勝手にREVIEWS 2017年 

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PEACE SIGN / RICHIE KOTZEN  
CANNIBALSが良かったので前作の24Hoursを視聴してみたんですが、タイトル曲以外はどんよりしたムードのアルバムだったのでパス。本作はさらに一作前ですが、ロック・ブルーズ・ファンク・ポップのバランス感が良く私はこちらの方が好みです。ラストに収録されているジャクソン5のカバーも意外性もありつつ、ピタッと来ているのがまたいいんです。(2018.1.5)
CANNIBALS / RICHIE KOTZEN  
TWDが活動を始めてからのソロ・アルバムなのでいつも以上に興味があり、視聴したところ最初の数曲を聴いた時点で購入を決めました。これまでよりブルーズ色が薄くなった分ファンク色が強くなりつつもポップで聴きやすく感じます。完成度は高くラスト2曲が良ければ星5つでも良かった位です。この人の年々磨かれていく多才さには改めて感心させられます。今後のソロ作が楽しみにです。(2017.12.29)
LIGHT IN THE DARK / REVOLUTION SAINTS  
前作と比べて大幅にスロー・バラードの比率が減り、ハードな曲が大半となった本作ですが、残念ながら曲のクオリティが・・・。演奏のクオリティやVoは申し分ないんですが、パンチのないHRがずらりと並んでいる印象です。前作はプロデューサーが大半の曲作りをしていたらしいのですが、本作ではディーンとダグが中心となっているようで、相変わらずジャックはベースを弾いてハモるだけという罰当たりな起用が続いてしまっています。(2017.11.27)
REVOLUTION SAINTS / REVOLUTION SAINTS  
例によってAmazonからのお勧めメールで知ったバンドです。凄いメンバーでの3ピースバンドだったので、Youtubeでちょっと視聴して1stと2ndを同時に注文しました。元々ディーンのソロという企画だったらしくダグはともかくジャックの存在感をほとんど感じることができなかったのは残念です。雰囲気はほぼジャーニーで、スロー・バラードの比率が高めです。軽快or重厚なHRを期待していただけにやや期待外れではありましたが、メロディアス・ハード好みの人にはたまらないアルバムと思われます。(2017.11.27)
MOOD SWINGS U / HAREM SCAREM  
20年前に発売した彼らの代表作のリメイク盤です。原盤をとにかく忠実に再現しているという評判だったので、あえて買わなくてもいいかと思っていましたが、視聴サイトで聴いたギターの音の生々しさが耳に残ってしまい購入。サラッと聴けばオリジナルと大差はないかもしれませんが、完成度の高いオリジナルに比べてこちらはライブ感高めで新鮮さが感じられます。Amazonレビューでは色々な感想が見られるので、好みの差によって評価にも差が出るようですが。(2017.7.21)
BANG ZOOM CRAZY, HELLO / CHEAP TRICK  
例によってAmazonからのメールで新譜の発売を知り、それをきっかけに昨年7年ぶりに発表していた最新盤を聴いてみることにしました。7年前にSGT PEPPER LIVEと前後して発表していたTHE LATESTでは後期ビートルズを思わせる大人なロックの雰囲気でしたが、本作では一転してロック色強めでしかもハード(ヘビーではない)。私が知る限りでは最もハードな作品ではないかと思えるほどです。スローな曲もいいですが、私のイメージしているチープトリックというのは正に本作そのものなんです。ロビンの声の変化のなさには現実感が感じられません。(2017.6.12)
UNITED / HAREM SCAREM  
発売前に予約をして新譜を購入したのは一体いつ以来でしょうか?それ程期待値の高いアルバムでしたが、前作に続いて本作も素晴らしいアルバムでした。2013年の活動再開の後は一切の迷いがなくなった感じで、'90年代時点の彼ら(3rdは除く)に完全に戻ったように思えるほどです。やはり原点の2ndのリメイクをしたことで何かしらのスイッチが入ったんでしょう。30年以上のキャリアを経てから黄金期を再び築くというのはさすがと言うより奇跡が起こったように感じます。古くからのファンは心底喜んでいることでしょう。(2017.6.3)
ROCK'N ROLL RIDE / JACK BLADES  
下のアルバムの8年後にリリースされたソロ2作目。前作の雰囲気も部分的に残しつつ、NR色は強めになっています。Tr.1のリフは私にはキッスに聞こえてしまいますし、Tr.4はロビンとジャックの共作ということが100%出てたりと、ついにやけてしまうような曲がありつつも、前作を思わせるメロディも随所で聴くことができます。(2017.6.3)
JACK BLADES / JACK BLADES  
流れのままにジャックのソロも購入。ミドルテンポの曲が多く、最初に聴いたときはサビやリフはそれなりに印象に残るもののもう一歩決め手に欠ける感じがしましたが、そこは稀代のメロディメーカー、派手さはないものの間違いなく名曲揃いのアルバムです。ジャックのソロではありますが、雰囲気はジョージ・ハリスンとかジェフ・リンとかトム・ペティとかそんな感じがしました。(2017.5.19)
INFLUENCE / SHAW BLADES  
久々に聴いた下のアルバムがきっかけで購入した2ndは実に渋めの選曲のカバーアルバムです。E,L&PのLucky ManとYESのYour Moveが収録されているというだけで私には十分に購入の動機になるわけです。他にはS&Gなどが選曲されていますが、何となくSTYXをイメージできる曲ばかりだと感じました。NRやダム・ヤンキーズっぽさは皆無と言っていいでしょう。全体的に忠実なコピーという感じなので、スリリングさはありませんが安心して聴くことができます。(2017.5.5)
HALLUCINATION / SHAW BLADES  
新たに買ったNRのアルバムをラックに収めているときにふと目に留まったこの一枚。購入したのは20年位前だと思いますが、これまで聴いた回数はそんなに多くなく、この10年はきっと一度も聴いてません。改めて聴いてみると以前の通りの物足りない感はありつつも、そんな中にスルーするには惜しい曲が今更ながらに見つけることができました。そして何よりも、このアルバムから12年後にこのユニット名義の2ndアルバムがカバーアルバムで出ていることを知れたことが一番の収穫でした。もちろん即ポチです。(2017.4.30)
MAN IN MOTION / NIGHT RANGER  
今さらながら過去作品をチェックしてみたところ、解散前最終作である本作の評価が高いのが目に留まり、視聴もせずに即ポチ。確かにNRらしいアルバムとは感じましたがリフもサビもパンチが足りず、この当時ありがちだったメロディアス・ハードの域を出ていない感じです。さらに、名作ならともかく、30年の時差というのはやはり音・アレンジの古さをより際立たせてしまっていて、期待の大きさも合わさってがっかり感多めという印象となってしまいました。(2017.5.3)
DON'T LET UP/ NIGHT RANGER  
2014年発表の前作「HIGH ROAD」は一通り視聴したものの買う気になれずにパスしていましたが、新作は捨て曲なしと言っていい位の素晴らしさです。NRらしい曲がぎっしり詰まっている上にダム・ヤンキースっぽいTr.2や10、まるでキッスのTr.4、さらにはツイストを思わせるTr.6までバリエーションに幅もあり、私にはどストライク。後半も曲のクオリティが下がることはなく、特にTr.8は出色であると言えます。(2017.4.30)
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