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宇佐駅手前で左のR213へ折れ、豊後高田、真玉方面へ。真玉のあたりから海沿いルートになります。
この後は国東半島の小さな神社巡りをします。国東と言えば寺なのに、我ながら何とも天の邪鬼な企画です。 |
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最初は粟嶋神社です。もう少し先の粟嶋公園から入るのが一般的なルートのようですが、正式な参道はこちらのようです。 |
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駐車場はこちら。想像よりはるかに小さな神社でした。社務所もないので、御朱印は頂けません。
左の小さな鳥居の所から階段を下っていきます。 |
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すぐに社殿があり、海に出ます。 |
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社殿内の様子。 |
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特徴的なのはこの賽銭箱です。硬貨を入れると意外にも軽い音がしたので、下は木の箱になっていて、蓋の部分だけが石になっているようです。 |
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海側から。 |
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北側(国見側)の海の様子。非常に水が澄んでいてきれいです。 |
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粟嶋神社から6kmほどのところに別所八幡宮はあります。
立派な楼門がありますが、特に駐車場はなく、門前の広々した場所(道路ではない)に適当に停めるようです。 |
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境内の様子。なかなか立派な神社で社務所もありましたが、無人でした。残念ながらこちらでも御朱印は頂けません。 |
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特徴的なのは、靴を脱いで拝殿に上がり、座って参拝するという点です。 |
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もし、時間が押していたらスルーするつもりでしたが、ほぼ予定通りに来ているので、別所八幡宮から2kmのところにある長崎鼻へ。
道の両側がずっと菜の花なので、3〜4月くらいはなかなか壮観になることでしょう。 |
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駐車場脇にバンガローが並んでいます。 |
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海側に展望台兼東屋があり、家族連れがお食事中です。 |
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ここからの眺め。
ここで再びダブリン市民さんにメール送信。お会いできるとすれば、ここから山越えでR10に戻るあたりか、別府〜大分のどこかになるでしょう。 |
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国東半島先端部の国見から県道31で山中路を半島付け根方面へと戻ります。この県道31号の走りやすいこと。国東半島内の道路はどんどん整備されて走りやすくなってます。20代の頃、寺巡りをしたときの大変だった印象がいまだに強く残ってます。 |
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トンネルを抜け、県548にスイッチし、2006年に響さんと来て以来の鬼会の里へ。 |
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今日は無明橋には行きません。 |
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前回、無明橋のことで頭がいっぱいで、完全にスルーしていた川中不動をちゃんと見ておこうと思った次第です。鬼会の里からこんなにも近かった(徒歩1分弱)なんて。
まー、前回スルーしてなかったら二度目はなかったでしょうから、こういう間抜けさというのは、再訪のいいきっかけとも言えるわけです。 |
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安土桃山時代頃に彫られたと言われる不動明王と制咤迦(せいたか)童子、矜羯羅(こんがら)童子です。
以前は護摩堂があったと案内板に書かれていました。 |
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すぐ脇には天念寺というお寺があります。 |
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その横には、崖に張り付くように天念寺講堂(左)と身濯(みそそぎ)神社。お寺の講堂と本堂の間に神社があるという珍しい光景です。
この後、鬼会の里で前回見なかった有料の展示室へ入りましたが、天念寺修正鬼会(しゅうじょうおにえ)という行事はかなり興味深いものでした。どう見ても神社行事なんですが、お坊さんが仕切っている姿はどうもしっくりきませんでした(解説動画が見られます)。また、国の重要文化財である高さおよそ2mの木造阿弥陀如来立像も展示してあります。立派な仏像なんですが、昭和16年の大洪水で流された本堂再建のために、以前埼玉県のお寺に売却された(昭和36年)ものなんです。当時国宝であったらしいのですが、売買してもいいものだったんでしょうか?。その後平成9年に買い戻され、地元に戻ってきたという曰く付きのものなんです。 |
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天念寺から県548を県31に戻り、南下を続けます。
県31号が県34号にぶつかる少し手前に、いかにも国東らしい橋がありました。 |
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杵築市役所大田庁舎の手前からふれあいロードという広域農道へ入ります。こちらも県31同様に快走路です。 |
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R10にぶつかる手前に山香温泉風の郷という温泉レジャー施設があり、その向かい側に直売所がありました。
宇佐神宮で補給したおにぎりパワーが切れかけていたので、ここで売られていた手作りパンを購入。このすぐ裏手にある甲尾山(こうのおさん)で頂くことにします。 |
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甲尾山への登り口です。 |
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戦国時代には山城が造られ、明治時代には一揆の舞台となり、大正時代には寺院が造られたという甲尾山。昭和初期までは花見などで多くの人が訪れていたそうですが、その後寺院が麓に移り、人が来なくなってしまいました。この車道は昭和58年に造られたものだそうです。 |
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この風車も車道設置から間もなく造られたようです。
正確には風車ではなく、羽はモーターで動いています。
私の他にひと組の老夫婦と徒歩で上がってきた若者がいました。麓から階段も設置されているようでした。 |
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駐車場側から風車の下に上がれます。
山頂からの眺め。すぐ下にR10と日豊本線中山香駅、杵築市役所山香庁舎が見えます。ちなみにこの甲尾山の標高は223mです。
R10に出たということで、甲尾山から再びダブリン市民さんにメールを送信します。ここまで一度も返信が来ていないことから、少々不安になり、ショートメールからEメールに切り替えてみますが、エラーになります。直TELもしてみましたが、つながりません。
帰ってから分かったのですが、アドレスも番号も以前とは変わっていたとのこと。こういう場合はSNSで連絡がとれるスマホというものの便利さを痛感します。 |
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ふれあいロードをさらに速見IC方向へ進み、次の目的地である経塚山が見えてきました。 |
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経塚山への入り口はこんな感じ。 |
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アンテナの方へぐいぐいと進んで行き・・・ |
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山頂方面へはゲートがあります。 |
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車道が終わるあたりの脇にバイクを停めます。 |
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道があるので、それに沿って歩いて行きます。 |
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歩いた先に展望所があるというわけではなく、行き止まりになるというわけでもありません。適当に眺めのいいところを選びなさいってことでしょうか。道は下方面へも左方面へも続いています。
このあたりからの眺めは絶景です。眼下には日出の町と大崎鼻方面、別府湾が望めます。 |
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バイクを停めた所に戻り、反対側へ進むと、山頂への道があります。 |
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上の写真から少し歩くと、衝撃の光景が!。草刈り作業を終えたおじさん二人と出会いました。四駆の軽トラでここまでバックで上がってきたそうです。 |
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軽トラのすぐ先が山頂部でした。 |
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普通、ミヤマキリシマは標高800m以上の場所でしか育たないそうですが、ここは例外の自生地なんだそうです。 |
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本来5月上旬は見頃なのですが、花はほぼ終わっていました。それでも遅れて見頃を迎えている木もありました。 |
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山頂部全景。 |
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鶴見岳・由布岳方面。 |
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こちらは別府市街地方面。
別府には年に一度、農業祭で必ず来ますが、こんな絶景ポイントがあるなんて全く知りませんでした。
粟嶋神社と別所八幡宮、長崎鼻がじつにあっさりだったので、その後の訪問地ではゆっくりとしていたつもりですが、それでもずいぶん時間にゆとりがあります。予定ではこのままR10に下りて、宿泊地の大分へ向かうはずでしたが、少し寄り道しながら行くことにします。 |
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速見ICへ下りてから、県218でR500へと向かいます。県218は余りお勧め致しません。
R500に出たら、久々に十文字展望所へ立ち寄ります。 |
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その後、明礬温泉の岡本屋にも寄り道。 |
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別府では他に2ヶ所で温泉蒸しプリンを頂きましたが、久々の岡本屋はやはり他とは格が違うと感じました。
帰宅後に判明したことですが、どうも、こちらでプリンに舌鼓を打っている時に、ダブリン市民さんが店の前のR500を下って行ったかもしれないタイミングで通られたとのこと。偶然とは言え凄いニアミスでした。 |
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岡本屋からは県11号で別府ICをかすめ、県52、R10とつなぎ、給油を済ませてから18時前に宿に到着。大分市内のビジホは大分駅周辺に固まっていて、ほとんどが駐車場が有料になっていますが、こちらは西大分駅の方なので駐車無料、しかも朝食付き、ネット予約で\4200。コンビニが近いなどロケーションもよくて素晴らしいビジホでした。ただ、なかなか大分泊という機会はないので、再び利用するかどうかは微妙なところ。この位置だと農業祭の時、別府に宿がとれなかったときにはいいかもしれません。 |
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1日目のルートです。
繰り返しになりますが、日帰り行動エリアばかりをつないで、そのまま帰らずにツーリングを続けるという新しいパターンは新鮮でした。特に大分県北部は意外と遠いので、日帰りでは現地での活動時間がたっぷりとれませんが、今回は非常にじっくりゆっくりと堪能できました。
初日の走行距離は291kmでした(38.1km/L)。 |
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