その1

 

県道335号湯前人吉自転車道
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折りたたみチャリの時は大して情報収集なんかしていなかったくせに、今年になってRail20を購入し、あれこれパーツ交換なんぞを始めてから色んなチャリ関係のサイトを訪問するようになりました。そんな折こちらのサイトに辿り着きまして、南九州に魅力的な自転車道が二つもあることを知りました。ひとつは人吉〜湯前間30kmの球磨川サイクリングロード、もうひとつは鹿児島の日置市日吉〜吹上浜海浜公園間24kmの加世田日吉自転車道です。マイナーな存在のようで余り情報がない中、件のサイトではきっちりと詳しく説明されているため、とにかく行ってみたくなってしまうのです。

今年はすでに20数年ぶりの山鹿熊本、耶馬溪の両コースはすでにクリア済み。また、先週フェリーで京都も完結済みなので、順序的にも満を持して大御所コースに向かわねばならない段階なのであります。

吹上浜はともかく、球磨川の方は朝早く出発すれば何とか日帰りも可能です。ただ、そうしてしまうとその後吹上浜に行くきっかけをなかなかつかめなくなるような気がしていました。というわけで効率重視、一度で両方走破してしまおうという、豪華かつ過酷な計画を実行する決断をしました。2日目っていうのはディスクゴルフ公式戦2day部門と同様に疲れ果てるんでしょうが、どんな具合に「同様」なのかは、実行しなけりゃわかりませんし。

6:00に出発。都市高〜九州道で南へ。秋の三連休初日のため車はやや多め。嘉島JCT付近の工事で3km渋滞し15分ほどロスがありましたが、9:02に人吉城趾に到着できました。
球磨川サイクリングロードの公式な起点はJR人吉駅ということらしいのですが、車の多い街中をわざわざ走るのも・・・ということで当初は人吉クラフトパーク石野公園に車を停めて、と考えていました。しかし、気まチャリのshunさんが人吉城趾スタートを推薦していたので私もそうすることにしました。これでせっかく30kmあるコースが25kmに減らずに済みます。
人吉には何度も来ましたが、人吉城趾は初めてです。

しかし、特に観光するわけでもなく、準備が出来次第即出発です。出発時はややひんやりするかとウィンドブレーカーを準備してはいましたが、全く涼しくさえありません。今日は30℃近くまで上がるという予報です。9月上旬並とのことです。
人吉城趾すぐ脇にかかる水ノ手橋で一旦右岸へ渡ります。

地形的に左岸側は人吉城エリアが小さな山になっているため上流側に移動できません。素直に南下してR219に出てしまうという手もあるんでしょうが、やはり初回くらいはせっかくの自転車道を辿ってみたいのです。
橋を渡ってすぐの様子。

土手上の道はすぐに行き止まり、土手下の道(この先に球磨川下りの発着所あり)は先までつながっていますが、階段で下りる必要があります。
数秒ほど悩みましたが、結局一本先の狭くて車の多いR445を素直に辿ることにしました。
およそ1kmとは言え、この区間のR445は自転車では走りたくないタイプの道です。しかもこの踏切手前から一つ上流側の曙橋まで上りとなります。
こちらがその曙橋。再び左岸側へ戻ります。

この後湯前まで球磨川沿いに走りますが、この後はずっと左岸側のみです。そういう意味でも走りづらいとは言え、ここまでの部分は貴重な右岸ゾーンなのであります。
橋を渡り、九州道の高架下をくぐる手前に初めて自転車道の表示が現れました。
路面には距離表示が書かれています。これはこの後1km毎にずっとあります。
横切る車道との段差を丁寧に処置してあるため、歩道走行時に繰り返す段差に悩まされることが全くありません。道幅も広く非常に快適です。
最初の信号で左折するんですが、わかりやすい表示が出ています。
信号を渡ったところにある案内板。

この案内板ではクラフトパークから3.2kmの地点を終点としているんですが、人吉駅まではおよそ5km。さきほどの九州道下にあった表示の所かと思い、帰ってから地図で調べてみると距離的に合うのはR445の踏切付近となります。何とも不可解です。ちなみに球磨川沿いに設置されている案内板では、起点の人吉駅とクラフトパーク間は5.3kmと表示されています。
信号を左折すると、下って〜からの〜上り〜。実にもったいない。

復路の最終盤には非常に利きそうです。
どんな脇道部分にもきっちり車止めが設置してあります。しかも走るのに邪魔にならない形状&間隔です。
見逃さないように注意していた専用道入口は、信号から1.2kmの所にありました。小さい表示も出てはいますが、この先歩道の幅が急に狭まるので、わかりやすいです。
横断歩道を渡ったところからとりあえず最初の専用道がスタートします。
竹林や林の中を抜けていきます。
栗のイガイガが大量に転がっている部分なんかもあって、ちょっとスリリングではありますが、日が当たらずちょっとホッとできる区間です。
専用道部分はわずか800m。この橋を渡るとクラフトパークの正面に出ます。
次からはここを起点ってことでいいかなぁって感じです。
クラフトパーク正面に出る専用橋。立派です。
クラフトパーク前からはR219を辿ります。

最初は緩い下りで、R221との分岐からはフラット。
その後、帰りが不安になるほどの下りになります。
R219を2km走って再び専用道へ。

ここも入口部分を越えると歩道が狭くなっています。まぁここは大きな案内板もあるので見落とすことはないでしょう。
専用道はこんな感じ。

およそ600mであっさり終了し、一般道へ。
誘導されるまま橋を渡り、球磨中央高校グランド脇を抜け、その先を道なりに左へ。
車道は球磨川を渡るため、土手上に上がっていきますが、自転車道は脇に入り車道下をくぐってから土手上へ上がります。
車道をくぐったところから土手上へ。
土手上へ出ました。人吉城から7.8kmです。
久々に見る球磨川。

これだけだと非常に快適そうに見えるでしょうが、この時期の川沿いコースの宿命とも言うべき大量に浮遊する小虫軍団が所々で猛威をふるっており、そりゃあ大変です。それは土手上でも、この後下って行く河川敷でも同様です。この時だけはフルフェイスがあったらなぁって毎回思います。
土手上に車道は続いていますが、自転車道は土手下の外側へ。
こんな感じで土手下を辿ります。

しかし、あっという間に再び土手の上へ。
というわけで、帰りは不要なアップダウン回避ということでそのまま土手上を走りました。そもそもこの土手ロード、ほとんど車が通っていません。
スタートから11km、土手上に出てから3.3km地点にある一武の休憩所です。ご覧の通り、トイレがあります。
ここから専用道は河川敷へ下りていきます。
河川敷へと下りるとこんな感じです。
球磨川は下流域の方が山に挟まれた急流なのに対し、中流域からはゆったりとしていて、河川敷も広々としています。
そうこうしているうちに、間もなく中間地点になります。

しかし、ここまで自転車乗りとはほとんど出会っていません。
河川敷を3.6km走って再び土手上へ。
中間点を越えました。

明日は吹上浜を走るので、今日は最初からペース抑えめ。とは言え、ほぼ日陰のないコースで真夏日一歩手前(この日の人吉は29.7℃)の暑さ。そろそろ休憩をしたいところですが、日陰で座れるような所が見当たりません。
土手上はわずか600mで再び河川敷へ。
河川敷と橋の高さの差がそんなにありません。
起点から17.4km、向町河川公園です。

位置的に休憩地点として理想的ですが、とにかく日陰がなく、とても休憩しようという気にならず、そのまま進みます。
球磨川サイクリングロードは正式名称を県道335号湯前人吉自転車道と言います。このように所々に路線番号案内標識が設置されています。
上の写真とは別地点のものですが、アップで。

これを見て「ラリー・カールトン」とか「ギブソン」とかを連想した人は50代以上のはず。
二度目の河川敷は2kmでみたび土手上へ。
土手上は景色が良くていいですねぇ。
井手口橋のたもとでは自転車道はわずかに迂回します。
残り11kmとなりました。
土手上を2.6km走って三回目の河川敷へ。
休憩場所として最後の望みであった中島親水公園も、さきほどの向町河川公園と同様に広々・・・。

帰ってから知ったのですが、屋根付きベンチは土手に上がったところにあったようです。せっかく細かく説明のある気まチャリサイトだったのに、予習が雑ではどうしようもありません。
親水公園のすぐ先からまたしても土手上へ。

この先、ゴールまで河川敷へ戻るコースはありません。
柳橋川中継点です。広い駐輪スペースがありますが、やはり休憩する気にはなりません。ゴールまであと8kmなので、もう一気にゴールを目指す方が良さそうです。

写真を撮る度に停まっているためペースが上がらず、11時台にゴールに辿り着くのはとても無理そうなのです。往路は間違いなく2時間半以上かかりそうなペースでここまで来ています。
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