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とてもわかりにくい場所にある上、案内表示が近場にちらほら程度しかないので、地図を見つつ、現地に近づくことがまず先決です。
私の場合、産山側から行きましたので、県道638を東に向かっていたところ、県道脇に小さな表示がありました。写真の表示は県道から入った道からさらに入る分岐にあったものです。いずれにせよ小さい表示です。
それにしても「黄牛」で「あめうし」とは読めませんね。 |
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写真ではわかりませんが、駐車場は相当広い上にかなり新しいトイレも設置されていました。 |
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滝への遊歩道入り口です。この案内表示だけでもマイナリストのハートが熱くなります。期待できる予感です。 |
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距離表示も牛です。徹底しています。しかも1m単位まで計測しているというこだわりにも並々ならぬものを感じます。 |
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のどかな雰囲気の遊歩道を下っていきます。 |
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新緑がきれいでした。 |
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最後は階段で川に下ります。 |
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下りたところから下流側の景色。 |
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こちらが上流側。何にも案内がありませんが、雰囲気的にはこちらでしょう。常識的にもそうですが。 |
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しばらく歩くと前方に水煙が見えてきました。音と水煙で滝の豪快さが想像できますが、滝そのものはなかなか見えてきません。こういう演出も憎いです。 |
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落差は大きくありませんが、水量十分で迫力は十分です。正面から見たい気持ちはやまやまですが、左岸からしか見ることができません。 |
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どうしても正面から見てみたいので、右岸に渡れそうな場所を探し、唯一行けそうなところだと判断したのがここ。手前の難所(滑りやすい)さえクリアすればあとは大丈夫です。○のところまでは行けますが、向こう岸は絶壁なので渡ることはできません。 |
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上の部分まで行くと、奥にもうひとつ細い滝があることがわかりました。ネットで検索しても上の写真のアングルばかりなので、このアングルはかなり貴重かも。
写真をクリックすると大きい写真が開きます。
マイナー物件を発見した上に、「ここまで見たんだ!」という満足感&充実感で一杯です。 |
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帰りはR442に出ましたが、ここの案内表示は大きくて目立ちます。ここから入れば地図なしで現地付近までは行けるでしょう。
さて、「黄牛の滝」の名の由来ですが、「黄牛」は文字通り黄色の牛で、それを「あめ色の牛」と表現しているとのことです。で、なぜに滝なのかというのは、昔この付近に住んでいた龍が悪さをするので、それを鎮めるために子牛の頭をこの滝壺に投げ入れたという話です。龍の悪さは収まったということですが、なぜに子牛の頭なのかは分かりません。 |