|
筑紫野を過ぎたあたりから一気に冷え込んできます。甘木で防寒装備変更をしたついでに、お互いの車両を交換。初めてアドレスV125に乗りました。原付サイズのボディながらパワフルなエンジンという一般的な評判通りですが、想像以上にフレームはタフな印象です。かなりのスピードになっても不安な雰囲気は伝わってきません。
日田の一品街で休憩の後もそのままアドレスで。結局往路はアドレスのままゴールの瀬の本まで。 |
ファームロードでは思った以上に走りましたよ、125ccの2台は。TDMで走っていたときとさほど変わらないペースで走ることができました。さすがに上り坂での加速は無理でしたが。それと、大好評のタンデムステップに足を乗せるというライディングポジションも試してみましたが、これまた思った以上にいいです。ファームロードに入ってからは足はずっとタンデムステップに乗ったままでした。
車体は大柄なDINKですが、その乗車姿勢(特に足)は意外と窮屈です。それに対し、アドレスは長時間乗車での姿勢維持からくる疲労は少なくて済むのは間違いありません。前方に足を置く部分も傾斜が適度でちょうどいいんです。ちなみに通勤用リード90は前方までフロアマットが伸びてはいるものの、傾斜が急過ぎてとてもステップにはなりません。売れてるバイクというのは、良くできているものです。
|
|
瀬の本へ到着。集まっていたのは25台くらいでした。もちろん原付は我々2台のみ。耶馬溪MC倶楽部以外にも無数のバイクを見かけましたが、ファームロード以降で原付バイクを見かけることはありませんでした。
相変わらず車種は多様です。
前回お会い出来た方でさえ、再会は3年ぶりです。おそらく8年ぶりの再会だった方が相当数いたのではないかと思います。 |
|
いつもはがら〜んとしている一番下の駐車場ですが、佐賀・久留米ナンバーを中心とした「アルファ・ロメオ」?が30台くらい集まっていました。
その近くでキー閉じ込みをやらかしたフェラーリが、ちょっとした騒ぎになっていました。 |
|
比較的マイナーなはずのTDMですが、初期型と後期型の850が来ていました。ちょっと3台並べたかったな、と残念に思ったり・・・。 |
|
広島から参加のくぼさん。'02年に広島で開催されたトランザルプ・ミーティングに、このR1100でゲスト参加して下さいました。ずっとバイクが変わっていない唯一のメンバーではないでしょうか。相変わらずバイクはピカピカです。 |
|
昼食は、福岡からのメンバー6名で、レストハウスと道を挟んだ「瀬の本農場 八菜家」へ。
初めてだったので、皆さんにならって名物のボルシチ定食(\1600)を。山水亭みたいな感動はありませんが、普通に美味しいです。コスト比で考えれば「ふ〜ん」って感じでしょうか。ま、場所は一等地ですからねぇ。
気持ちのいい屋外テラス席で2時間くらい、あれこれと色んなおしゃべりを楽しませていただきました。 |
|
食事の後、瀬の本で解散し、大型組と原付組に分かれます。原付組は黒川で給油。大型組は写真撮影スポットを探しながら同じコースを辿るようです。
行きはずっとVANさんのアドレスだったので、帰りになって初めて我がDINKでファームロードを走ります。パワー的にはアドレスと大差ない感触です。コーナーではアドレスの方が安心感があったような気もしますが、アドレスはすぐにセンタースタンドをこすってしまいます。バンク角だけは十分にとれるDINKなのであります。
必死に走っていたら、亀石峠手前で大型組に追いついてしまいました。亀石峠で小休止。 |
|
亀石峠から一品街までは6台で。ここで高速組と下道組に分かれて解散。一旦原付組をぶっち切ったsinさんでしたが、その後再び合流し、最後の最後まで3台で走りました。筑紫野〜春日までの大渋滞を久々に堪能することができました。
17:30に帰着。走行距離は269kmでした。
269kmのうち、ソロで走ったのはたったの6kmという、私にしては非常に珍しいツーリングでありました。 |
今回は別にどこに行くというわけでもなく、ただ走って、しゃべって、食ってというだけでした。ただ、久々のバイクだったせいか、約1年ぶりの阿蘇方面だったせいか、久々のマス・ツーリングだったせいなのかわかりませんが、とにかく楽しかったんです。今更言うのも何ですが、風を切って走る感覚・体重移動をしてコーナーを抜けるのは車では味わえません。色々めんどくさい乗り物ではありますが、今回改めてバイクの魅力というものを実感することができました。排気量がどうのこうのってのは大きな問題ではないんです。バイクで走るということ自体がやっぱり楽しいもんなんです。お出かけが車中心になり、バイクからの距離が少々広がってみて初めてわかることなんでしょう。
それプラス、友人たちとの他愛ない話や、ひたすら前を走る背中を追って走る楽しさも何だか新鮮でした。普段ソロでの行動ばかりしている私ならではの感覚なのかもしれませんが。
せめて、春・秋のおいしいシーズンだけでも、できるだけバイクで出かけるようにしたいもんです。
|
コメント |