勝手にREVIEWS 2015年 

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ALONE IN THE UNIVERSE / JEFF LYNNE'S ELO  
まぁ覚悟はしていましたが、14年前のアルバム「ZOOM」と似たり寄ったりという感じです。この内容ならELOではなくJEFF LYNNE名義でいいんじゃないかと感じました。ジェフ・リンらしいPOPで耳当たりのいい曲ばかりではあるんですが、印象に残る曲は多くありません。稀代のメロディ・メーカーも創作という点ではその才が枯渇してきている感が否めません。それでも、購入を見送っているソロ名義のカバーアルバムよりはいいと思います。10曲32分という潔さもポイントです。(2015.12.4)
LIVE IN HYDE PARK / JEFF LYNNE'S ELO  
ライヴ音源がほとんどないELOですが、ここに来て凄いモノが出てきました。2014年にロンドンで行われたライブ映像なんですが、ヴォーカルはジェフ・リン、さらにストリングスやバッキング・ヴォーカルの編成が豪華で、正にオーケストラ。さらにツボを外さないカメラワークと映像編集も素晴らしいです。2001年のライブもシンプルでなかなか良かったんですが、音の厚さが違いオリジナルの再現性が高いのは明らかにこちら。ただ、録音状態はややよろしくありません。66歳になったジェフですが、外見も声もわずかしか変化が見られないのには驚かされます。また、ライブ本編よりも長いドキュメンタリーも見応えがあります。(2015.12.2)
Colour / 今井美樹  
6年ぶりに今井美樹が新譜を出していました。前二作が非常に良かったので、期待して聞きましたが、今作は地味めというか私にはヒットしませんでした。とは言うものの、Amazonのレビューでは高評価も多く見られるため、好みによっては愛聴盤になる類のアルバムなんでしょう。内容はともかく、声や歌唱には衰えが感じられないどころか、ますます艶を増しているようです。再び「!」と思わせてくれるアルバムを出してくれることを願います。今度は6年も空けずに。(2015.10.19)
Summer Breeze / 原田知世  
同じくNHKのThe Coversで見た原田知世。意表を突く1曲目のノラ・ジョーンズの「Don't Know Why」にはやられました。実にツボな選曲でしたが、アルバム全体としては欲しくなるほどのものではありませんでした。しかし、14年前にゴンチチのプロデュースで出ていた洋楽カバー・アルバムの方は試聴する限りではなかなか魅力的でしたので早速入手。好みもあるでしょうが、最新盤よりシンガーとしての声・歌の力はこちらの方があるように感じます。(2015.9.17)
BEST / Superfly  
木村文乃が主演ということで見ていた「マザー・ゲーム」の主題歌がSuperflyだったので少々興味を持ち、その後NHKの「The Covers」という番組で竹内まりやの「Sweetest Music」を歌っているのを聴き、とりあえずBEST盤に手を出してみました。ノリのいいラブ・サイケデリコみたいでかっこいい上にとにかくVocalが素晴らしい。ただ、余りに普通っぽいJ-Pop系の曲は好みではなかったため、Rock系の曲のみウォークマンへダビングしました。(2015.9.17)
Heroes and Villains / FM  
Rockvilleの後、Futuramaという新曲4曲プラスライヴのアルバムが出ましたが、試聴してもピンと来なかったので、最新盤の方を購入。大体、ベテラン・バンドはそこそこのクオリティであればファンとすれば十分に満足なんですが、これはかなりいい出来映えだと感じました。Tr.1はフォリナー、Tr.10はBlack Crowsみたいで、Tr.2、3、8も純度の高いアメリカン・ロックで、実に私好みな感じです。Walkmanに取り込まなかったスロー系の曲もメロディがしっかりしていて結構いいので、時々はちゃんとCDで聴きたい一枚です。(2015.7.30)
ROCKVILLE U / FM  
下のRockvilleから二週間遅れて「U」がリリースされました。オフィシャルサイトによれば、UはRockvilleのキャンペーンアルバムということになっています。タイトルが同じですから当然と言えば当然ですが、全体の雰囲気はRockvilleそのものです。好みの問題とは思いますが、私はこちらのUの方が曲のクオリティが高いように感じました。二枚から厳選した曲を一枚に収めた方が良かったのではないかと思わないでもありません。(2015.6.11)
ROCKVILLE / FM  
2013年発表の再結成後二作目。サビ前からの展開がデフ・レパードを彷彿とさせるTr.1のPVを目にし、速攻で注文しました。メロディアス・ハードの王道を行くサウンドで、イギリスのバンドですが実にアメリカっぽい感じがします。そして、このバンドの特長ですが、Steve OverlandのVoが実に素晴らしく、全く衰えは感じられません。FMらしい分厚いコーラスも健在です。似たような曲が多いと言えばそうなんですが、FM好きなら買わずにはいられないアルバムでしょう。(2015.6.11)
Toto XIV / TOTO  
例によってAmazonからのメールでTOTOの新譜が出ていることを知りました。ジョセフ・ウィリアムズが戻ってのライヴが非常に良かったので、大きな期待を込めて購入。良い曲もありますが、地味でパンチがない曲が半分位あります。とは言え、全編TOTOらしさは十分に感じられるアルバムであることは確かです。個人的にはジョセフが歌う曲をもっと多く収録してもらいたかったところです。また、fレンジの広い録音状態はVolを上げて聴くには気持ちいいんですが、特にドラム音が加工過剰で人によっては「はぁ?」と感じるようです。  (2015.4.18)
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