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年末によく近場温泉に行くというのがパターン化している禄太郎家ですが、ことしは温泉より暖まれそうな所ってことで南の島へ行くことにしました。庶民の鑑である我が家では当然ハワイとかグアムとかサイパンなんてことにはならず、目的地は私もカミさんも人生初である沖縄です。

初めてであり、主目的が「避寒」ということもあり、安直に旅行会社のツアーに乗っかることにしました。
2泊3日の日程ですが、残念ながら週間予報では晴れマークが全くないという状況です。気温は福岡より約10℃高いようです。
東京へ行くのとほぼ同じくらい、約1時間半で那覇空港へ到着。

ここで、岡山からと長崎からの便の人と合流し、バスで移動を開始します。
初日の立ち寄り箇所はただ一箇所のみ、DFSギャラリア沖縄という免税店です。国内なのに、何が免税何だかよくわかりませんが、とにかくブランドショップがずらりと並んでいるところです。

沖縄へ旅行で来て早々、ブランド品を買い込む人なんているんだろうか。
ブランド品にまるで興味がないため、時間がたっぷりと余りまして、ちかくにあるモノレールの駅まで自由散策をしておりました。今度来る機会があれば乗ってみたいものです。
沖縄のリゾートホテルはほとんどこんな感じのようです。そして大浴場がなかったり、別料金だったりするんですね。

16時到着だったので、海岸に出てみました。

浜の砂は白くてさらさら、べたつきがなく、本土のとは明らかに違う感じでした。珊瑚のかけらが落ちていたので、興奮気味に拾い集めていると・・・
こんなに固まっているエリアもあって、急にありがたみがなくなりました。
夕食は和・洋・中・BBQの4種類から選ぶようになっていまして、一番不人気そうなBBQを選択。これが正解で、ゆったりできました。MVPは肉ではなく、プリプリのイカでした。
ビールはもちろんオリオンです。

初日はこれにて終了。
二日目の出発は8時。

最初の訪問地は万座毛という、景勝地です。隆起珊瑚が浸食されて象の鼻のようになっています。残念ながら小雨が降っています。

高さはそうありませんが、なかなかスリリングなポイントもありました。
駐車場の両側に土産物店(ほぼ屋台)がずらりと並んでいますが、これが完全に昭和中期のまま。沖縄まで来てこんなド派手なワンピース買っていく人っているんだろうか。そしてド派手ワンピースは沖縄の名産品なんだろうか。ほぼ全ての店で吊してありました。

また、星砂が入った小瓶は2個で50円という超破格値。私もカミさんも小学生の時友達からもらって嬉しかったという共通体験があることがわかりましたが、今更欲しいとも思わず。

この日は予想最高気温も最低気温も15℃だったと思いますが、売店のおばあちゃんは寒そうにカイロを握っていました。
次の立ち寄り地は「御菓子御殿」。

ちんすこうと並ぶ沖縄銘菓である「紅芋タルト」を作っている会社の直営店なんだそうです。製造ラインが見学できる他、御菓子以外の土産物もずらりと並んでいます。
お次は名護パイナップルパーク。

パイナップルが植えてあるエリアを通り、あれこれ説明を受けつつ試食コーナーを経て、ワインやジュースの試飲をしながらお土産品ゾーンへと至るテーマパークです。本来なら入園料\600だそうです。個人旅行なら立ち寄らないだろうなー。でも、雨を避けられただけでもありがたかったです。
昼食は名護のホテルで海鮮丼。これが思いの外美味でした。

これに沖縄そばとデザートが付いてました。
約2kmもある古宇利大橋を渡って古宇利島へ。人口350人位の島に270億円を投じて橋を架けるという、沖縄ならではのバブリーな道路行政です。完成は2005年。

雨が上がり、雲が薄くなったせいで、少しだけ青い海を見ることが出来ました。夏は多くの人がこの浜を訪れるんだそうです。
橋を渡ったところが道の駅になっているんですが、見渡す限りの「わ」ナンバーです。この後行った「美ら海水族館」の駐車場もそんな感じでした。
古宇利島の次は備瀬のフクギ並木です。海岸沿いの昔ながらの住宅地に沿った並木を見て歩きました。


その次がこのツアーのメインと言っていいでしょう、美ら海水族館です。ここまでは割と普通の観光スポットでしたが、超メジャー施設なだけに人の多さもハンパないです。
名物のジンベイザメは小型漁船くらいの大きさは十分にあって、迫力満点でした。

水族館がある海洋博公園から海の方を見ると伊江島があります。軍艦島ならぬ潜水艦島です。
ちょうど時間が合ったので、イルカショーも見ることが出来ました。ただ、海沿いで風が強かったため、結構肌寒く感じました。ちなみにイルカショーがあるのは水族館の外なので、入園料なしで見ることが出来るんです。まぁここまで来て水族館に入らないという人はほとんどいないでしょうけど。


二日のホテルからの眺めも昨日と同じでこんな感じです。ただ、到着が遅かったのと、風が強いので海岸に出ている人はほとんどいませんでした。
最終日の出発は8:30。まずは沖縄の古民家が移築されている「琉球村」へ。入園料\840也。再び来ることはないかな、と思ってましたが、カミさんはシーサーづくり体験をしに来たいと言ってました。

敷かれている畳は琉球表なんでしょう、い草よりかなり太くて、本当に七島藺のとよく似ています。
日替わりだったバスの座席は最終日に最前列になりました。

再び南部へと戻ります。
首里城へ。一時的にでしたが、風雨が強まって参りました。

建物自体よりも城壁や門に感激しました。

ここも美ら海水族館同様、観光客が多いです。
長崎便のひと家族を空港で下ろしてから、ひめゆりの塔へ。

知覧の特攻平和会館とは違って、基本的に戦争被害者という視点で資料が構成されているような気がしましたが、思っていたほどの偏りはなく、きっちりとした資料館でした。

駐車場脇に土産物店があるのはいいとして、チャラいTシャツ屋には違和感を覚えました。

個人的にはメジャーすぎるひめゆりよりも、白梅とか梯梧や瑞泉などの慰霊碑を回ってみたいです。ただ、資料館はここにしかないと思われます。
ラストは国際通りです。30分しかありませんでしたが、土産物店商店街って感じのところです。
沖縄ではほとんどバイク(特に中〜大型)を見かけることはありませんでした。大きいバイクと言えばビッグスクーターばかりです。

国際通りで新カラーリングの無印FAZEを見かけました。
そして沖縄県庁前はこの盛り上がり。号外配ってましたが、多くの人はスルーしてました。号外と言えば人が群がるイメージだったので、何とも不思議な光景でした。ちなみに生涯初めての沖縄で生涯初めての号外をもらいました。

ガイドさんなどの話では、基地がなかったら勤め先や地料がなくなり、経済的には相当困るような感じでした。結局は普天間基地がなくなったら困る人たちが抗議しているんでしょうかね。よく言われる本土からのプロ市民たちかもしれません。

より大きな地図で 沖縄 を表示
三日間のルートです。乗せられて連れ回されてだけなので、正確ではないと思います。大体こんな感じってところです。


福岡空港への到着は20:45。夜の飛行機は景色が見えずに残念と思ってましたが、空からの福岡の夜景はそれはそれは綺麗でした。

沖縄から戻った福岡はこの冬一番の冷え込みでした。
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