久留米百年公園〜朝羽大橋
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自転車購入後、海の中道海浜公園遠賀宗像自転車道と走って来たので、第三弾として今回は筑後川自転車道(サイクリングロード)を走ります。

正式名「福岡県道806号吉井久留米自転車道線」、何と県道なのであります。しかも最多番号の路線です。通称は筑後川自転車道(又はサイクリングロード)です。宮ノ陣橋〜長野水神社の27.4kmに、宮ノ陣橋〜筑後大堰の6.5kmの公園管理通路を加えると全長は33.9kmにもなります。全線の往復となると70km近くにもなってしまうので、今回はとりあえず下流側の半分程度(22.2km)を走ってみることにします。

 筑後川大橋〜長野水神社(25.4km)  久留米大橋〜長野水神社(29.4km)
一番下流側起点の筑後大堰付近はリバーサイドパークという公園になっていて、駐車場やトイレ(仮設)があります。

3回目なので、積み降ろしも慣れたもんです。

今日の予報は曇りなのに降水確率0%という理想的なコンディション。しかも予想最高気温は23℃、言うことなしです。
公園管理通路をほぼ10:00にスタートします。
思いの外川面が近く、快適に走れます。
しかし、すぐに水たまり地帯に突入。泥よけがないので、最徐行で抜けねばなりません。

何日も雨が降っていないにも関わらず、この水たまりです。苔が生えている箇所も多々あり、恒常的なものだと思われます。せっかくいいロケーションなのに残念です。
やっと水たまり地帯を抜けたと思った途端にこの案内板。スタート地点で知らせて欲しかったなー。せめて水たまり地帯の手前だったら・・・。ここまで約940m。

仕方ないので再び水たまり地帯を最徐行で進みつつ、駐車場へ戻ります。

さっき下ろしたばかりの自転車を再び畳んで収納。気を取り直して百年公園へと向かいます。
百年公園には初めて来ましたが、駐車場がほぼ満車で空きスペースは10台分もありませんでした。
気を取り直して10:40に再スタート。

地図をクリックすると大きな写真にリンクします。

元々は筑後大堰〜大城橋(15.8km)か、そのひとつ先の筑後川橋(18.8km)まで走るというのが目標でしたから、その距離に匹敵するのは百年公園からだと両筑橋(16.6km)か朝羽大橋(20.7km)ということになります。
サイクリングロード脇にあった距離表示。

こんな立派なのは今日走ったエリアではこのひとつだけでした。
百年公園から川側に下ったところにサイクリングロードがあります。水たまり付きです。
意外に路面が荒れていて、土も結構かぶっています。

最初の1〜1.5kmが余りよくありませんでした。水たまりも数ヶ所あり。
ここは綺麗で広い路面。
このような距離表示が一部を除いて500mおきにあります。
走りやすいですが、筑後大堰付近の水たまり地帯のように川面を眺めながら、というわけにはいきません。
スタートから二つ目の合川大橋(2.5km)。全景写真はなし。
土手側が草刈りされてます。ずいぶん気分が変わります。
三つ目の神代橋(3.9km)。

次の大城橋までは4.9km、一番間隔が長い区間です。
基本的に河川敷を走るので、直線で傾斜はほとんどないんですが・・・。
意外なことに結構高低差がある部分もあります。ここはちょっと上がったところです。往路はいいんですが、帰路に効くんです、これが。
支流の巨瀬川をまたぐ小さな橋。
橋は小さくとも土手の一番上に架かっているため、多分コース一番の高低差だと思われます。

帰りに向こうから上ってくるとき、強い向かい風と合わさって3速まで落とさないと無理でした。
大城橋(8.8km)到着。
大城橋のすぐ先に広々とした芝生広場あります。グランドゴルフ場でしょうか?
次の筑後川橋まで3kmあります。
はるか彼方にみえてきました。
5つめの筑後川橋(11.8km)に到着。コースと橋が一番近いんじゃないでしょうか。
案内板に休憩所があると書いてありましたが、橋の下にいくつか置かれているプラスチックベンチのことだったようです。
次の両筑橋まで4.8km。この区間も長いです。

このあたりで、ロードバイクに乗った人に抜かれましたが、バイク(自動二輪)の時と違ってあっという間に見えなくなるなんてことはなく、抜かれた後もしばらくの間視界から消えることはありません。脚力も自転車もずいぶん違うんでしょうが、所詮は人力同士ってことなんでしょう。これは帰路で同じように抜かれた時もそうでした。
そんなに強風ではないものの、完全な向かい風です。ほぼ5速で走ってます。
だいぶ中流らしくなってきました。
突如コース沿いに現れるサッカーコート。

ただ、さきほどのグランドゴルフ場?と違って近くに駐車場もないのに、利用する人なんているんだろうか?
少し上ったと思ったら、ここからは土手の中腹にコースが敷かれています。
しばらくすると土手から離れ、河川敷の中央付近にコースが移ります。
見通しの悪いエリアなので、次の橋が見えませんでしたが、最後に突如現れる感じです。
6つめの両筑橋(16.6km)に到着。

まだエネルギーは残っているので4.1km先の朝羽大橋を目指すことにします。それだと往復で40kmを超えるので、先月の遠賀宗像自転車道の36.8kmを更新できます。
景色に大きな変化はなく、淡々とペダルを踏みます。
こんな小さなアップダウンがジャブのように効いてきます。
前方に朝羽大橋が見えてきました。
記念すべき20kmの距離表示は外れてしまっていました。続く20.5kmの表示もなかったので、朝羽大橋を素通りして次の距離表示まで頑張ることにします。
朝羽大橋から数百mのところに21.0km表示がありました。ここを折り返し地点にするつもりでしたが、ゴールまであと6.4kmかぁ。
しかし、前方は上り坂。ここで引き返す気持ちを後押ししてきます。

次の恵蘇宿橋まで2.9kmという距離なので、「もうひとつ」とも思ったんですが、そこまで行っちゃうと必ずゴールまで行っちゃうでしょうから、今日の所はやはりここまでにしておきます。何しろまだここで「半分」なんですから。
昨夜、非常にシンプルな距離アプリ「走行距離計」を入れてみたんですが、これがなかなか正確みたいです。距離と時間に平均時速まで表示されれば十分です。平均時速13.0km/hは奇しくも先月(あおのみち)の往路12.9km/hとほぼ同じです。

到着時刻は大体12:20です。
ここが折り返しとなった21km地点。前方は朝羽大橋。

帰路につくまで約10分間の休憩。このサイクリングロードの残念な点として、コース沿いに休憩ポイントやベンチの類がほぼ皆無だというのがあります。あと、トイレは全て仮設で水道もありません。

今日は日差しがなく気温も低めなので、先月のように汗だくになることもなく、スタートから同じ服装のままで寒くも暑くもありません。ここで初めて水分補給をしたくらいです。
帰路スタートしてすぐ、先ほど素通りした朝羽大橋の距離表示を撮影。
帰路はのんびりぼちぼち行きましょうか。

などと思っていたんですが、追い風になるせいか6速でも軽く感じる位で、帰路では95%位はトップの7速で走りました。こんなにも長い時間7速で走り続けたのは初めてです。

走ってるときは全く考えていませんでしたが、帰ってからふと「帰路は微妙だが下り」ということに気付きました。速度が乗るはずです。
以前テレビで河川敷での耕作は河川法違反というようなのを見たことがありますが、ここにはしっかりとした農地が広がっています。帰って調べてみると、許可または承認があれば農地としての利用は可能らしいです。
行きがけには目にも留まっていませんでしたが、結構な広さの田んぼもありました。
7速で快調に飛ばしているので、復路は明らかに速いです。もう筑後川橋まで来てしまいました。ということはもう9kmくらい戻ったことになります。こいでいる人間は変わらないのに、帰りはもの凄く速いです。
21km地点で折り返したので、帰路の中間地点はここ。ここまで30分ちょいで来てしまいました。と言うことは、このままのペースなら復路は1時間ちょいで済んじゃうことになっちゃいますが・・・。
その後も淡々とペダルを踏み続け、前方に大城橋、
帰りの4.9kmは行きの半分にも感じてしまいました。前方には早くも神代橋。
そして筑後川大橋。あと2kmです。
ヘリコプターの音から低音成分を抜いたような音がすると思ったら、水上バイクでした。
筑後川大橋のすぐ先に広い駐車場があります。こちらの方が百年公園に停めるよりは良さそうです。ここからサイクリングロードの路面状態がかなり悪くなりますし。次来るときはここを起点にしよう。
結局復路は往路よりも30分も短い1時間8分。平均時速18.6km/hは驚異的です。

距離計では駐車場から計測しているので、往復では案内板より少し長い42.5kmを走ったことになります(最初の通行止め部分までのを入れると44.4km)。目標の40km超えを達成できました。
今回からの新アイテム、サイクルグローブ。掌のクッションが厚いので、後半手が痛くなることがありませんでした。期待以上の効果だったと思います。

次に筑後川を走る時は筑後川大橋〜長野水神社往復で50.8kmということになるでしょう。ミニベロではこの位が限界ではないでしょうか。その前に遠賀宗像の中間〜夏井ヶ浜までを走ってみたいところです。こちらは往復でも40km足らずのはずです。
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