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サイクルロードレースはDVDやYoutube、TVでは見たことはありますが、生で観戦したことはありません。九州では国東や壱岐で毎年恒例のロードレースが開催されていますが、あっという間に駆け抜けてしまう集団を見るためだけに遠出をするというのも余り気が進みませんでした。

しかし、今年はツール・ド・九州が初めて開催されます。残念ながら福岡市の近くは通りませんが、県内で二日間行われます。最初は二日目のロードレースを見に行くつもりで計画を立てていましたが、初日のクリテリウムの方が会場の雰囲気やスタート、ゴール地点もじっくり見ることができそうなので、そちらにしました。
小倉までJRで、とも思いましたが、お気楽な車にしました。ただ、会場付近で車を停めるのは困難な気がしたので、戸畑駅に停め、そこから二駅JRを利用することにしました。

駅前の立体駐車場なら停められるだろうと、高を括っていましたが、まさかの満車。しかしながらすぐ横の平面駐車場にはずいぶんと空きがあったので、無事に停めることができました。

戸畑駅に停車する列車には幼少期から何十回も乗った経験がありますが、ホームに降り立つのも改札を抜けるのも初めてです。
西小倉駅も初めてです。
小倉城を生で見るのも初。駅からすぐでした。
スタート2時間前くらいに到着しました。この時間帯はまだコース内を歩くことができます。そんな中、すでにコース内を流している選手もちらほらいました。
正面がスタート&ゴールゲート。
左側がチームピットです。
チームピットの奥にメインステージ。
12時を過ぎるとコースの試走が始まるため、コース内へは入れなくなります。
先導や撮影をするバイク。
大分スパークルのチーム・カー。
シマノのサポート・カー
JCL TEAM UKYOのサポート・カー

マビック・カーも含めてとにかくたくさん生で見られました。この時点ですでに感激です。
自治体協賛ブースの方にも行ってみます。
なぜか宇久島のブースがあったので、懐かしい宇久島のかんころ餅を買うことができました。たぶん25年以上ぶりくらいではないでしょうか。
その奥の飲食スペース。
協賛スペースで配布されていたものの中の主要物。

大会パンフレット、ステッカー、うちわ、はりせんの素、旗、北九州グルメガイド等
エコバッグは抽選で当たりました。カミさんはボールペン。
飲食スペースの奥にキッチンカーが並んでいます。しかし、飲食スペースと微妙に離れているので、物によっては運ぶのが大変そうだと思いました。
うろうろしていたらチーム紹介が始まっていました。
思いの外ちゃんと見ることができました。

望遠レンズで寄っていますが実際は・・・
こんな場所から見物しています。
スタート直前。

県知事や市長もテープカットに来られていました。
スタート直後。

この後、場所を移動するために信号待ちをしていたら、あっという間に集団が戻ってきました。

一周1.8kmのコースを25周する、45kmのレースです。
見物客はそれなりにいましたが、割と見やすかったです。
クリテリウムなので、何度も何度も見られるので、写真や動画の撮影チャンスもたくさんあります。

メカノイズは意外なほどなくほぼ無音。ロードノイズと風切り音がシューッと感じられます。

また、選手同士で何か話している場面もありましたが、一瞬で駆け抜けるため単語さえ聞き取れませんでした。
こちらは3周目か4周目くらい。

石畳を抜けて大通りに向かう短いルートで、直角カーブの間の緩い上りなので、速度が落ちる部分です。
こちらは上の動画の先の直線。微妙に上っています。

集団が抜け始めると風が吹き抜けるのは生ならではの臨場感でした。
こちらはゴール後にご挨拶のためのもう一周。アンコールみたいなものでしょうか。

ブリジストンが1,2位でした。
会場に戻ると選手たちはすでに撤収を開始していました。

ツール・ド・フランスのようにチームバスに乗り込むんだろうと想像していましたが、そのまま競技バイクで町の中心の方角へ移動していきます。そのまま宿に向かうんでしょうか。
外国チームの選手たちは待ち合わせて、スマホで地図を確認してからまとまって走り去っていきました。

十二分に堪能できたので、小倉の町を歩きながら帰ります。
よくテレビで見る北九州市役所。生で見るのは初めてかも。
リバーウォーク北九州は以前に見たことがあります。中に入ったことはありません。
懐かしい小倉井筒屋。中学生の時に来たことがありますが、ほぼ記憶に残っていません。
FBS福岡放送「福岡くん」で取り上げられていた謎の像。市役所のすぐ近くでした。
こちらもテレビでは良く見る旦過市場。初めてです。
メインの通りを歩いてみます。左側は火事で被災したエリア。右側は驚くほどそのまま残っていますが、火事の直後は水浸しとかそれなりに大変だったんじゃないでしょうか。
仮店舗エリア。
飲食店エリア。
もの凄く専門店。
奥の方のディープなエリア。
このエリアは人通りがほとんどありません。
人通りもそうですが、店の人の姿もほぼ見られません。
こちらは魚町銀天街。井筒屋同様中学生の頃通ったことがあるはずです。ドンキがあったので見物しました。
商店街を抜け、駅近くのディープスポット
このお店はやはりテレビで見ました。確か24時間営業だったような。
福岡市内では昭和期に絶滅した風景がここにはきっちりと残っています。
帰りは小倉駅から戸畑までJRで、そこからは車で帰りました。歩数計は10,000歩弱までいきました。

ロードレースだけでなく、小倉の街歩きも堪能出来て思いの外楽しい日帰り小旅行でした。
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