勝手にREVIEWS 2004年

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FIRE DROPS / RED WARRIORS  
 中古盤でREDSの知らないアルバムを見つけました。どうも再結成してのアルバムのようです。ちょっとこういうのは怖いのですが、中古だしチャレンジしなきゃ。最初の印象は「地味」でした。REDSの印象としては、ノリノリロックなのですが、このアルバムは地味とも言えるし、渋いとも言える印象。ただ、何度か聴いて行くと、やっぱりこいつらはかっこいいです。ユカイはロックを歌うために生まれてきたような奴って感じ。上手いとかいう次元ではなく、かっこいい。シャケのギターも相変わらずかっこいい。こんな感じのロックもかっこよく出来るんだぜ、って感じの1枚。(2004.7.8)
 聴く度に格好良さが身に染みてきましたので、星半分アップします。(2004.8.21)
MEETS THE RHYTHM SECTION / ART PEPPER  
 久しぶりのジャズです。このアルバムはいい雰囲気のバーで流れているような感じです。あんまりジャズは聴きませんが、こういうシンプルなのは結構好きです。アドリブバリバリで曲がやたらと長いのはどうも・・・。
 仕事でこのアルバムを含む3枚を重点的に聴かなければならないことになったのですが、このアルバムはすっかり気に入ってしまった、というわけです。(2004.6.11)
THE ENDLESS JAM / SCHENKER PATTISON SUMMIT  
 ラジオで1曲聴いて「こりゃいい!」と思い、国内盤の発売を待たずに輸入盤を注文。マイケル・シェンカーが渋いメンツと共に、渋い選曲で作ったカバーアルバムです。ちょっと選曲が渋すぎる感じがしないでもないですが、意外性もあり(プロコル・ハルムの「青い影」など)、なかなか面白いアルバムです。ギターは明らかにマイケル・シェンカーと分かるような音とスタイルです。期待が大き過ぎた分、評価は「ややいい」程度となってしまいましたが、ロック系の洋盤で久々にスカっとできました。(2004.5.24)
KOYANAGI the COVERS PRODUCT 2 / 小柳ゆき  
 というわけで、とりあえずレンタルしました。これが予想をはるかに超える名盤でした。以前のような力入りまくりで聴き疲れすることはありません。元々上手いんでしょうが、技量以上のものが身に付いた感じです。元曲よりも感動できるのもあり、オリジナルの人が気の毒になる程です。選曲は、洋楽をカバーした1作目同様、こちらの邦楽バージョンもお見事!です。5つ星でもよかったんですが、バックの音が余りにも打ち込みなので、半分減点しました。(2004.5.24)
a suivre (very best of Clementine) / Clementine 
CAFE APRES-MIDI / Clementine  

 というわけで、ベスト盤を2枚聴いてみました。上は'96年のベスト盤、下は'01年発売のボサノヴァ集。それぞれ18曲収録で、3曲重複しています。初期のジャズテイストあり、ポップスあり、ボサノヴァありで、なかなか飽きません。ささやくように歌うタイプのヴォーカルなので、好みは分かれるでしょうが、私のツボには見事に効きました。もう少しで5つ星にしてしまうところでした。トライセラの4つ星とは大きな開きがあります。
 どちらのアルバムも同じような雰囲気で、数回ずつ聴きましたが、大きな違いが感じられなかったので、2枚まとめてREVIEWSすることにしました。正直、別々ではそれぞれを表現しようがありません。聴いていて、眠たくなってくることはないのですが、怠け者にはなってしまいそうな雰囲気はあります。リラックスムードの中にも何か光るものがある、そんな感じです。一家に一枚あってもいいのではないでしょうか。(2004.4.9)
FEELS LIKE HOME / Norah Jones  
 「1stと同じような感じ」という評判はあちこちで聴きましたが、全くその通りでした。同じと言い切っていいくらいです。リズムも単調だし、特にキャッチーなメロディがあるわけでもなく、飽きてしまったので、同じと言いながら評価は1stより大幅ダウン。こちらが重い気だるさなら、クレモンティーヌは軽い気だるさです。今の私には軽い方が心地よく感じます。
 ラジオでも言ってましたが、なぜこの人のジャンルがJAZZなんでしょう?。話によると、JAZZのレーベルから出ているから、とのことです。(2004.4.7)
LICKS & ROCKS / トライセラトップス  
 ロック色を前面に押し出したという新作はかなりいい出来だと思います。今時こういうバンドもあるんだと思うと、嬉しくなります。Cheap Trickを思い出してしまうような音です。ギターがもちっとロックしてると私は好きなんですが、その辺もCheap Trick的なのです。ワウを踏む心意気は買いますよ!。Charやウルフルケイスケから学んで欲しいものです。(2004.4.6)
Cle / Clementine(クレモンティーヌ)  
 この人の存在さえ知りませんでしたが、知人が流しているのを聴き、感じがいいなぁと思ったので借りて聴きました。たまにはこういうボサノバもいいですねぇ。「おとな」って感じです。なぜか中島みゆきの「悪女」がフランス語(?)でカバーされています。ものすごくいい感じです。いっつもこんなの聴いてたら人格まで変わってしまいそうですけど・・・。とりあえずはベスト盤を買おうかな、と思ってます。(2004.3.16)
HARVEST SONGS / 松たか子  
 邪魔にならず、心地よく流れるので、結構好きです。特別歌が上手いわけでもないので、気合いを入れなくても聴けるところもいいんです。仕事中のチェックディスクとしては今井美樹と並んで最適と言えます。まだ、他のアルバムなどあんまり聴いてませんが、大体同じ感じのようですね。この人自体はともかく、この人の声は結構好きです。オーディオ的にはなかなか優秀な1枚です。(2004.3.16)
ODYSSEY / 平原綾香  
 話題の「ジュピター」を聴いても全くピンと来なかった私でした。正統派シンガーであるようだし、きっとアルバムを聴けば感動できるはずだ!と信じて聴いてみましたが・・・理解できませんでした、その良さが。何か地味なんですね、全体的に。きっと世間の評判通りの素晴らしい作品なんでしょうが、単に私の好みとは一致しなかっただけなんでしょう。こうやって少しずつ世間の流れから外れていくのだろうか・・・。なぁんて、昔から時代外れの曲を好んで聴いてましたから、今に始まったことではなぁーい。(2004.3.15)
GREATEST / トライセラトップス  
 今度(今日だっけ?)出るニューアルバムは期待できそうです。2曲試聴しましたが、良かったです。で、とりあえずベスト盤から入りましたが、期待が大きかった分、感動が天引きされました。同じトリオでストレートなロックを演るSPARKS GO GOはワイルド系ですが、こちらはスマートですね。Voが爽やかですからね。
 評判のいい3rdアルバムとニューアルバムも気になります。(2004.2.18)
RHAPSODY / 広瀬香美  
 100円だったので、仕事用に買いました。こちらは予想以上に良かったです。長時間聴くと、ちょっと疲れる彼女のVoですが、いろんな曲調があるので、そうでもありませんでした。ベスト盤ではわからなかった彼女の良さが普通のアルバムにはあることが発見できました。(2004.2.18)
EXPANSION / 小柳ゆき  
 「5枚1000円」というコーナーがあり、5枚にするために購入。ちなみに残りの4枚は森高です。仕事用にしようと思いましたが、やはりこの人のVoは聴き疲れします。最近は上手くなって随分いいようですが、この頃は力入りまくってます。仕事用としても、あんまり使えない1枚です。
 最初に出したカバーアルバムも選曲に惹かれて買いましたが、やっぱり疲れます。それでも、新しい方のカバーアルバムも選曲で気になります。とりあえずレンタルかな。(2004.2.18)
ドラマティック・ライヴ(DVD) / 押尾コータロー  
 CDで聴くのもいいけど、ライブの方が私は絶対にいいと思いました。特にCDに収録されていない「ゲゲゲの鬼太郎」や「ウルトラマン」など、感動できるネタが満載です。それにしても、よくもまぁあんなにベースラインを弾きながらメロディ&コード&ハーモニックスが入れられるものです。30過ぎてのデビューですが、その前は一体どこで何をしていたのでしょうか?。(2004.2.8)
JINGLE JANGLE / SPARKS GO GO  
 3rdアルバムということです。持ってなかったのがお店にあったので買いました(すでに廃盤)。期待以上でも以下でもない、彼ららしいシンプルかつストレートなロックナンバーが並んでいます。最初の3曲はハードな感じでしたが、アルバム全体ではノリノリな曲など色々ありです。確かにスパゴーの音ではあるんですが、まだまだこの頃は「何か」が足りない感じがします。(2004.2.8)
ARRIVAL / JOURNEY  
 前作TRIAL BY FIREではスティーブ・ペリーが戻った割にはがっかりなアルバムだったので、本作にも期待はしていませんでした。でも輸入盤とはいえ、480円とあれば買わないわけにはいきません。で、聴いてみた感じはジャーニーらしさは確かにありますが、全盛期のようなキレはありません。とは言っても、なかなかの秀作であると思いました。あと、日本版は別ジャケットっていうのは知りませんでした。
 それにしてもこの新Vo、ペリーの声にそっくりです。他にはTHE STORMのVoも、HUGOもそっくりです。個性的な声のようで意外にそうでもないのかもしれません。(2004.2.8)
CORNERSTONES 2 / 佐藤竹善  
 文句なしの5つ星!。これは聴かなければいけませんよ、皆さん。選曲もいいし、前作のような地味さもありません。歌にはさらに磨きがかかっています。ホント声もいいし、めちゃめちゃ上手いです!。非常に心地よく聴けます。中島美嘉の"LOVE"同様、70分を超える収録時間を感じさせない内容です。まだ1月ですが、今年のBEST3に入るのは間違いないでしょう。(2004.1.28)
CORNERSTONES / 佐藤竹善  
 SING LIKE TALKINGのヴォーカル佐藤竹善のソロ・カバー・アルバム。昨年の夢・音楽館で見て、余りの歌の巧さに衝撃を受けました。ただ、SING LIKE TALKINGでの彼には余り迫力を感じないんです。楽曲の差なんでしょうか。このアルバムは全曲洋楽の渋いところからのカバーで、大人の感じの1枚です。
 その後、同タイトルの2が出ていますので、こちらも聴いてみたいものです。(2004.1.24)
MR.70'S YOU SET ME FREE / Char 
 昨年11月に出たCharの新作です。これはそぉとーロックしてます。かっこいいです。前2作がお上品路線だったので、やっと硬派路線に復帰してくれて感激です。大体、この人は昔からお上品路線と硬派路線を行ったり来たりする周期があります。ほぼ全曲Jim copley参加&共作です。J、L&C時代のトリオも良かったですが、このコンビはいいです!。どうしてPSYCHEDELIX名義でないのかはちょっと謎です。Char名義の方が売れるのかな?。 (2004.1.13)
ライブ帝国(DVD) / JOHNNY,LOUIS & CHAR / PINK CLOUD 
 ファンなら必修購入の1枚。今となっては実に貴重な映像がぎっしり詰まっています。このシリーズの発売に感動している人はかなり多いのではないかと思います。収録時間が長すぎないのもいいです。(2004.1.15)
ライブ帝国(DVD) / BOW WOW  
 これもファンなら買いでしょう。山本恭司は格好良すぎです。
 ジャパメタ全盛期には何となくラウドネスの方が人気があった感じでしたが、私はずっとBOW WOW / VOW WOWの方が好きでした。(2004.1.14)
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