御立岬公園  芦北海浜総合公園  旧赤崎小学校  曽木の滝
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珍しく真夏というのにカミさんと出かけることにしました。当然涼しいところ、ということで久住か霧島の二カ所が候補に挙がりましたが、久住は日帰りでも行けるので霧島の方に決定。1泊2日の行程には、いつか行こうと思いつつもまだ行けていなかったところをできるだけたくさん盛り込みました。

出発は8:15。まだお盆休みの人が多いのか街中の通行量はかなり少なく、九州道の筑紫野ICまで下道を走ります。
予定通り11:00ピッタリに八代飯店に到着。

以前テレビで見たんですが、なかなか八代で昼食という日程で出かけることがないため、ずいぶん長いことリストに挙がったままになっていました。
八代名産のトマトがタイピーエンに入っている「トマピーエン」です。

ひとくち目はちょっと物足りないと感じるほどさっぱり・あっさりとしていますが、トマトの酸味が爽やかで夏でも美味しく食べられる温麺です。クセになる美味しさですが、なかなか八代までは気楽に来られませんので、次はいつになることやら。
カミさんは皿うどんでした。
日奈久温泉の中心部分(離合不能の細い道)をちょこっと見物(翌年バイクでリベンジ)してから、南九州西回り自動車道というめんどくさい名前の自動車専用道で南下します。八代から海沿いを南下するのは8年前以来二度目です。ちょっと前の仕様である私のナビでは次の田浦ICが終点になっているのですが、実際はその先まで開通しています。先まで行くべきか、田浦で離脱するべきか迷っていて降りるタイミングを逃して、その先の日奈久芦北道路という何のひねりもない名前の自動車専用道に進んでしまいました。結果として次(終点)の芦北ICで引き返すことと相成りました。自動車専用道はIC以外での出入りができないので、ちょっとでも迷ったらとりあえず離脱っていうのが原則ですね。約12km余計に走ってしまいました。

それはそうと、そろそろナビも買い替えないと。ポータブルタイプは信じられないくらい安くなってるし。問題はバイクへの取り付けができるかどうかなんですが。

自動車専用道の名称はどうかと思いますが、その効果は絶大です。8年前は日奈久から田浦まで渋滞していてすり抜けも出来ず、苦行だった印象が強く残っています。
少々回り道をしましたが、御立岬公園へとやってきました。まずはシンボルタワーという名の立派な展望台へ。
メジャーな展望台にありがちな南京錠がずらり。
各柱には小さな鐘が下げられていて、順番にドレミの音階順になっています。それなりに人数がいれば、ハンドベルの要領で演奏ができそうです。
展望台から岬方面の眺め。

先にある建物は温泉センターです。公園全体としてはかなり広いので、各ポイント間は車で移動しないと大変です。
温泉センターのさらに先あるローラースライダー(¥200)に乗りに来ました。色んな施設や遊具があるようですが、時間の都合もあり、展望台とスライダーのみに絞りました。
スライダーのゴール地点は海水浴場でした。かなり多くの人で賑わっています。シャワー施設や監視小屋・売店などもあり、相当充実しています。
駐車場までは遊歩道を歩いて戻らなくてはなりませんが、その一部分だけ、動く歩道という名のベルトコンベヤーで運んでもらえます。始動と停止はセルフサービスです。かなりの急傾斜のため、ふくらはぎの後ろ側が伸びていいストレッチにもなります。
続いては約10km先の芦北海浜総合公園へ。

ここは巨大な透明ボールの中に入って斜面を転がり降りるゾーブというものが有名ですが、今日の目的はローラーリュージュです。
比較的新しい施設らしく、ペアリフトがあります。
溝の中を走っていくスライダーとの大きな違いは、ハンドル操作でコーナーリングをしなければならないことです。
スタート地点です。33℃くらいまで上がっているはずですが、このあたりは海風がきもちいいんです。

コースは初級(ファミリー)、中級(スタンダード)、上級(チャレンジ)の3つに分けられています。初級を3回走るとライセンスがもらえて中級を走ることができます。同じように中級3回で上級を走る資格が与えられるわけです。
コースはそれなりに傾斜とカーブがあります。また道幅もあるので追い越しも可能です。

ここに到着するまでは3回券(¥1000)で十分と思っていたんですが、5回券(¥1500)にしました。施設に入るための駐車料金(¥500)でも1回乗ることが出来ます。リフト代込みなので、決して高くはないと思います。
ライセンスをもらって、中級を2回走りました。これ、めちゃめちゃ面白いです。気候的にいい時期なら1日券(¥3000)で乗りまくってもいいんじゃないでしょうか。カミさん共々、休憩もせずに5回連続で乗りましたよ。
時間的にゆとりがあったので、2年前に閉校になった旧赤崎小学校へ。
正門は県道沿いにあり、おそらく校舎の屋上と同じような高さと思われます。門を入ると強烈な下り坂になっています(帰りは1速じゃなきゃ上れませんでした)。
潮が引いていたので、海側&校舎下にも行くことが出来ました。

こんな素晴らしいロケーションなので、観光に生かす施設に生まれ変わらせることはできないものでしょうか。何とももったいない。
霧島へと向かう途中の大口で橋脇風月堂というお菓子屋さんに立ち寄りました。以前テレビで見た焼酎伊佐美を使ったお菓子(ゼリー、もなか、カステラ)を買いました。ちなみに店に到着する直前、ペットボトルに残っていたジュースを飲んでいたカミさんは気管に入ったらしく咳き込んで苦しんでおり、しばらく店の中に入れませんでした。色々やらかしてくれます。

一升瓶の形をしたもなかはほんのりお酒の香りがする程度でした。カステラは通常のものより水分多めでしっとりしていて焼酎の香りが豊かで美味しいです。近くへ行ったときはまた買いたいと思いました。ゼリーは未食。
せっかく大口にきたのだから、と曽木の滝にも立ち寄りました。カミさんは初めてですし、私は9年前に来ましたが濃い霧の中だったんです。それ以前にも職場の慰安旅行で来たはずなんですが、ほとんど記憶にありません。

駐車場の近くに滝見台ができていましたが、手前の滝が横から眺められる程度です。やっぱりちょっと歩いて川の中に突き出した滝見台まで行かなきゃだめです。

余りにもワイドすぎて、一枚では収まらないので分割します。これが一番左の滝。
左から2番目。
そのすぐよこにある3番目。
ちょっと離れた4番目。

東洋のナイヤガラとまで言ってしまうのはどうかと思いますが、ここまでワイドな滝は珍しいのは確かでしょう。水量があるのでそれなりの迫力はありますが、何しろ落差が小さいですからね。
曽木の滝からは栗野を経由して霧島へ。予定より30分遅れて18:00に宿に到着しました。

1日目の走行距離は334kmでした。

暑い中歩いたり遊んだりしたので、夕食の時のビールでよれよれになってしまいました。
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