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予報通りとは言え、今日も快晴。どピーカンです。全行程晴天に恵まれるという、こんなツーリングは初めてかもしれません。 |
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昨秋と同じコースで六峰街道の入り口に到着。
昨秋も晴天でしたので、予定をちゃぶ台返ししてそのまま突入したい衝動に駆られましたが、何とかこらえました。そんなこともあり、今回は間を置かずに来てしまいました。延岡側入り口から走るのは2005年以来8年ぶりです。 |
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写真も撮らずに一気に駆け上ってETOランドへ。
前を走っていたFITはこちらの職員の方だったようです。 |
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中をじっくり見るのは9年ぶり。あのときは小雨が降り始めていました。 |
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ミニ・コースターは健在です。 |
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奥の方から「ポーン ポーン」という電子音が聞こえてくるので行ってみると、草スキー場があり、リフトがすでに動いていました。確かにリフト乗り場でよく耳にする音でした。
奥まで入ったのは初めてでしたが、このスキー場の下が大駐車場になっていて、すでに誘導・整理の方が2名スタンバイされていました。昼間の時間帯は賑わうんでしょうか。
下の写真は入り口ゲート付近からの眺めです。 |
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8年間の間に記憶が美化されていたのか、久々の六峰街道はなんか普通でした。もっと異次元の素晴らしさという印象でしたが、こんな感じの舗装林道は結構他にもありますから、実際。
8年前はバイクツーリングを始めて間もない頃でしたし、まだまだナチュラルな感受性があったんでしょう。それからあちこちで素晴らしい景色に触れて、知らず知らずのうちに目が肥えてしまったようです。 |
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大善自然公園も健在、というよりより豪華になっています。
ポインタを当てると8年前の写真になります。 |
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8年前写真を撮ったお気に入りのポイントでまた今回も写真を撮ろうと思って、慎重に歩を進めていましたが、植林された杉が成長していて視界が遮られていました。前回は伐採から間がないタイミングだったようです。
この写真は違う場所ですが、同じように伐採から間もない場所のようです。
ポインタを当てると8年前の写真になります。 |
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入り口からETOランドでの寄り道込み1時間で中小屋天文台までやってきました。思ってた以上に実際は近かったです。前回はずいぶん長く感じたものです。
ここへは昨秋に諸塚山スカイラインを走った際に、反対側から来ました。 |
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昨秋走ったときは、諸塚山スカイラインとの分岐から中小屋までは路面が酷い状態でしたが、今回は印象がまるで違います。落ち葉も砂利も全くと言っていいほどありませんし、さらには舗装の傷んだ部分が補修されています。
ポインタを当てると昨秋の写真になります。
やはり酷道・険道系を走るなら、秋より春の方がいいようです。 |
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諸塚山スカイラインとの共通部分に入れば、快走路となります。
この分岐から直進すると緑資源幹線林道となり、日之影方面に下ります。今回初めてこの部分を通ります。 |
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緑資源幹線林道は諸塚〜日之影の全ての区間で2車線の快走路です。 |
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下界に下りてきました。幹線林道から県205へ。龍天橋が正面に見られます。
六峰街道入り口からここまで対向車はバイク1台のみ。同方向車両はETOランド職員の方を含めて2台のみでした。 |
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日之影の中心部です。初めて五ヶ瀬川の右岸側を通りましたが、こちら側の方が反対側より賑やかな感じがします。 |
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この時期恒例の青雲橋とこいのぼりのコラボを見るのは何度目でしょうか。
このエリアに来ると必ず立ち寄っていた日之影温泉駅を今回初めてスルーしてしまいました。 |
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三日間マイナーなところばかりをうろうろしていたので、道の駅日之影の連休らしい盛況ぶりが新鮮でたまりませんでした。
最終日と言うことで、自宅と職場用のお土産を買い込みました。最終日じゃなくても、これまで日奈久・水俣以外ではお土産を買えるような場所はほとんどありませんでした。
当初はここで昼食の予定だったんですが、まだ10時ちょい前なのでパス。
今回、増量したトップケースでの初ツーリングでしたが、これまで足りなかった「あと少し」の容量が確保されて、ゆとりができました。おかげでたっぷりとあれこれ買い込めました。 |
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日之影からR218、R325とつないで高千穂町へ。
上野の集落を抜け、玄武山トンネルの手前から右へ。この先に竜ヶ岩の滝があるはずなんですが、入り口にもその先にも何の案内表示もありません。 |
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かなり不安になってきたあたりでやっと案内表示がありました。
アプローチは複数あるようですが、四季見原キャンプ場を目指せば間違いないようです。 |
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竜ヶ岩の滝への遊歩道入り口に到着。国道から6〜7kmだったような気がします。
昨年行った五ヶ瀬の白滝とセットで行くつもりだったんですが、時間の都合で去年は断念していました。 |
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ここから遊歩道を歩きます。滝まで300mだそうです。
ただ、この遊歩道、相当ハードです。遊歩道というよりほぼ全て階段です。一番傾斜がきつかった階段は歩きながら手を伸ばせば足が乗っている3段先に触れることができるくらいでした。 |
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途中にある滝もそれなりに立派です。 |
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滝に近づいたあたりで、左岸へと渡ります。 |
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写真を撮ったり、途中の滝を見たりしながらおよそ15分で滝見台へ到着。
でも、木々がじゃまなので、この先の大岩がせり出している下あたりがベストポジションでした。 |
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ベストポジションからでも上段部分しか見られません。このあたり、去年行った美郷町の大斗の滝と同じような感じです。落差は35mと大斗の滝の半分くらいの割りには十分なスケール感です。滝の姿もよく似ています。
ここは紅葉の名所でもあるらしいです。 |
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滝見台の先にも階段が続いていたので行ってみたら舗装林道へと出てきました。ただし、道幅も狭く駐車スペースはありません。 |
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さて、滝見台のちょっと下に川岸に下りる10段ほどの階段があります。階段の先は何もないため、滑らないように気をつけながら岸まで下ります。 |
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下りたところから下段の滝が見られます。 |
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さらに岩を上手に伝って行くと上下両方ともを同時に見られるポジションにたどり着けます。
この写真だと上段の落差がまるで感じられませんが、しばらく眺めていたくなる素晴らしい滝の姿を堪能できました。
白滝もここも実に素晴らしいんですが、何せアプローチが厳しいので、きっともう来ることはないような気がします。でも、一度は見ておく価値は絶対にあると私は思うのであります。 |
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R325に戻り高森方面へ。奥阿蘇大橋手前のトンネル入り口手前から県218へ。以前テレビで見た扇田が、ここから柳谷を通り県212へ抜けるルート沿いにあるんじゃないかと踏んで、相当注意しながら通りましたが見事に空振りでした。 |
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それならば、とここ数年でメジャーになった高森殿の杉へ。
メジャーになったはずなのに、国道からの入り口のわかりにくいこと。 |
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滝を見物した直後の身としては結構辛い急坂をゆっくりと登って行きます。 |
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一体どこにあるんだろうと思ったら、何とも目立たないところに案内標柱を発見。ぼーっとしてたら見落として先まで歩いていたかもしれません。危ない危ない。 |
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森のようなところへ入っていくと、そこは別の世界でした。
千手観音系の杉・檜の巨木を見るのはこれで三度目ですが、これが一番スケールがでかいです。
大久保のヒノキ(椎葉村)
護王さんの杉(阿蘇市)
二つ前の写真の中央左の緑の盛り上がりがこの杉だったわけです。 |
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杉も素晴らしいですが、ここからの眺めも格別です。
さて、そろそろお昼ご飯を、と高森周辺をうろっとしてみましたが、どこも駐車場がいっぱいで店の中を覗こうという気にもなれません。一人らくだ山とか一人田楽っていうのもちょっと・・・と思いつつ一の宮向けに走っていると・・・。 |
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休暇村南阿蘇入り口のところにあるレストラン(高森旬菜庵)が比較的空いている感じ。しかも入り口付近に掲げてあるメニューも多彩です。前を通ったのは数えきれませんが、ここはまるでノーチェックでした。
店内はゆったりしていて、実に快適でした。 |
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阿蘇らしく高菜飯とだご汁のセットです。630円という価格は観光地としては比較的良心的ではないでしょうか。サラダと漬け物はサラダバーがあり、セルフです。
また、赤牛ステーキ丼やハヤシライス、ハンバーグ、熊本ラーメンまであって、言うことなしです。最近阿蘇エリアで食事をするとすれば、道の駅波野くらいでしたが、ここはちょっとよかろうもんです。近々阿蘇に来る予定があるので、その時もここにしようかな。 |
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旧上色見小学校へも初めて立ち寄りました。 |
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もう何年も前にyamamenさんから教えてもらっていた険道135号バイパスを、いい機会なのでたどってみることにしました。
大戸の口から入り、険道135号入り口をスルーして、すぐその先の県道41号へ左折。そのすぐ先にこんな入り口があるので、さらに左折して突入。 |
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険41バイパスは決して快走路ではありませんが、険135に比べれば快適そのもの極楽極楽でございます。
あとは一本道で農免農道まで出られます。 |
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なぜか写真を撮らずにスルーできない阿蘇望橋。 |
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このままR57へ抜けるつもりでしたが、10年以上も気になったまま放置していたところへ向かうことに。ちょうどいい時期じゃないでしょうか。 |
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たどり着きましたが、まったくぜんぜん咲いとりません。案内板に寄れば5月中〜下旬が見頃なんだそうです。
私の他に二組来てましたが、チラッと見て立ち去ってました。 |
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R57に出たら、本当に久々に波野側のミルクロードを走りました。波野からやまなみハイウェイに抜ける場合、ほぼ間違いなく県道40から産山牧場経由で行ってます。1本西のこちらは今ひとつ特徴がないというか、パンチがないというか、そんな印象でしたが、こういうベストコンディションなら、印象はガラリと変わるものです。途中で何度もバイクを停めて写真を撮りました。 |
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三愛レストハウスで栄養ドリンクドーピングをし、あとは一気に帰ります。
黒川温泉をスルーする新道は今回初めてです。 |
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ドーピング効果なのか、集中力が戻り、ファームロードも快調です。 |
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日田に下りてきて、日田ICに向かうまでの部分が何かおっくうで、ついつい浮羽方面へ向かってしまうことが多い今日この頃。
その先の杷木ICもかなり北上しなければならないので気が進まず、ついつい土手ロードからすぐの朝倉ICを利用するパターンが増えてきています。ただ、往路の場合だと、半々以上で日田まで高速の方が多いですかね。 |
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結局三愛からノンストップ(正確には基山PAで通勤割引への時間合わせで約1分停車)で帰ってきてしまいました。写真は太宰府IC手前のものですが、鹿児島ナンバーの二人連れでした。4連休初日ですから、これから一体どこまで行くんでしょうか?。新門司からフェリーかな。 |
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出発が早かったこともあり、予定の箇所を全てまわった上に、ちょいちょい寄り道をしましたが、ほどよく17:30に帰着できました。
ルート図は例によってポイント数が足りず、基山で終わってます。
3日目の走行距離は315km。
3日間の総走行距離は863kmでした。
長らくのお付き合い、ありがとうございました。 |
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