その1

鞍馬寺 貴船神社
その2 ツーリングindex 禄太郎庵top
往復フェリーでの現地12時間の旅は最初が神戸&大阪、次が奈良、そうなると次は「京都」となりそうなもんですが、ただでさえ人が多い上に最近では外国人観光客の急増などという話をよく聞くようになり、ますます気が向かなくなる一方でした。とは言え、近畿の一の宮参拝を重ねていき、若狭・丹波・摂津・和泉・河内・紀伊・大和・近江・越前・加賀まで行ってしまうと、山城国の空白がより際立ってきてしまいました。

そんな中、漠然と京都の地図を眺めていて非常に魅力的な場所を見つけました。京都盆地の北にある鞍馬寺と貴船神社です。ここならきっと観光客もそこまで多くはなさそうですし、山中を越えて徒歩で行き来できるというのも魅力です。京都へ戻る途中に上賀茂・下鴨神社に立ち寄れるというルート設定も可能です。

往復フェリーはこれまでは関西フリープランという割引率が高めで、プリペイドカードの付いたプランに申し込んでいましたが、自転車ばかりに乗っているうちに旅の軍資金がいつも以上に整っていたので、今回は普通にネット予約、しかも往復一等個室利用にしました。それでも往路は30%、復路は20%OFFにはなります。仮にフリープランと同じツーリスト利用であっても、金額の差はプリペイドカードを除けば1000円程度です。さらには前日でも申し込めたり、カード決済が出来たり、カウンターに並ばなくていいなど、小さなメリットもあるのでまぁトントンというところでしょうか。

また、これまでは港までのアクセスを高速バス&無料送迎バスにしていましたが、今回は車で直行し、港の駐車場に停めておくという形にしてみました。これだと自宅への往復で3〜4時間程度短縮出来ますし、荷物を持って天神や小倉を歩かなくて済むので助かります。
二便の新船には38室もあるAシングルですが、一便の旧船にはたったの8室しかありません。今回も満室だったので往路はあきらめていたんですが、3日前にひとつ空室が出ているのを見つけ即ポチりました。船首部分の操舵室の下あたりにあるので、前方の壁が斜めになっています
ベッドの反対側には机・椅子と洗面台。ポットやお茶、タオルもあるのでビジネスホテルのようです。

個室だと貴重品の心配や食事場所確保から解放され、洗面所にも行かなくていいですし、テレビも部屋で見られます。読書するにも天井の低いベッドより格段に快適です。こりゃ一度体験しちゃうとやめられませんな。
南港到着後はいつものようにニュートラム〜地下鉄四つ橋線で西梅田へ。

大阪駅まで歩いて、JR快速で京都へ。奈良線に乗り換えてひと駅の東福寺で京阪に乗り換えて終点の出町柳へ。

ここから叡山電鉄で終点の鞍馬まで行きます。
二両編成ですがワンマン運転で、降車は運転席後ろのドアのみ。バスの料金箱と同じような機械が設置してあり、運転手さんが振り返って確認します(窓が開閉する)。
ラスト4駅は単線になります。想像していた以上に山深いところで、勾配もなかなかのものです。
鞍馬駅に到着。まだ8:30です。
駅前には名物の天狗のお面。今年1月の大雪で鼻が折れてしまい、その後絆創膏が貼られている時期もあり、3月に復活したものです。
駅から通りに出て左を見るとすぐそこに鞍馬寺の山門が見えます。もう少し距離があるのかと思ってました。
仁王門です。

門をくぐり、「愛山費」として300円を支払います。
山門をくぐると階段の両側に朱の灯籠が並んでいます。

このすぐ先にケーブルカー乗り場がありますが、ケーブルカーでパスする区間にも様々な見どころがあるので、人力で登ることにします。この時は他のほとんどの方も歩いて登っていました。
途中にある由岐神社。

基本的に火の神ですが、縁結び・子宝にも御利益があるとのこと。

縁結び系神社では妙齢の女性が近寄りがたいオーラを発しつつ、非常に長い時間手を合わせている姿をよく見かけます。今日はこの後多いんです、これが。
最初はこんな感じの坂道です。
つづら折れになってぐんぐん上がっていきます。
こちらは中門。
その先は石段になります。
エネルギー満タンの朝一番じゃなきゃ無理って感じ。
そういう意味でも今回のルート設定は良かったと思います。
本殿の金堂に到着。駅から35分位。

こんなにも人が写っていない写真が並ぶのも鞍馬寺エリアのみです。この後、貴船神社からはそうはいきません。
お参りをして、御朱印を頂きました。
比叡山方面の眺め。
本堂の左側奥に奥の院〜貴船方面への入口があります。
上の写真のすぐ先。
屏風坂の地蔵堂。

朝の山中で空気はひんやりしていますが、ずっと登り続けて暑くなり、このあたりで長袖シャツを脱いでTシャツになりました。
このような道標が所々にあります。

すでに半分以上来ていますな。ということは、予想通り90分程度で貴船側に辿り着けそうです。
よく整備された石段が続きます。
尾根越えの部分にある木の根道。地質が硬く、杉の根が地表を這っているんだそう。
木の根道のすぐ先にある、大杉権現社。
木の根道を過ぎると下りになります。
不動堂。

車も入ってこられない山中にいくつものお堂があるっていうのは凄いです。しかもどれもかなり立派ですし。
道は普通の登山道という感じになってきました。
ピークからだとかなり下ったところにある、奥の院。

案内によれば、ここから西門まであと573m。
長かった山中路も間もなく終わります。
西門に到着。鞍馬駅を出て、およそ1時間20分でした。案内によれば鞍馬駅からここまで2495mだそうです。どうやって一の位まで計測したんでしょう?。

こちら側から鞍馬へ向かう人もそれなりにいるようです。ただ、気持ちがくじけにくいのは鞍馬から登る方がいいような気がしました。
橋を渡ると貴船神社はすぐそこです。橋の下を流れているのは貴船川、その先の道路は府道361号です。
鮮やかな朱の鳥居です。

今日はこの後四社に参拝するわけですが、八坂神社以外は朱の鳥居でした。京都の神社には多いんでしょうか。
鞍馬寺同様、こちらも朱灯籠が並びます。風情のある風景です。
小さな山門があり、そのすぐ先に拝殿・本殿があります。

山門の左にチラッと写っているのがご神木の桂の木です。
シンプルな佇まいの拝殿です。

写真には余り人が写っていませんが、結構な賑わいでした。
貴船の神様は水の神様です。

地名としての貴船は「きぶね」と濁りますが、神社名は「きふね」と濁らないのは水の神様だからという一説があるんだそうです。


御朱印を預けて、引き替え番号札を受け取り、しばらくして交換受け取りをするというタイプです。番号札形式はこの日はここのみでした。「トラブル防止のために預かりはしません」と書かれている授与所もありました。色々あるんですねぇ。
鞍馬の山越え直後ですが、思いの外元気があるので、奥宮へ向かいます。

府道361は狭く、参拝者が多数歩いているわけですが、思いのほか車も通ります。車同士のすれ違いどころか、歩行者を避けるだけでもなかなか大変なので、人と車が抜きつ抜かれつという感じで、場合よっては所要時間に大差はありません。
道沿いには立派な料理店が何軒も立ち並んでいます。一般的な門前の食堂とは訳が違います。
道を挟んだ反対側の川の上にこのような座敷を設けてあり、ここでの食事「川床料理」というのが貴船の名物の一つなんだそうです。

帰ってから知って驚いたのがその価格。8000円以内とか6000円以内はリーズナブルだそうで、上は18000円超というのもありました。
奥の社への途中に中宮である結社(ゆいのやしろ)があります。

文字通りここは縁結び、恋を祈る神ということで・・・
小さな境内ですが、この手前にも数名の女性がいて、この一枚を撮影の後、この場で小さく参拝するのが精一杯でした。

きっと気のせいだろうとは思うのですが、近寄りがたいオーラというより、殺気に近いものを感じてしまいました。
本殿から600m府道を歩いてきましたが、ここからは奥宮の参道が独立します。
こんな感じで車道と並行して250mほど続きます。
神門があります。
境内は広々としています。

偶然かもしれませんが、ここには私以外にも男性が多数いて、中宮のような殺気立った雰囲気はありませんでした。
貴船川沿いの府道を帰ります。
奥宮から1.2kmのところにバス停があります。貴船口駅まであと1.6kmをさらに歩くか、160円でバスに乗るかです。叡山電鉄貴船口駅からピストン輸送しているので、そこそこ便数はあります。

貴船神社エリアでは約2km、鞍馬エリアと合わせて4.5km歩いています。

ラッキーなことにバス停に着いて3分後にバスが来ました。
6分で駅に到着。この写真を撮った後、入口横にある時刻表で次の便を見てみると・・・直前に見た腕時計の表示と一致している!?

階段を駆け上がってギリギリ間に合いました。
二駅だけ乗って市原という駅で下車。この先からバスで上賀茂神社まで行けるはずなんですが・・・。
何と、次の便は45分も先。12時間の旅なのにバス待ちに45分費やすのは・・・ということで駅に戻り、さっきの一便後(15分後)ので始発の出町柳まで戻りました。

あくまでタラレバの話ですが、貴船口駅でダッシュで乗り込まず、じっくり駅で15分間バスの時刻を調べてみて、この時間帯には便がないということがわかったとしたら・・・

結局どちらも同じ電車で出町柳に戻ってきていたことになります。一方はやや電車代が高くつく代わりに多少駅周辺の散策ができるというメリットもあり、結局はちょっと良かったような気がします。
出町柳駅から歩いて行ける下鴨神社へまず向かうことにしました。

駅を出てすぐのところに、NHK72時間で見た「鴨川デルタ」がありました。下りていって飛び石を渡る元気と、時間的心の余裕はありませんでした。というのは、ここまで予定より早めに展開しているので、時間的に無理だと思われていた伏見稲荷にまで行ける可能性が出てきていたからなのでした。
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