|
1週間前に郵送されてきたPCR検査キットでの検査があり、さらに当日も検査があります。結果が出るまで1時間ほどかかりました。
ちなみにクルーズ船にはカースト制度があり、検査順も乗船順も上級船室が優先されます。 |
|
下々の者は最終盤に乗船が許されます。船室のレベルは梅の松で、スーペリアツインという部屋です。メインダイニングと同じ2階だったのはラッキーでした。 |
|
入り口側。トイレとシャワーはありますが浴槽はありません。 |
|
Bクルーズ社に申し込んでいたので、お土産がもらえました。 |
|
早速船内の探索へ出かけます。
こちらは6Fのラウンジ海 |
|
こちらも同じラウンジ海 |
|
同じく6Fマーメイドシアター
二日目夜には「トップガン・マーベリック」が上映されていました。Mitchジャズライヴと重なっていたので見ませんでしたが。 |
|
5Fのカードルーム
3日目の午後、予約制で開催されていました。 |
|
7Fのプール
一度だけ子供2名が泳いでいるのを目にしました。 |
|
プールの横のリドテラス。GODIVAのショコリキサーとバーガーが人気らしいです。 |
|
4Fのドルフィンホール。5Fの2階席からの眺め。 |
|
ドルフィンホール2階席。
出航直後から輪投げのイベントが4Fのデッキであり、早速参加してきました。 |
|
メインダイニング瑞穂。
上級国民の皆様は6Fの春日というテラス席もあるらしいオーシャンダイニングでお食事をなさいます。下々の者は近寄ることさえ許されない、ということはなく朝食であれば入れるらしいです。ただ、我々は部屋が2階だったこともあり、一度も春日へは行きませんでした。 |
|
美食の船と呼ばれるにっぽん丸。3日間通して大変すばらしいお食事でした。 |
|
夕食後にはジャズのライヴ、さらにそのあと22:30から落語会があります。
ジャズバンドはトランペット&VoのMITCHさんという人がリーダーのMITCH All Starsというバンドですが、選曲・演奏・歌・トーク共になかなかのレベルでした。
落語の三遊亭圓丸さんは小遊三さんのお弟子さんだそうです。こちらもかなりの腕前でした。演目は「長屋の花見」でした。 |
|
二日目。本来の寄港地は隠岐諸島の西ノ島というところでしたが、強風でテンダーボートでの上陸が危険と判断され、鳥取の境港へと変更になりました。
オプショナルツアーは@出雲大社 A足立美術館 B松江城とありましたが、@は以前に二度、Aは昨秋に行っています。Bに行くくらいなら目の前にある、昨秋定休日と重なって行けなかった夢みなとタワーへ行こうということになりました。 |
|
大半の乗客はオプショナルツアーで出かけているので船内は閑散としています。7Fのホライズンラウンジでくつろいだ後 |
|
いつもは賑わっているリドテラスでショコリキサーを。
思っていたほど甘くも重くもありませんでした。これは美味い。人気なのもうなずけます。 |
|
同じく7Fにあるオアシスジムのエアロバイクをカミさん共々1kmだけ走らせてみました。 |
|
4Fのプロムナードデッキでくつろいでみます。 |
|
昼食です。
蒸し鶏サラダ 太刀魚利休焼 さつま芋レモン煮 |
|
天ぷらそうめん |
|
デザートまで付きます。
ただし、翌日以降昼食はパスしました。朝食をしっかり食べ、アクティブに活動してアフタヌーンティー&軽食というのが夕食を美味しく頂くのにちょうどいいという結論になりました。
今回はオプショナルツアーには乗っかりませんでしたが、母によるとオプショナルツアーでの昼食を完食してしまうと夕食がほぼ入らないらしいので、いずれにせよ高齢者には昼食は要注意です。 |
|
昼食を終え、自由行動予定表を提出して船を出ます。
こちらはみなとターミナル。 |
|
徒歩数分で夢みなとタワーへ。 |
|
タワーへの入場料は300円なり。 |
|
下から |
|
二つの円筒が少し重なったようなタワーで、真上から見ると瓢箪のような形です。 |
|
エレベーターで地上43mの展望室へ。 |
|
認定証を頂きました。 |
|
昭和時代、観光タワーに付き物だった記念メダルは令和の今も健在です。 |
|
展望室から見たにっぽん丸 |
|
3階の展示室などを見物し、気が済んだので船に戻ります。 |
|
午前中に少しだけレクチャーを受けたデッキゴルフに参加。
小器用な私はそれなりに上手くできましたが、カミさんは苦手なようです。 |
|
ラウンジ海で休憩 |
|
こちらのアフタヌーンティータイムにはスイーツも付きます。 |
|
|
|
そして夕食。2日目は洋食です。母はパスしたため、カミさんと二人です。
洋食は映えます。しかしながら味の方は和食の方が好みでした。
夕食後、ホールで落語(演目は「阿武松」)、その後ラウンジ海でMITCH All Starsのライヴと二日目も盛りだくさん。 |
|
三日目は予定通り上五島(中通島)の青方港へ入港。
入港直前になってもレンタカー屋のおじさんからの電話がないので不安になりこちらから電話を入れたところ、忘れていたのかまるで違う船名・時刻・港名を言うんです。少しだけ待つことにはなりましたが、とにもかくにも港まで迎えに来てもらえました。 |
|
レンタカー屋のおじさんは相当キャラの立つ人でした。忘れていたのを詫びることもなく(送迎が面倒だったのか?)、車に乗るなり
「この船は相当古いな」
「サビだらけで手入れもなってない」
「客船としては小さいな」
と乗客を前にディスり始めます。
なんだこのおっさん、と思いつつも有川への15分間会話を試みたところ、癖強いなりにそれなりに会話は成立しましたし、貴重な情報も引き出せました。
レンタカー屋のおじさんは商売っ気もなく、料金に送迎料金が入っていなかったのでちょっと多めに払ったところ五島うどんをくれました。 |
|
レンタカーの手続きを終え、まずは朝ドラ「舞い上がれ」のロケ地である有川フェリーターミナルへ。
朝ドラロケ地ですが、人が全くいない。 |
|
長濱ねる演じるさくらちゃんが勤めていた売店。ドラマでは祥子ばんばの手作りジャムが並べられていました。 |
|
上五島でのお供はダイハツムーブです。 |
|
当初は時間的に無理だと思っていましたが、昼食のために船に戻るのをやめたので思い切って頭ヶ島教会まで来ました。
私とカミさんは中通島には2010年に一度泊りで来ています。母は初めてです。 |
|
頭ヶ島教会は観光客用の駐車場が広くなっていました。
この日はオプショナルツアーの観光バスが何台も来ていて13年前とは違って大変観光地らしい賑わいです。 |
|
頭ヶ島教会前の白浜からの海。目の前はロクロ島です。
ここから一気に南下して若松島まで。
それにしても有川〜頭ヶ島間の道のアップダウンの激しさは相当なものでした。前回も通ったんですが全く記憶にありませんでした。
また、途中の道中で13年前に泊まったホテルを見かけたんですが、閉鎖されていました。レンタカー屋のおじさん情報によるとコロナ時に療養所として利用されたのちに閉鎖となったらしいです。 |
|
有川から頭ヶ島と違い、青方から先は快走路です。
若松島へ渡り、前回も来てその眺めが非常に印象深かった龍観山へ。「舞い上がれ」でもここからの眺めが何度か使われていました。
前回は上の展望所まで歩きましたが、今回は高齢者もいるので駐車場どまり。ここからでも十分眺めは堪能できます。 |
|
|
13年前は1泊したので北端の津和崎灯台から南の奈良尾まで行きましたが、今回は11時スタートで15時くらいには戻らなくてはならないので龍観山が限度です。
有川方面へ戻る途中にある中ノ浦教会にも立ち寄ります。ここも「舞い上がれ」ロケ地で、小学生だった舞ちゃんが上五島へ来たときにばんばや一太と共にミサに訪れた教会です。 |
|
マリア像。
わずかに時間に余裕がありそうなので、青方でもう一か所教会に行きます。
青方の土産物店からMitchジャズバンドのメンバーが出てきていたのを目撃しました。その夜のライヴのトークによると打ち上げ用にお酒を買いに行っていたとのこと。 |
|
ちょうど対岸に停泊中のにっぽん丸が見えるだろうと、大曽教会に来ました。階段ですが、手すりもあり傾斜も普通なので83歳も元気に上りました。 |
|
13年前にも来ていた大曽教会。
Mitchジャズメンたちも買い物前に来ていたらしいです。 |
|
対岸のにっぽん丸。 |
|
二人を先に船に帰し、私は車を返しに有川に向かいます。フェリー前の物産テントのかんころ餅が売り切れていたらしく、カミさんから有川で買ってくるよう連絡が入り、急遽確保。
レンタカー屋のおじさんに青方まで送ってもらいましたが、以前新日本海フェリーで働いていたというおじさんの話はなかなか貴重でした。また、中通島という島名があるにもかかわらずなぜだか中通島の人はほとんど中通島という名を口にすることはなく、上五島と呼ぶということもわかりました。 |
|
港へは門限の20分前に到着。限られた時間でしたが、行きたいところには全て行けましたし、天気にも恵まれ上五島を堪能することができました。 |
|
夕食の前に7Fのスポーツデッキでシャッフルボードというゲームに参加。こちらの方がデッキゴルフよりもハードルは低いかも。カミさんはこちらの方が性に合っているようです。 |
|
そして早くも最後の夕食。ラストは和食でした。 |
|
最終夜はラウンジ海で落語。
演目は「紺屋高尾」 |
|
その後ドルフィンホールで村上ゆきトリオのライヴ。
さらにその後22:15から同じくドルフィンホールでMITCH All Starsのライヴ。
MITCH All Stars、かなりいいです。私も相当ツボりましたが、セットリストが古いスタンダードジャズ中心なので母世代にはどストライクなようで、私以上にほとんどの曲を知っていると言ってました。そんな母は終演後、CDを購入しジャケットにサインをもらっていました。 |
|
4日目は終日航海。3日目深夜には対馬付近に到着し、一晩停泊の後7〜8時頃浅茅湾を周回します。
昨日は実に爽やかでしたが今日はかなり強烈な黄砂が飛来しています。この画像でもよくわかります。 |
|
最後の朝食です。
朝食に関しての私の結論
「カレーとスープ、トマトジュース」は必須
あとはサラダと気になるメニューを少量味見程度の頂けばよし。
噂通り、いやそれ以上にカレーは絶品でした。写真にはありませんが、この日のスープも同様に絶品でした。毎日変わる分スープは楽しみでした。 |
|
そしてビンゴ大会。
母はビンゴで下のキャプテンテディを獲得。3日目にはホースレースゲームで単勝も当てていて絶好調です。
カミさんは2本リーチ状態、私はひとつのリーチもないまま終了。敗者復活もあえなく撤退。 |
|
実家へとやってきたキャプテンテディ。 |
|
運のない二人は実力で勝ち取るしかないわけで、輪投げ大会に出場。 |
|
カミさんはこの日の最高得点をたたき出して3等のハンドタオルを、私は4等のボールペンをどうにか獲得できました。
団体戦では前半大量リードをしていましたが、後半に大逆転されてしまいました。 |
|
イベントは最後の最後まであり、11:30から最後の落語がありました(演目は「お菊の皿」)。ゴキゲンなジャズライヴ3本と落語4本込みというのは、個人的には十分に元を取ったような気分です。
タグボートに先導されて博多港へ。ほぼ定刻通りに着岸しましたが、上級船室から下船するため我々は約30分後でした。
今回のためにタクシーアプリGOを仕込んできたのですが、タクシー乗り場の行列を横目にサクッと乗り込めたのは下級船室民でも味わえた小さな優越感でした。
クルーズ船、また乗る機会あるんでしょうか。一度乗ってみて思うのは「ぜひまた乗ってみたい」です。 |
当レポートへの感想等をお願いします。 |
ツーリングIndex 禄太郎庵Top |