宮崎・鹿児島ツーリング2010 3日目その2

 2010.5.1

熊襲の穴 スッコン谷渓谷 霧島 の巻
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 当初の予定は、加治木から曽木の滝へ向かい、久七トンネル経由で人吉へ、そこから高速で帰るというものでしたが、ななさんのブログコメントへのレス(どこ行くんだろ?スッコン谷?三菱サイダー?)で気が変わり急遽変更することにしました。行ったことのある所より未踏地最優先です。

 そんなわけでまずはR223沿いにある熊襲の穴へ。前回(去年)は時間がなくて前を通っただけでした。

 駐車場には結構車が停まっています。国道沿いだけにメジャーな場所なんでしょう。

 熊襲の穴見物の前に、さっき買ったばかりの加治木まんじゅうをひとつ食べます。去年秋にななさんから頂いたのは、翌日帰宅してから食べましたが、買ってすぐだと美味しさが断然違いました。
 また、帰宅後すぐに残りを冷凍しましたが、早めに冷凍するとかなり美味しさをキープできることもわかりました。
 思っていた以上に山の中を登っていきます。
 遊歩道として整備されているとは言え、さらに上りは続きます。
 ラストは手すり付きの急傾斜階段です。
 到着です。

 それはそうと、あれだけ駐車場に車があったのに、だぁ〜れもいないんです。すぐ下の温泉を利用する人が停めていたんでしょうか。
 ここが入り口です。かがんで入り込み、すぐに数段の階段を上ります。

 ちなみに入り口手前に照明用スイッチボックスがあり、入る前にスイッチONにします。帰るときは忘れずに消しましょう。
 中に入ると、その広さと派手さに驚きます。約100畳分の広さだそうです。

 本当はこの奥にさらに300畳分の広さの洞窟があるそうですが、落盤などで入り口がふさがってしまっていて、今は入ることができなくなっています。
 この模様は古代の壁画というわけではなく、現代アートの萩原さんという人が1990年に描いたものなんだそうです。


 3日目になってようやく気温が上がってきました。熊襲の穴の見物を終えた時点で、今回初めてフリースを脱ぎ、メッシュのロングTシャツへ着替えます。ベンチレーションも一気に全開です。
 R223から県道2号へ。県道2号は非常に快適に走れるルートです。
 大隅大川原から県道105号へスイッチし霧島方面へ。

 霧島の山が見えてくるあたりでは写真の通り快走できますが、三桁県道は道幅・路面ともに厳しいです。
 県道31号に出て右へちょっと行くとフレッシュかわばたという小さなスーパーがあります。
 去年の1月にその存在を初めて知った三菱サイダーの実物をついに手にすることができました。1本78円なり。

 文左衛門くんからの情報で、ここで売られていることを知りました。我ながら物好きだとは思いますよ。
  山間部の県道沿いにあるこの小さなスーパーで缶飲料を2本買うのに、レジ待ち6分でしたよ。待ち客が多かったのではなく、一人あたりにかかる時間が異常に長いんです(ちなみに私は4番目)。会計中に何度も「あ、ちょっと待っとって」と売り場に品物を取りに行ったり、レジの店員さんが値段の確認をしに売り場に行ったりとか。でも、その光景はまるでコントのようで、全くイライラ感を募らせることもなく、「一体どこまでいくのやら」と楽しみに待つことができました。時間がゆったり流れるとはこういうことなんでしょう。

 それでも、私の前に並んでいたおばちゃんが見かねて「あなた、先でいいから」って順番を譲って下さいました。レジ待ちの記録を伸ばしたい私は、一応遠慮したのですが、「せっかく冷たいの買おうとしてるのに、ぬるくなっちゃうよ」と言ってくれたので、ありがたく替わってもらいました。こんな貴重なサイダーをその場でパシュっとやって、グビグビなんてやる気はさらさらないので、いくらぬるくなっても構わなかったのですが、そんなことを熱く語っても仕方ないですし。
 (というわけで実質3番目になったわけなので、その前の二人で6分間かかったということになります)
 フレッシュかわばたから県道31号を2kmほど霧島方面へ走ると、南部マイナリストの聖地(?)と私が勝手に思っているスッコン谷渓谷です。

 2006年、muzina隊員のブログ記事で一気にその名を知らしめた場所であります。
 このサイトでも紹介されていますが、何年か前までは休憩所があったようですが、今は跡形もありません。
 とりわけ特色がある渓谷というわけではありませんが、道路からわずかに下るだけで得られるこの清涼感は素晴らしいと思います。

 お弁当を持参しているカップルがいました。

 そろそろお腹減ってきたなぁ。今日はクリームパンは勘弁願いたいところです。霧島というメジャーエリアを控えているので何の心配もいりませんが。
 この部分は階段状に水が流れ落ちてきます。
 新緑の季節もいいですが、紅葉の季節もなかなかよさそうです。
 最後の目的を果たしたので、帰路に着きます。

 でも、その前にお昼ご飯です。
 無難に道の駅霧島へやってきました。
 何度来ても良い眺めです。
 黒豚肉そばを注文。

 いわゆる牛肉系の肉うどんみたいに濃いめの味付けで煮込んである肉ではなく、しゃぶしゃぶした肉が乗っかってる感じです。ぶちぶち切れて腰もへったくれもないそばはともかく、肉とだしはかなり美味でした。

 ここでカミさんに帰宅予定のメールを送信。

 ここから帰るとなると、R223を西側へ下り横川ICへ、R223を東へ下り高原ICへ、県道1号を北上して小林ICへ、県道30号を北上してえびのICへ、と4通りのルートがあります。
 せっかく霧島へ来たんですから、王道コースということで小林ICへ向かうルートを選択。
 さすがは天下のえびの高原、ライダーも多く見かけます。
 つい、毎回立ち止まって写真を撮らねば気が済まない不動池で、儀式的撮影を済ませ・・・
 小林ICへのくねくね道をひたすら下っていきます。ここのワインディングは本当に腹一杯って感じで、そりゃもう長いです。

 えびの高原付近でひんやりしたのは当然としても、小林IC付近まで下ってもそんなに暖かくはなりません。夕方が近付いているからでしょう。高速に上がる前に再びフリースを着て、ETCを準備します。
 南九州が名残惜しく、高速に乗ってすぐのえびのPAで意味もなく停車。

 ここで気持ちを切り替えて、本格的に帰路につきます。
 下り線は松橋IC付近で車両火災が発生していて、焦げた1BOXと数台ずつの消防車、パトカーがありました。その影響でかなりの長さにわたって渋滞していました(最大で13kmにもなったとか)。

 この先の緑川PAで小休止したのですが、昨日佐多岬で見かけた熊谷ナンバーのTDM900と再会しました(お連れは足立ナンバーのCBR1100ブラックバード)。ライダーさんとは初対面でしたが、20分ほどあれこれおしゃべりをしました。お二人はこの後九州から四国へ渡り、一週間くらいかけて少しずつ関東へと走って行かれるそうです。
 3日目のルートです。

 連休前半で、しかも混雑方向とは逆と言うこともあり、混雑と呼べる状況にはまるで遭遇することなく太宰府ICから都市高速へ。霧島から送信したメールと寸分違わない17:58に見事に帰宅。

 3日目の走行距離は429kmでした。

 3日間の総走行距離は1125kmでした。

 最後までお付き合い下さりありがとうございました。
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