
 駐車場から展望台までは歩いて2〜3分程度。本来車でも上がれるようですが、この日は上がり口にゲートが設置してあり、門番の方が二人いました。この日の夜に開催される花火大会のためなんだそうです。

 確かに納得。ここは特等席です。でも、場所取りのシートが1枚あるだけでした。
 去年行った高岡公園と同じレベルの絶景ポイントです。広々していて、展望デッキが設置してありますが、遊具はありません。
 最後はカミさんの強い希望で、ななさんのお姉さんが最近買い始めたトカラヤギのタケルくんに会いに行きました。ちょうど豆柴くらいの大きさと色で、ヤギというより何だか犬っぽく感じてしまいます。外に出た瞬間からひたすら草を食べ続けます。人間にはほとんど興味はないようです。
 やんちゃ盛りのタケルくん。この後、この小さな崖の上に登って好きな草を選んで食べてました。
 「メェ〜」という鳴き声を聞きたいカミさんでしたが、タケルくんは終始無言。半ばあきらめかけていましたが、ケージの中に戻すと「もっかい出して〜」とメェ〜。この後、飼い主のななさんのお姉さんが帰って来たのですが、やはり飼い主は親と思っているようで、それからはずっと「メェ〜」の連続でした。

 名残惜しいんですが、日暮れ時なのでここでななさん、タケルくんとはお別れです。マイナリスト行事の翌日なのにお付き合い下さり、またさつま揚げを買っておいて下さりありがとうございました。
 18時ちょっと過ぎに加治木ICから九州道へ。去年は菊水付近の工事渋滞で抜けるのに1時間半もかかってしまいました。今年は筑紫野の工事で渋滞が発生するでしょうから、状況に応じて長崎道で佐賀へ行くか、手前の鳥栖あたりから一般道へ行くか、そのくらいは覚悟しておりました。で、去年同様順調に八代を過ぎしばらく行くと・・・

 南関付近で事故 渋滞10km

と電光表示が。また今年もか。

 渋滞に耐えたとしても、その先でまた渋滞は必至。さらに、その後ハイウェイラジオで長崎道でも事故渋滞が発生していると判明。かくなる上は・・・

 菊水ICで高速を降り、大牟田・柳川・佐賀を経由して福岡へと帰ることにしました。

 しかし、意外なことに菊水ICを出てから2時間20分かからずに福岡の自宅まで帰り着くことができました。帰着は22:30。2日目の走行距離は501km、2日間の合計は909kmでした。
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