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知人が副住職をしていると聞いているお寺を見に来ました。のどかでいいところですし、お寺の佇まいにも風情を感じます。 |
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田んぼの中にある、カエルに見えるし、ミニ石舞台古墳のようにも見えるものは「お墓」なんだそうです。
知人の副住職には会えませんでしたが、「こういうところで働いてるんだ」と妙に感心をしました。
感心したところで歩を進めます。 |
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浮羽からR210で日田へ、日田からR212を南下し、大山から県9号で前津江方面へ。
このルートは初めてでしたが、やけに走りやすい快走路だと思ったら、ルート上に今春竣工式を行ったばかりの大山ダムがありました。ダムができると周辺の道は非常によく整備されますんで、そういう点ではありがたいわけですが・・・。 |
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県9号は前津江から険道へと変わります。椿ヶ鼻ハイランドパークへは走りやすい迂回路が案内板に書かれていましたが、あえてナビの案内通り、集落の中のつづら折れを上がってみます。 |
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久々の椿ヶ鼻ハイランドパークです。10年ぶりくらいでしょうか。
二基ある風力発電機は一基のみが元気に回っています。 |
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せっかく久々に来たので、釈迦岳まで舗装林道を上がってみます。舗装林道は4kmほどあります。 |
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今日は春でもないのにもの凄く霞んでいます。PM2.5は多めという予報だったので、そのせいなんでしょうか。
このあたりは、まるで熊本・宮崎の県境付近のような山深さを感じられます。 |
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山頂手前のピークに到着。登山ブームなので、何台か車があるかと思いましたが、ありませんでした。10年ちょい前くらいに一度来たことがありますが、その時は登山者グループがマイクロバスでここまで上がってきていました。 |
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駐車スペースのすぐ下に釈迦岳・御前岳への下山口があります。ピークスタートの登山は、帰路が延々上りになるので、なかなか辛かったのを記憶しています。あと、御前岳は山頂が広くないため、登山グループの人たちが、狭い山道にずらりと一列に座ってお弁当を食べていたのもよく覚えています。後で思えば、あれが山から気持ちが離れ始めたきっかけだったような気もします。 |
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ハイランドパークに戻ってきました。車はあれど、人の姿が全くありません。元気なヤギの姿は見られました。
前回はここで完全貸し切りでカミさんとパットゴルフをしました。その当時の時点でかなりコースが荒れていましたんで、今はどうなっていることか。 |
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管理棟の入り口は開いていたので、誰か人はいるようでした。レストランにはCLOSEDという表示が出ていました。 |
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管理棟のちょっと上に入浴施設が出来ていました。中の電気は点いていましたが、営業している気配はなし。入り口部分のタイルが割れていたり・・・。
帰ってきてサイトを見てみると、予約状況を見ることができているので、キャンプ場やコテージを中心にちゃんと営業しているようです。ただ、利用施設−食事という部分ではリンクが飛ばないので、やっぱりレストランは閉店になっているようです。 |
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ハイランドパークを後にし、奥日田グリーンラインという舗装林道を進みます。概ね走りやすく、写真の箇所が唯一の難点という程度でした。このルートは相当山深く、熊以外の山の生物には出会えそうな雰囲気です。実際は猿にも鹿にも会えませんでしたが。 |
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ここの分岐を右に。杣の里へと向かいます。
ちなみに直進すると竹原峠へ向かいます。 |
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しかし、すぐ先にこれ。
だったら手前の分岐に表示してくれときゃいいのに、と思ったんですが、この部分は道が広くなっていて、釈迦岳の登山口になっているんです。登山口までは来てもいいよってことなんでしょう。
ここからだと杣の里まで5km位で行けるのに、相当大回り(約28km)をして行かなきゃなりませぬ。 |
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仕方がないので竹原峠まで走りました。このルートはもう少し短い印象でしたが、この日はえらく長く感じました。バイクで通るのは3回目のはずです。
竹原峠の旧道に出てくるわけですが、こんな年季の入った石標がありました。以前何度か通ったときには全く気付きませんでした。 |
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福岡県の矢部側から回り込んで、杣の里へ到着。
途中あれこれ悩みましたが、初志貫徹としました。 |
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本ツーレポのタイトルがいささか大げさではないかと思われた方がいるかもしれませんので、念のため。正真正銘の秘境なのであります。 |
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駐車場からはこんな小洒落た遊歩道を歩いて行きます。
ここは椿ヶ鼻と違って、寂れた感は全くありません。ただし、同様に訪問者の姿はありません。 |
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歩くこと3〜4分でレストラン「ル・クレソン」へ到着。営業中でよかった。 |
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平日ということもあるでしょうが、貸し切りでした。ちなみに時刻は12:30。先客はもう帰った後?それとも今日の昼は私のみ?
こんな状態ですが、厨房に一人、フロアに一人、計二名のスタッフがいらっしゃいます。下の駐車場のところの建物にも二人のスタッフを見かけました。このほかにホテルやクラフトセンターもあるので、スタッフ総勢何名なんでしょう?で、お客さん私だけ?やっていけてるのが不思議で不思議で。 |
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からあげトッピングのソマリアンカレーセットにしました。カレーはマイルドで非常に美味しく頂きました。カミさんにはレトルトのを買って帰ります。
たった一人?の客のためでも、手抜きをしない姿勢がサラダから伺えました。
ただ、店内にリラクゼーション系BGMが流れているのはいいとして、それと合わせて鳥のさえずり音声も一緒に流さなくてもいいんじゃないかと思いました。窓の外から聞こえる蝉の声じゃだめなんでしょうか。 |
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さて、食後にはここの名物である大吊り橋へと向かうことにしましょうか。
写真はレストラン出たところから見た様子。あそこまで上がっていくわけか・・・。 |
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食後すぐの身体には特に応えます。 |
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なぜか吊り橋への上り道の途中の実に目立たない場所に「八女津媛」の像がありました。もっと目立つ場所に設置したらよかったのに。
別にこの像を見ようと思ったのではなく、休憩によさそうな場所だと思って来てみたらこれがあったんです。 |
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まだ登らねばなりませぬ。 |
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もうあと一歩。 |
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到着!。早速渡りましょう。かなりの長さ(150m)があります。 |
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ここもご多分に漏れずアクリル板が採用されてたんですね。今や透明感ゼロです。
色んな所に大吊り橋がありますが、熊本県水上村の吊り橋といい勝負なマイナーさでしょう。吊り橋自体は非常に立派で、どこに出しても恥ずかしくないレベルです。でも、間違いなく知られてない!。 |
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駐車場と売店棟。 |
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こちらはホテルやレストラン。
さて、カレーと吊り橋という目的を果たしたので、帰ります。 |
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R442へと下る途中で今年初めての彼岸花を見つけました。あと、同じく今年初めてキンモクセイの香りも感じられました。 |
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R442を八女方面へ向かうのですが、今回は日向神ダムの右岸側を初めて通ってみます。県115号です。 |
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橋が見えてきました。
帰ってから調べてみると、あの橋周辺は紅葉スポットで、さらに奇岩もたくさんあるんだそうです。 |
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しかし、私が気付いたのは橋の上から見えるハートに見える大岩のみ。テレビでやってたのを見たんです。
でも、世の恋愛スポットのように、鐘があったり、南京錠とりつけるネットがあったり、そういうチャラいものは全くありませんでした。 |
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堰堤も初めて見る気がします。堰堤の両側は山が迫っていて、堰堤上の道は堰堤の両側にあるトンネルで外界とつながっています。 |
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ロックシェッドの先がトンネルになっていて、それを抜けると堰堤上に出ます。 |
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実に無骨な感じです。これほどワイルドな堰堤は初めてです。 |
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堰堤左岸側のトンネル。
これを抜けたちょい先でR442と合流します。 |
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あとはひたすら帰るのみ、と思っていたら「彼岸花群生地 左折0.8km」という表示が目に留まりました。この時期に通りがかったのはラッキーと、左折し800m進みましたがそれらしい場所はなし。さらにしばらく進みましたが、彼岸花はありませんでした。まだ咲いてなかったんでしょうかね。
その代わりに「黒木町指定文化財 小原の眼鏡橋」を見ることができました。 |
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帰りは高速に乗っちゃおうかな、とも思ったんですが、「軽い日帰りツーリング」なので、謙虚に下道つないで、三瀬峠越えで帰りました。
新しく取り付けたカウルはビビリやがたつきもなく、FAZE自体にも全く問題は感じられませんでした。また、新ナビホルダーのおかげでナビの位置がメーターのすぐ下という理想的なものとなり、非常に見やすくなりました。さらには3.5→5インチへとサイズアップしたおかげで細かい表示でも全てはっきり分かるようになりました(そもそもガーミンのナビは字が大きめ)。
帰着は1620。走行距離は247kmでした。
これで秋の泊まりツーの準備運動くらいにはなったでしょうか? |
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