勝手にREVIEWS 2010年 

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Let go / Bonnie Pink  
 続いては4枚目の本作。前作に引き続き地味な印象ですが、なぜかこちらの方が好印象です。特に前半は渋い大人なロックです。後半は印象に残らない曲が多いのはBPにありがちな感じ。全体として独特の雰囲気があるアルバムで、不思議とまた聴きたくなる感じを受けました。(2023.9.26)
evil and flowers / bonnie pink  
前作の2ndが初期の名盤とされるケースが多いですが、次作である本作はとにかく地味な印象です。洋楽っぽいテイストも感じられて雰囲気はいいのですが、曲の印象が薄いのです。あと、バックの音も実にシンプルで、それも地味な印象を強めています。このあたりは好みの問題ではありますが、私個人は繰り返し聴くアルバムではありません。(2023.9.26)
Dear Dialy / BONNIE PINK  
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 ボーナスディスク
   B-Sideコレクション  
   '09ライヴDVD  
There's Know Place Like Home / KANSAS  
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AURA / ASIA  
 amazonからおすすめ商品の案内が来ました。ASIAのアルバムでした。オリジナル・メンバーで再結成していることをそこで初めて知りました。レビューを読み、ざっと視聴をしましたが、そんなに購入意欲は高まりませんでした。その代わりに興味が沸いたのがジョン・ペイン時代の本作。前作までCDは持っていますが、その後は「ま、いっか」となってました。やたらとレビューで高評価なので即注文しましたが、やはり雰囲気は前作同様ロック色の薄いミドル・テンポでメロディアスなナンバーがずらりと並ぶものでした。一度聴いて印象に残ったのはTr.1くらいで、あとは何か似たような感じの曲が多いです。amazonからのメールがきっかけで注文することはそんなにありませんが、なかなか的確に突いてくることもあるなぁなんて感心したりして。(2010.11.4)
SOL / 杏里  
 素晴らしかったQuiet Stormの次作で、プロデュースも同様にリー・リトナーだったので期待を込めて購入。心地良く流れる大人のポップスという感じで、バックの音もアコースティックメインで非常に洗練された印象です。録音も良く、高音質です。☆5つでもいいような秀作でしょうが、何となくそんな気になれないのは単に曲調が私の好みにビシッと来ないだけだと思います。ただ、聴けば聴くほどその良さが染みてくるような、そんなアルバムのように思えます。ちなみに本作は2005年の発売ですが、その後はカバー盤2枚とベスト盤1枚なので、現時点では最新盤とも言えます。(2010.11.4)
LENNON & McCARTNEY SONG BOOK  
 毎週見ている旅番組で、最近よくBGMにビートルズのカバー曲が使われるようになりました。それが非常にいい感じなので、そういうのがまとめて聴けるようなアルバムはないかと探していて見つけたのがこれです。すでに廃盤になっていて、中古盤でのみ入手可能でした。色々なミュージシャンのカバーを集めてあるので楽しめます。もちろん素晴らしいアレンジもあれば、そうでないものもあります。好みの問題とは思いますが。ビートルズを気分を変えて聴くにはまぁいいアルバムだとは思いますが、全体に統一感がないので、好みの曲だけピックアップしたディスクを作るといいかもしれません。第2弾もあるようなので、そのうち購入するかもしれません。(2010.11.4)
Miss M / 竹内まりや  
 ふとレンタル店の中古コーナーで目にして、結局聴いていないまま30年が過ぎてしまっていたことに改めて気付き、買ってきた次第です。竹内まりやはどの時期でも秀作揃いだと思いますが、個人的にはデビューから’80年あたりの時期が好きなので期待通りでした。次作のPORTRAITも未聴なので、さっさと入手したいですし、久々にLove SongsとUniversity Streetを聴いてみたくもなりました。(2010.10.18)
SMOOTH JAM -Aspasia- / 杏里  
 5年前にレビューしたアルバムと同タイトルの前作。次作はリー・リトナーのプロデュースで全曲洋楽カバーアルバムですが、こちらは新作とセルフカバーと洋楽カバーのミックスです。半年後発売の次作の素晴らしさと比べると同タイトルなのにこちらはずいぶんクオリティが落ちます(あくまでも個人的好みの問題と思いますが)。でも、あれだけの名作と同タイトルなら聴いてみないことには気が済みませんでしたし・・・。(2010.10.18)
YOU ARE HERE / UFO  
 下のCOVENANTの2作後で2004年のアルバム。M.シェンカーが抜けてヴィニー・ムーアとジェイソン・ボーナムが参加。その影響と思われますが演奏自体は気合いが入っていて心地よく聞けます。ただ、大して印象に残らない、それなりにUFOらしい曲が並んでいて、Tr.1,2以外では突出したものがないのが残念。平凡な曲を演奏とアレンジでかっこよく聴かせているとも言えます。次作は再び地味路線に戻るらしいので、購入を放棄しています。(2010.10.18)
COVENANT / UFO  
 以前MDに録音していたものの中から「これは!」というものをCDに録音し直す作業をしていて、当アルバムの前作「WALK ON WATER」もCDにコピーし、久々に何度も聴いてしまいました(さすがは名作)。で、その後のUFOはどうなったんだろう?と2000年発表の次作を購入してみました。「WALK ON WATER」ほどのインパクトはありませんが、まぁ雰囲気は似てないことはなく延長線上と言えなくもありませんが、いたって普通です。おまけのライブ盤の方は前作発表後の収録なので、前作からのナンバーも入っていてかなりいいです。これで★ひとつ追加です。(2010.5.24)
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