水木しげるロード 足立美術館 島根県立美術館
ツーリングIndex 禄太郎庵Top
6月に母を連れて別府へ行きましたが、人出の多いところでなければ問題なさそうだと感じたので、今回は母の以前からの希望である島根の足立美術館へ行くことにしました。なかなか一人参加OKのツアーがないため、連れて行くのが手っ取り早いと思った次第です。例によってカミさんも参加しての3人旅です。

平日の通勤時間帯の地下鉄で博多駅へ。乗ろうと思っていた新幹線は指定席が満席だったため一便遅らせて広島まで約1時間。山陽新幹線の上りなんぞは自由席でも余裕で座れると思っていましたが、平成初期頃の感覚というものは令和の世には通用しないことを痛感させられました。

広島からはレンタカーです。
今回借りたのはトヨタのヤリス。

広島駅から広島高速の府中IC〜山陽道〜広島自動車道〜中国道〜松江道〜山陰道と、約210kmを走ります。

そして8月に購入していたRX100 M6が今回満を持しての旅デビューとなります。
松江道の高野IC下りてすぐのところにある道の駅たかので昼食の予定でしたがなんと店休日。ただ、予習はしていたのであわてずすぐ近くにある高原の駅へ移動。
境港の水木ロードへ到着したのは14:40くらい。私は16年前にトランザルプで来た以来です。あとの二人は初めてです。

まずは水木しげる記念館へ。

16年前にはあったアーケードの屋根がなくなっています。
前回は時間との戦いだったこともあり、記念館はパスしていましたので、今回宿題を片付けた気分です。
前回はたぶんなかったと思われる施設を発見しましたが、こちらもお休み。
外にあったぬりかべは見ることができました。
前回ほぼすべてのブロンズ像を撮影しましたが、その後設置されたものもいくつか目にしました。

2017年設置の「ケンモン」
こちらも2017年設置の「水虎」
日が傾き、境港駅の灯台に灯がともるのを見ることができました。
フェリーターミナルの壁画は前回あったかな。
今回も運よく鬼太郎列車を見ることができました。
反対側。
最後に妖怪神社に参拝。
絵馬を全種類購入。
この直後にこの日の営業を終えていました。ギリギリセーフでした。
これは前回訪問時から16年間我が家のリビングに飾られているものです。
これは人気No.1のグッズだそうです。基本は爪楊枝入れですが、サイズがぴったりなのでシャチハタを入れて玄関に置くことにします。

ほかにもトートバッグや箸・箸置きなどを買い込みました。
このピストグラムはよくできていると思いませんか?
マンホールの一種と言っていいんでしょうか、小さなふた?を見つけましたが、これ以外には鬼太郎関係は見つけられませんでした。

1泊目は玉造温泉をと思っていたのですが、宿がとれずに皆生温泉へ。思いの外お客さんは多かったように思います。
2日目はメイン目的地である足立美術館へ。平日にも関わらずチケット購入には列ができています。

駐車場の車のナンバーは西日本各地の地名が見られました。
中はとても広いにも関わらずかなりの人です。昨日の水木ロードとは対照的です。

美術館とは無縁な人種なので、ひととおりまわりましたが特に感動することもありませんでしたが、設立者の足立全康という人の略歴は興味深く見てきました。

これにてお役目を果たしたという安堵感でいっぱいです。
出雲大社と並んで出雲国一の宮である熊野大社で御朱印を、とも思ってはいたんですが、ネットで見る限りなかなかに残念な墨書きでしたし、書置きのみということもわかったため島根県立美術館に行き先を変更。

玄関前ロータリーにしゃれたバスが入ってきました。
2FのホールからM2を見下ろす。

同じ美術館でそこそこ近いのに、足立美術館とは比べ物にならない人の数と入館料。入館料は約8分の1ですが、人の数はそれ以下であることは間違いありません。

現代画の大きさには圧倒されました。
絵よりもこちらのカバを見てみたかったのです。2Fの展望デッキにおりました。
展望デッキからの宍道湖。素晴らしいロケーションです。

足立美術館の庭園も見事ですが、こちらも素晴らしいと思います。
今年何かと話題になった観光船らしき舟が強烈な向かい風のためゆっくりゆっくり前進していました。

帰って調べてみると観光遊覧船はくちょうというようで、松江駅のあたりから美術館周辺を回るコースのようです。

しゃしんは「はくちょうV」
展望デッキから1Fへ降り、野外彫刻ゾーンへ。

一番の目的はこちらの「宍道湖うさぎ」です。
なかなかリアルでかわいらしい感じです。
ほかにもいくつかのアート作品が展示されていましたが、ここの主役は完全に「うさぎ」のようです。

こちらを13:40くらいに発ち、往路と同じルートを辿って16:20にレンタカー返却完了。

福岡に戻り、ほぼ恒例化している実家近くの居酒屋で打ち上げ。昨夜の宿にはこれという日本酒がなくパスした分も堪能しました。
当レポートへの感想等をお願いします。
ツーリングIndex 禄太郎庵Top