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筑後川、宗像、遠賀川と、県内の自転車専用道を走り、残すは飯塚直方自転車道のみとなりました。片道12.2kmしかないので、中間〜芦屋の自転車道と合わせるといい感じの距離になりますが、途中10kmほど移動しなければなりません。最初はそうするつもりでしたが、起点の直方へ行くのは初めてで、通過することさえこれまでほとんどありませんでしたので、今回は中間へは向かわずに直方の街中散策と組み合わせることにしました。

筑後川方面へ向かう場合、那珂川町経由で混雑を避けることができますが、遠賀川へは向かうにはどうしても福岡の中心部を抜けなければならないため、時間ロスが大きくなってしまいます。前回は都市高速を使いましたが、故障車による渋滞に遭遇してしまいました。そこで今回は通勤ラッシュのピークを外した8:30(これまでは8:00)に出発してみたのですが、たまたまなのか非常にスムーズに市街地を抜けることができました。

直方の河川敷に到着したのは予想よりも少々早い10:20。11時近くに到着したら、先に街中散策をし、昼食の後に自転車道という目論みでしたが、早く着いたので先に自転車道を走ることにしました。
予定では右岸に車を停めるつもりにしていたんですが、古い橋の撤去工事で右岸の駐車場に下りられなかったので、急遽左岸の駐車場へ変更。

筑後川にも河川敷に駐車場は所々にありますが、大体は余裕で停められます。ところがどういうわけか、直方の河川敷はほぼ満車状態。1km離れた上流と下流の駐車場も同様でした。不思議でたまりません。

写真の沈下橋を渡って右岸へ。
このあたりがスタート地点です。橋は勘六橋。

道幅が広いです。
起点の距離表示。他のサイクリングコースと同様ですが、なぜか字が白くなっちゃってます。直方から2〜3kmはこんな感じのが多く見られましたが、飯塚に近い方はこんなことにはなってませんでした。
出発から1kmで小竹町へ。
平成筑豊鉄道伊田線の鉄橋をくぐります。
こんな表示が何ヶ所かありました。
鴻ノ巣橋。

橋の下には橋名と、次の橋までの距離(後半はなかった)が表示してあります。

全長12.2kmに10の橋があるので、いいペースで次の目標が現れてきます。一番長いところでも2km間隔くらいだと思います。
多くのエリアでは綺麗に草刈りがされていて快適です。

ほぼ土手下あたりを辿っていて、河川敷が広いため川面を間近に見られるようなところは残念ながらありません。
中間地点より直方よりの土手上にトイレあり。
一ヶ所のみ大規模冠水ゾーンがありました。ここは慢性的な感じです。
橋を次々にくぐっていきますが、筑後川と違って橋の外観はほぼ全て同じです。

川沿いにずっと住宅が点在しているせいか、所々で散歩、ウォーキング、ジョギング等をしている人が見られます。その一方、筑後川や芦屋海岸ではよく見られる気合いの入った自転車&ウェアの人は往復中一人しか遭遇しませんでした。
一ヶ所やや大きめの支流をまたぐところがありましたが、特に迂回することもなく直線的に進めます。
ほぼ中間地点。
草刈りされてないエリアでもこの程度で、道幅のせいもあり圧迫感はありません。
鉄橋は例外なく鉄道橋です。筑豊本線の鯰田嘉麻川橋梁です。
飯塚から3km地点までは道の両側に両起点からの距離が表示されたポールがあります。
飯塚が近づいてくると橋の間隔が短くなってきます。
そうこうしているうちにゴールに到着。この距離表示以外、特に何にもありません。直方の起点もそうでした。

往路は所要53分、平均速度は13.9km/hでした。
起点のすぐ先には河川敷駐車場。ここもほぼ満車です。ここに停めてどこで何をしているんでしょう?

駐車場の先まで行ってみましたが、道はまだ上流方向に続いています。Google Earthで見るとひとつ先の芳雄橋下の駐車場の少し先まで続いているようです。
両起点にサイクリングコースの案内板があるということだったので、周囲を探してみると、土手上の道路脇に地味に存在していました。


ここからの下り坂の舗装が荒れ荒れで、下りきったところでチェーンが外れていました。前ギヤとギヤカバー間にチェーンが挟まってしまい、復旧に5分近くかかってしまいました。

特に休憩することもなく、折り返すように帰路へ。
河川敷では牧草ロール作成作業中。
天候・気温とも非常に快適です。
直方に近づくと、こんな距離表示があることに気付きました。
直方起点の勘六橋に到着。旧橋の撤去作業中です。

復路は所要37分、平均時速は19.7km/hと、過去最高でした。

それはそうと、スマホアプリのGPS距離計ですが、初回の筑後川でこそ使えたものの、その後は芦屋のひと区間で正確に計測できた以外では全くダメ。どうもGPSを捕捉できていないようです。ないならないで、Web地図でも距離の計測はできるんですが。
道は下流部方向へ続いているので、遠賀川・彦山川分岐地点方向へ行ってみます。
道は約1km弱先のこの広場まで。
下流に向かって右側が彦山川。
左が遠賀川。出発時に渡った沈下橋のひとつ下流側です。
左岸に戻ってもサイクリングロードのような道が下流の中間方面へ整備されています。

Google Earthで見ると、2km下流の菜の花大橋までは続いているようです。ということは、あと6kmほど整備すれば直方北九州自転車道が全通し、飯塚〜宗像まで約50kmの自転車道がつながることになるわけです。
一旦自転車を車に収納し、ジョイフルで昼食の後、駅の西側にある多賀神社へとやってきました。
なかなか、というより相当立派な神社で、社務所に人が常駐しているんです。小さな町にも案外こういう神社って調べれば結構あるのかもしれません。
ネット情報によれば、ちょっと前まで御朱印は「コピー」だったらしいのですが、オリジナルの御朱印帳ができてからは普通に御朱印を頂けるようになったようです。

神社版御朱印帳二冊目もB面に突入しました。
神社駐車場で再び自転車を降ろし、街中散策へ。まずは「ふるまち通り」のアーケードへ。

営業している店も結構ありますが、こんなエリアもあります。営業している率は50%より少ない気がしました。

3年前に行った唐津のアーケード街を思い出しました。帰ってから写真を見ると、3年前の唐津の方がまだ賑やかな感じがします。
ここはアーケードが交差している中心部分。
ここでは思わず足を止めてしばしじっと見入ってしまいました。これだけオープンだと初心者でもちょっと入ってみようという気になります。寂しい感じの商店街の中でここは盛況でした。
駅前通に出て、そのまま駅方面へ進もうとしましたが、その先にも古いアーケード街があったので、そちらにも行ってみます。
屋根素材の違いだけじゃなく、明らかにこちらは暗い感じがします。

こちらは営業率3割程度でしょうか。
なんて思って進んで行くと、結構奥の方にいきなりこんなおしゃれな自転車店がありました。サイクルハンガーが置いているあたり、結構なマニア向けの店のようです。ドッペルの折りたたみ野郎には敷居が高すぎます。
ぐるっと一回りして駅前へ。
テレビでは何度も見た魁皇像を初めて生で見ました。
一旦勘六橋の方まで南下して、ふるまち通りの延長上の道を駅の方に戻ります。

歴史のある町なので、レトロな建物が結構残っています。写真の飯塚美術館は元病院だった建物です。
こちらは現在も病院です。

ふるまち通りに戻り、跨線橋で線路を西に渡って多賀神社へ戻ります。
街中を4.2km走って母艦へと帰還。今日の総走行距離はほぼ30kmとなりました。
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