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最初にやってきたのは西寒多(ささむた)神社です。住宅地の真っ只中にありながら、このエリアだけ別世界のような空気感です。
ちなみに行かれる場合は住宅地の中を通るより、一旦JR敷戸駅方面へ向かい、寒多川沿いに上るルートが分かりやすく通りやすいです。
10時くらいに到着しましたが、見事なまでの逆光で、写真の石橋を渡ると、正面やや上方に太陽が位置しています。 |
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石橋を横から。下を流れるのは寒多川です。 |
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石橋の上から本殿方面。この日も七五三参拝の家族連れが来ていました。 |
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手水舎には龍がいます。 |
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拝殿です。 |
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御朱印を頂きました。 |
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本殿の屋根には千木と鰹木があります。千木の下側が長いのが特徴的ですが、珍しいタイプなのかもしれません。 |
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本殿横には校倉造りの神庫があります。ミニ正倉院という感じです。 |
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15kmほど移動して、もうひとつの豊後国一の宮である柞原(ゆすはら)八幡宮へ。
こちらへは4年前に一度来ています。
4年前のレポートとあわせてどうぞ。 |
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参道は基本的に石段ですが、記憶にあるほど長くは感じませんでした。 |
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参道途中にある南大門。内部の木彫装飾が素晴らしい楼門です。
また、南大門脇には天然記念物の大楠もあります。
人里離れた少々辺鄙な山中にありながら、見所の多い(特徴のある社殿も含めて)神社です。なぜこの地にこの規模の神社が作られたのでしょうか。
由緒略記を見ると、宇佐神宮の参篭にて神告を蒙った延暦寺の僧が柞原山に勧請したのが起源ということです。というわけで、ここも八幡宮なんでしょう。 |
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前回同様、あえて遠回りをする方の参道を進みます。 |
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で、拝殿前の門にたどり着くわけですが、こちらは常時閉門。 |
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西門へ回り込みます。
中央やや右に写っている門が上の写真の門です。
こちらでも七五三の家族連れが数組見られました。
靴を脱いで、回廊へ上がります。 |
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回廊の様子。
高く積み上げられた石積みの上に回廊を含む社殿があるので、写真の左側からは結構な見下ろしになります。 |
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回廊中央部、楼門の扉の内側が拝殿になっています。 |
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拝殿の天井に大きな天狗面があることに、前回は気付きませんでした。 |
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御朱印を頂きました。これにて豊後国一の宮はコンプリートとなりました。
離島をのぞく九州内の一の宮に関して、参詣はあと日向国一の宮である都農神社のみ。
御朱印は筑前の二社、豊前、肥後、大隅が加わり、計六社が残っています。 |
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回廊から見た申殿と本殿です。
目的の二社参拝を終えたので、安岐町のい草農家さんを訪ねます。 |
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昼食は杵築の魚市魚座へ。初めて来ました。りゅうきゅう丼、とり天を頂きましたが、両方共美味でした。じゃこぼーるは期待ほどではなかったかな。
いわゆる牡蠣小屋のような食事スペースなので、海鮮焼きをしない場合でもテーブルの中央には炭火が乗っています。
13時過ぎに着いたのですが、入店待ちが6組もいました。 |
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食事の後は、いつものように酒屋に寄って喜納屋を買い込みます。今回は1本増やして4本にしましたところ、酒屋さんがケースを貸してくれました。
写真では5本入っていますが、1本はい草農家さんがお土産にと下さったものです。 |
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い草農家さんご夫婦への進呈品です。
ご主人は一足ではとても足りないので、今回から二足差し上げることにしました。
お二人ともとても大事に履いて下さっていて、3年前のものでも、ソールを貼り足したりして、修理しながら限界まで愛用して下さっています。
また、去年?から草履作りを始められた奥さんが、爽草のコピーモデルを作られていましたが、まだ大した数を作られていないにも関わらず、実にクリソツなラインが出せていたのには驚きました。やっぱりこのタイプばかりを使っていたら、ご自分でも作ってみたくなったとのこと。自分以外の人が作った爽草(タイプ)を見るのは何とも不思議な感覚でした。 |
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二年前に分けて頂いたい草がほぼ底をついたので、来年分のい草を頂きました。一束でいいと言ったんですが二束持ってけと、前回同様と同量を頂きました。ちなみに一束8.5kgあり、ほぼ1年分(20足弱)です。
何と今回、もったいないことに一束は今年収穫のい草なんです。長く寝かせたものより硬いので、長時間湿らせた方がいいかもしれません。 |
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16:20位に安岐町を後にし、日出まで大分空港道路を通り、これまたいつもの鬼石の湯へ。真っ暗になってからの到着は初めてでした。
入浴後はひたすら帰るのみ。途中のSAで夕食を、と思っていましたが、昼食が遅かったこともあり、結局スルーしました。
鳥栖JCTから基山PAくらいまで何度も停車してしまうほどの渋滞に巻き込まれましたが、その後は何とか70km/h程度で流れまして、20時過ぎには帰着。走行距離は436kmでした。 |
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