塩田津に旧Car

  2011.11.13

鬼子嶽五社稲荷神社  八天神社
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 5週間ぶりに雨が降らない週末がやってくるという予報が出ていました(結局土曜の午後に降ったけど)。先日の上陽橋めぐりの際に保留にした玉名方面へ行こうと思っていたんですが、バートさんとこの記事塩田で旧Carがずらりと並ぶというイベント「塩田に旧Car」があることを知りました。旧Carと言っても「旧車会」(いわゆる珍走団)のイベントではありません。昭和53年以前に生産された車が旧街道に並べて展示されるんです。しかも開催は一日のみ。
 土日共にいい予報が出ているのでどうしようかと思いましたが、日本シリーズの第一戦がデーゲームということが決め手となり、土曜日は野球観戦(TV)、日曜はツーリング、ということは行き先は自動的に塩田津で決定。玉名はまたしても先送りです。


 出発は9時。今回もカミさんとタンデムです。

 日向峠で遅いワンボックスに堰き止められました。そのワンボックスには両サイドに大きなFerrariのステッカーが貼ってあるんですが、それが堰き止められた悔しさを倍増させてくれるんですな。何がフェラーリやねん!。福岡市内から糸島エリアへ入るとぐっと気温が下がることが多いのですが、今日は比較的変化が少なく助かりました。フェラーリも峠を下って最初の信号で曲がっていってくれたので、これまた助かりました。
 その後二丈浜玉から久々に西九州道のフリー区間へ。ここはDINKでは走っちゃいけない部分なので、二輪で走るのは2年ぶりくらいだと思います。
 伊万里に入り、今年3月に開通したR498大坪バイパスを初めて通ります。まだWeb上の地図には一部点線で書かれているだけです。
 上伊万里の交差点周辺はよく混雑するので、このバイパスは非常に効果ありでしょう。
 R498は最初の部分の道幅が狭かったので、とっても快適になりました。

 この手のバイパスでいつも思うんですが、こんな立派な歩道が必要なんでしょうか?。将来車線を増やすことまで見込んでいるのかもしれませんが。
 3kmほどで旧R498と合流します。
 松浦バイパスと呼ばれる部分から県道53号へ。ほとんど通ることのない道ですが、全線快適です。武雄〜伊万里を移動するときに便利です。
 県道53号沿いにある鬼子嶽(きしだけ)五社稲荷神社です。以前前を通ったとき気になっていた物件です。

 唐津のとなりの北波多に岸岳という山がありますが、そこにあった山城が秀吉軍に滅ばされた際、この地に落ち延びてきた人々の子孫がこの神社の祭主となったんだそうです。
 こちらは上宮。思った以上に立派で驚きました。県道から歩いて3〜4分くらいです。
 こちらは下宮。
 県道から車で上がれるアプローチもありますが、これは車のお祓い用で、駐車場は県道沿いにあります。
 県道に一番近い社は神社なのか一般民家なのか、よくわからない感じで、この周辺にも普通に民家が並んでいます。下宮からこの社までは家々の間の道で、その方々に挨拶しながら歩いてきました。ちょっと不思議な神社でした。
 昼食はカミさんの希望で武雄餃子会館へ。2年ぶりです。
 武雄から嬉野経由で塩田町にある八天神社へ。ここも思っていたよりずっと立派な神社でした。
 この眼鏡橋が県の重要文化財なんです。
 石橋が少ない佐賀県エリアで江戸期のものということで貴重なんだそうです。

 石橋はこの神社の1200年大祭記念に施工されたもので、嘉永7年(1854)に完成したということです。ということは、この神社もずいぶんと歴史が深いわけですね。
 参道にも鳥居にも多くの石が使われていて重厚な雰囲気です。拝殿もとても立派でした。

 重厚な雰囲気の中、七五三のお参りにきていたおチビさんがとっても可愛かったです。
 さあいよいよメイン・イベントです。旧街道部分は車両通行止めになっています。

 タイトルの「塩田津に旧Car」は方言で「塩田津に行こうか(来ゅうか)」ってことらしいです。佐賀の南西エリア限定の方言らしいです(嬉野出身者談)。
 塩田津にはこれまで二度来ましたが、いっつもがら〜んとしていました。今回は信じられないくらいの人でした。
古い街並みと旧Car
かぶと虫とてんとう虫 フェラーリにはこの人だかり
 車種名にまるで自信がなく、間違っているかもしれません。その際はぜひお知らせ願います。

 みなと広場では自衛隊の車両展示もやってました。
ホンダ N360
三菱 デボネア デボネア 室内
ホンダZ フィアット500
日産 フェアレディ2000 スバル R2
トヨタスポーツ800 ホンダ ステップバン
 塩田津を出る時点でずいぶん日が傾いていたのですでに15時くらいかと思っていたらまだ14時前でした。帰りにいつものように志田焼きのお店を見て、武雄北方ICから高速で佐賀大和へ。FAZEでタンデムでの高速走行は初めてですが、流れがゆっくりめだったこともあり余裕でした。さすがに追い越し車線に出ようという気にはなりませんでしたが。途中で立ち寄った多久西PAでは塩田津のイベントの何倍もの自衛隊車両を一度に見ることができました。
 佐賀大和からの三瀬峠越えは相当ひんやりしました。ジャケットのベンチレーション全開にしていたのでさらに身に染みました。走りながらそれをわかっているんですが、登坂車線などでガンガン抜かしてきた車にまた追いつかれてしまう、と考えただけでベンチレーションを閉めるためだけに停められるかい!とついつい走り続けてしまいました。気合いが入りすぎたのか峠の旧道でセンタースタンドを初接地させてしまいました。

 それはそうと、R263は最近よく渋滞します。この日は石釜のポプラくらいから、前回八女からの帰路では曲渕トンネルを抜けたあたりからでした。原因ははっきりしていて、千石の郷へ入る道のもうひとつ先の信号(内野小へ入る)です。右折レーンがないので、反対車線の状況によってはあっというまに強力な堰き止めが発生してしまうんです。ここはどうにかしてもらいたいもんです。まぁ、バイクなので車に比べれば被害は少ないんですが。
 16時に帰着。走行距離は194kmでした。

 ちなみに、前回の上陽行きの前に満タンにしたガソリンで今回帰宅するまで持ちました。燃費は32.8km/Lで、タンデムの影響による燃費の悪化は1割弱程度ということがわかりました。
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