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まだ営業時間前とわかってはいましたが、何となく道の駅かまえに立ち寄りました。なかなか来る機会がない所ですし。 |
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うわぁ、営業してたら絶対にこれ(タイラギ)買っとったろうねぇ〜。いつの日かこれは必ずリベンジをしたいところ。
ナビはR388へと誘導しようとしますが、何も知らない禄さんではないのでだまされません。初道である県37で佐伯市街地へと向かいましたが、さすがに佐伯ICと蒲江ICをつなぐメインルートだけに非常に走りやすいルートでした。ただ、まだ朝の8時ちょいにも関わらず大型車を含めて交通量が多く、時々遅い車にせき止められはしましたけど概ね順調でした。 |
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今年5月のツーリングの際に偶然見かけて立ち寄った元宮尺間大社へと再びやってきました。
今回も前回同様社務所に明かりは灯っているものの無人です。3つあるインターホンの二つ目を鳴らしたところで返事がありました。
「御朱印を頂きたいのですが、お願いできますか?」
「もう御朱印はやっておりませんので」
宮司さんがおられない所は別として、御朱印を断られた初めてのケースとなりました。こういうこともあるんですね。 |
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それならば、と二日目の大本命である尺間神社へと向かいます。天気が良ければバイクで来るつもりもあったのですが、尺間山の登山をバイクウェアでというのに抵抗があり、ここだけは車で来ようかと思っていたので、今回のミラでの出動はちょうど良かったのであります。
R10からこんな感じの細道を約5kmほど走らなければなりません。時々こんな立て看板があり、不安はそんなに感じません。 |
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カーブミラーにもWelcomeボードが取り付けられています。 |
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一番激しい崩落現場がここ。急いでいたので路肩側が写ってませんが、路肩側にガードレールはなく、結構狭いので、大きめの車だと結構怖いかもしれません。 |
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尺間山へ登るには2つのルートがあります。手前側の第1駐車場は100段まわりコースへの入り口です。もうひとつは奥にある400段まわりのコースです。100段と400段なら100段の方が楽そうな感じもしますが、所要時間は100段が45分、400段が25分となっています。山頂直下にある石段の段数が100か400かということであり、それに至るアプローチの長さや傾斜が結構違うんでしょう。
尺間山の案内図 |
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100段まわりコースの入り口はちゃんと鳥居があります。駐車場も広いので、こちらが正規ルートなのかもしれません。 |
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長時間歩きたくない私は迷うことなくさらに2km先にある第2駐車場へ。
手前の白い軽自動車には落ち葉が降り積もっていたので、長期間ここに置かれているような感じでした。この時点でこちらから登るのは私のみ。 |
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ここは駐車場は小さめで大きな鳥居なんかもありませんが、幟や看板があってちょっと賑やかな感じです。簡易トイレと水場もあります。 |
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こちらが400段まわりの入り口です。登山道の脇にはみかん山でよく見る運搬用モノレールが設置してあります。
ちなみに100段コースもこちらも9〜16時以外は神社が閉門されます。 |
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竹林の脇に整備された階段で一気に高度を上げます。
少なくともここに至る車道よりはきっちりと整備されています。 |
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ビールケースを使った手作り感もいい感じです。 |
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ちょっと上がったところに建物があり、石鎚神社の幟が掲げられていますが、神社という感じの造りではありません。
元宮尺間大社の案内板に書かれていた「尺間神社とは一切無関係の施設」のようです。登山者のための公衆トイレがありました。 |
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すぐその先に朽ち果てた軽トラが。どうやってここまで上がって来たんでしょう? |
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石鎚神社のあたりから道はフラットになります。 |
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開けたところに出ました。何と電柱があります。
ちなみに写真手前左手にも「尺間神社とは一切無関係の施設」がありました。こちらは人の気配を感じない、荒れた感じの建物で、「宗法法人なんてろ」と書かれた小さな表札みたいなものが掲げられていました。
で、このすぐ先に400段の石段が待っているわけです。ここまで約11分です。 |
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階段下には立派な鳥居。100段コースのスタート地点にあったのと同じような感じです。 |
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一直線に遙か彼方まで石段が続いている感じがします。ここまで真っ直ぐに長い石段はそうそうお目にかかれないんじゃないでしょうか。
一段一段の高さもピッチも短めなので、上りは割と楽ですが、下りはちょっと怖いです。 |
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途中に唯一存在する踊り場。下から150段くらいだった気がします。
途中何度か小休止をしつつ、上っていきます。 |
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上から見た図。 |
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上りきったところの左側にある展望台。
ちなみに階段上りに要した時間は約7分でした。そして、400段と言われる階段の実際の段数は386段でした。 |
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ここからは東側の展望があります。出来たばかりの東九州道が見え、その向こう側が佐伯の市街地です。東九州道はこの尺間山を2600mある尺間山トンネルで津久見側へと抜けていきます。 |
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階段を上がりきった右側は神社へと続く歩道です。展望台から鳥居までの石段は9段で、ここまでの合計は395段。
ここから神社まで3〜4分ってところでしょうか。 |
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こんな山の上なのに、鳥居や建物、ブロック塀があるとは。 |
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さらに建物が見えてきました。 |
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昭和時代?、売店だったと思しき建物。自販機もすでに営業停止してます。以前は商売が成り立つほどの参拝者がいたんでしょうか。
それもですが、自販機や建材をどうやってここまで上げたのかも不思議でたまりません。 |
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元売店?の脇が100段コースの下りのスタート地点です。 |
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400段を見た直後だけに100段がすごく短く感じます。ゴールがすぐそこに見えます。下の鳥居脇にも「尺間神社とは一切無関係の施設」があります。わざわざ階段を下りて見に行かなかったので、どんな施設かはわかりません。 |
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そして自販機から右を向くと、神社入り口と社務所があります。驚いたことにこの社務所には人(若い宮司さん?)がいらっしゃいました。毎日上って来られているんだそうです。 |
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一応、御朱印のことを尋ねると「スタンプならありますけど」とのことだったので、お願いしました。
あと、参拝者名簿というのがあり、お願いされたので記入をしたのですが、ざっと見たところ記入している人数は2〜3名/日程度でした。それ以外にも福岡で言うところの、毎日宝満山に登っています的な人が少なからずいるようです。私が参拝を始める段階で二人のおばさまが上がって来られていて、あっという間に姿が見えなくなりました。きっと常連さんのはずです。 |
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社務所を入り口から反対側に抜けたところに神社があります。宮司さんから手渡された「お参りの仕方」を見ながら参拝します。
「先ずは、線香・ろうそく受けてお供えします」(原文のまま)
ろうそくは品切れだったので、代金を缶に入れて線香に火を付けて供えます。神社ですが、寺院チックな参拝方法です。ちなみに
「釈魔本願清明神業 自力一切思頼千業」
という釈魔経というのも案内板に書かれていました。国東エリアではありませんが、まさに神仏習合という感じです。 |
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「次に釈魔御神馬にて、二礼二拍手一礼をして御神馬をさわり自分をさわる作法をします、これは自分自身を清める作法になります」 |
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「次に御神殿に進みます、神殿前にて先ずは二礼二拍手一礼をし、願い事を三つ決めてお願いをします、次におさい銭箱の回りを五回まわります、右回りです神殿の方を向いて右回りです」
三つも願い事を聞いてくれる釈魔の神様は太っ腹です。でも、突然三つって言われてもなぁ・・・。
今後の旅の安全と、この後の詰め込みスケジュールが順調にいくこと、12年前の引っ越しで行方不明になっているガラス鍋の発見をお願いしました。 |
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「次に天狗様に行きます、天狗様も同様に天狗様の方を向いて右回りに五回まわり願い事は神殿で決めた願い事をします」
天狗様は拝殿の左側にあります。 |
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天狗様の先に不動さまへの案内板があったので、導かれるままに進みます。 |
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本殿の裏手を進むとさらに案内が。 |
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こちらが不動さま。祠の中に不動明王像があり、
「御神体にさわって願い事をして心から祈って下さい」
という案内板がありました。
また、このエリアには元宮尺間大社にもあった「お百度石」「お百度満願成就石」(祠のすぐ前)というのがいくつかありました。
これにて釈魔神社の参拝は終了です。往路は21〜22分かかりましたが、復路は18分でした。 |
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