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先週、九州を小さく一周ツーリングの帰りに通ったばかりの阿蘇ですが、今週もまた行ってきました。

今回は3月に平戸に一緒に行ったSR400の照ちゃんとの二度目のツーリングです。先週から週間予報にずっと傘マークが付いていたので、ほぼ延期するつもりでいたんですが、前日に曇りのち晴れへと急変。さすがは照ちゃん、その名はダテではありません。そしてその照ちゃん、バイクでは今回が初阿蘇ということなので、本人の希望も取り入れつつ、超定番スポットを組み合わせて、ざっと阿蘇山を一周するというプランにしてみました。

集合は7:30でしたので、7時前にバイクの準備を始めようと外に出るとポツリポツリ降っています。話が違うやんとすぐに雨雲レーダーと予想をチェックすると、10時くらいまでは北部はどこもどんよりで、所々で小雨という感じです。11時くらいから急激に回復するようです。午前中も大した降りにはならないような感じなので、照ちゃんに時間変更のメール。20分遅れでの集合としました。

出発後も降ったり止んだりを繰り返しながらも、雨具を装着するほどにはなりません。往路はずっと下道のまま道の駅うきはで最初の休憩。耳納連山は山裾がわずかに見える程度で、そこに山々があることさえわからないくらいに雲が低く垂れ込めています。
ウェットなファームロードを走るのは2004年夏以来のような気がします。それ以外に印象がありません。

亀石峠では雨が止んで、少し空が明るくなってきました。山々から雲が沸き立つようになるのは、このあたりの特徴なんでしょうか?2004年にもこんな光景が見られました。

ファームロードを全線走り、瀬の本経由で阿蘇入りしようかとも考えていましたが、この天気ですし、何しろ早くも時間が押し気味です。ソロだと休憩しても10分程度ですが、二人以上となると停まる度に思った以上に時間がかかるものです。ついついあれこれ話しますし。そんなわけで、下城からR212へ抜け、そのまま阿蘇まで南下することにしました。
照ちゃんの希望でまずは超定番の大観峰へ。11:30くらいの到着でしたが、信じられない状況です。どうです、このバイクの少なさは。大型連休明けの週末は基本的に行楽地は閑散としがちですし、朝方まで雨だったとは言え、5月の週末なのにこれには驚きです。

この後荷物満載の京都ナンバーの二人組が到着されていました。
空はまだ曇っていますが、それでも新緑はまぶしいくらいです。
どなたかをご案内する、というケース以外で、遊歩道を展望所まで歩くということは確実にありません。

展望所まで歩いたのは、間違いなく2005年の11月以来です。

心配しましたが、何とか涅槃像を見ることができました。
SR400は本当にコンパクトです。

先月末に1泊で対馬を走って来た照ちゃんのSRには、前回なかったタンクバッグが装着されています。


R212を内牧へと下り、県110で阿蘇神社へと向かいます。
県110号は初めて通る道です。道沿いに「阿蘇やくいん原湧水群」という噴水を見つけ、急遽ストップ。湧水群というからには、この周辺に点在しているんでしょう。ここは水くみ場所ではないような雰囲気ですが、詳細は不明です。
すでに12時を回っているので、参拝は後にしてとり宮の馬ロッケで腹ごしらえを。
照ちゃんは若いのに、去年から神社仏閣を巡って御朱印を頂くという、実に渋くて高尚なご趣味をお持ちなのです。ネットでは見ましたが、初めて御朱印帳なるものを見せてもらいました。

まず社務所に依頼をしておき、参拝と境内の見物をしているうちに完了するというシステムみたいです。小学生の時に集めていた国鉄の駅にあったスタンプ集めを思い出しました。あのスタンプ帳まだどこかにあるはずです。
御朱印が仕上がるまで境内を見て回っていて、拝殿の奥(左側)にある一の神殿を初めて見ました。総ケヤキ造りの社殿の風格はそれは大したものでした。
無事に御朱印を頂き、本来は荻岳に行く予定でしたが、時間が押しているのでR265を南下して箱石峠へ。晴れてはいませんが、ずいぶん空が明るくなってきました。
昨夏の豪雨被害の爪痕がこのあたりではたくさん見られました。通行制限は全くありませんでしたが、道路脇にぐにゃりと曲がったガードレールがあちこちにありました。
昼食は先週初めて来て、とても気に入った高森旬菜庵へ。

13:30をまわっているとは言え、まさかの貸し切り状態です。ただ、入店時には他に一組がいてすぐに退店し、私らが店を出る直前に一組が入ってきてはいました。
前回、気になった「赤牛ステーキ丼」を選択。味噌汁がだご汁というのが嬉しいポイントです。十分に期待に応えてくれるお味でした。繁盛店ではないみたいですが、長く続いて欲しいものです。
昼食後はR325から、旧阿蘇登山道路吉田線の県111へ。

初めて照ちゃんと前後を交代してみます。空には晴れ間が多くなってきました。
途中の気になる絶景ポイントではバイクを停めてじっくり眺めたり写真を撮ったりしてもらい、初阿蘇バイクを満喫してもらいます。
王道コースで草千里へ。

この後赤水線(県298)でR57へ、県23でミルクロードへ駆け上ります。
コース設定上最後になりましたが、照ちゃんの第一希望である、最近天空の道と呼ばれている場所へとやってきました。私自身メジャーになってしまうと興味を失ってしまうため、ずいぶんと久しぶりな気がします。

帰って調べてみたら2008年以来でした。

前回来たときはだぁ〜れもいませんでしたが、有名スポットになっただけのことはあります、20分もいなかった間に4組が見物に来ていましたし、通行する車も比較にならないくらい増えました(その多くは作業のためと思われる軽トラでしたが)。
今日二本目の初道はマゼノミステリーロードです。

開通してから2年以上経過しているはずですが、ようやく通ることができました。

大昔、小国側から2km足らずしか通っていない頃、当時超マイナーだった押戸石を探しにこのあたりをずいぶん散策していました。押戸石もいまや有名スポットとなりました。有名になったのであのアプローチも少しはマシになったんでしょうか。機会があったらちょっと見に行ってみたい気がします。
お土産を買って帰りたいというリクエストですが、もうここ以外には考えつきませんでした。道の駅小国で買い物&トイレ休憩。さらには帰路への気合い入れのため二人揃って栄養ドリンクでドーピング。
帰りの亀石峠は往路とはまるで違い、すっきりと晴れて、実に爽やかです。

帰りは、先週同様朝倉ICから高速へ。照ちゃんは高速デビューですが、スムーズにチケットを受け取っていました。
井上PAで最後の休憩。ここまで正面に低い夕日を見ながら走って来ましたが、もうまぶしがらずに走れます。
都市高速へと乗り換えて、そのまま流れ解散となりました。

17:45に帰着。走行距離は359kmでした。

今日のルートです(日田以降)。帰路は途中までですが、あとは往路と同じです。
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