セカンドバイクの購入を検討  2008年4月

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4月17日  セカンドバイクの購入を考える
もう、何年も前から通勤用バイクを125ccにしたいという構想だけはありました。その構想は時期によってスクーターであったり、オフ車であったり、普通のギヤ付きバイクであったり、と構想は妄想へと迷走していったのであります。ただ、スクーターは大きすぎて職場の駐輪場に止めるのは無理だし、オフ車やネイキットはちょっとした荷物を積むスペースがないし、冬はスクリーンなしで寒いだろうなどと、毎度のように妄想は数日で現実に戻るのでありました。結局通勤には原付のスクーターってのが最適なんですね。

 カミさんと近場をぶらりと走ったときなどにもよく「このくらいの距離なら軽いバイクでも十分では?」と思います。近場には有料の三瀬トンネルや東脊振トンネル、二丈浜玉有料と、ちょっとした有料道路があり、そこを数十円で駆け抜けられるというのも原付二種の大きな魅力です。それから、フェリー代も安価なため、北部九州の沿岸部にある島へのツーリングというのも楽しそうです。

 ここまではこれまで何度も妄想をした部分なんですが、今回はもう一歩先へと進むことになりました。

 それは「職場の移転」です。以前から噂は何度もありましたが、今回はついに実現する模様です。しかも、すでに秒読み段階のようなのです。移転先は駐車場も広めなので、二輪スペースも十分あるそうなのです。もう駐輪スペースに行くために、車の脇をすり抜けなくてもよくなりそうです。そうなれば、原付サイズのリードよりもひとまわり大きなバイクでの通勤も可能になります。

 これまではオフ車やネイキットも考えましたが、今回は「タンデムで近場ツーリング」というのがメインのテーマですし、当然通勤で使うことも考えなければなりません。そうなると、やはり無難にスクーターの中から候補を絞っていくことになりそうですが、国産の原付二種スクーターは、タンデムで長い距離を走るには窮屈そうなモデルしかないんです。かくなる上は、海外メーカーへ目を向けるしかないか。
 
 
 4月20日  ゆったりサイズの125ccスクーターということで、以下の4車種を候補として考えてみました。
MAJESTY 125 / YAMAHA
 超メジャーな台湾YAMAHAのバイク。

 中古車を探しやすく、FI仕様もあるんですが、何分車体が大柄過ぎですし、その割にヘルメット1個で満杯になってしまうシート下収納はちょっと頂けないところです。日常的に使う場面ではフラットフロアの方が色々と役立ちそうですし・・・。
RV125 / SYM
 同じく台湾のメーカーです。

 ボディサイズはマジェスティとほぼ同じですが、こちらはフラットフロアです。中古車も焦らなければそれなりに出てきているようです。また、マジェ同様こちらにもFI仕様があり、かなり燃費がいいという噂です。ただ、FIは台湾仕様なので、日本では冬期の始動性に難があるという話も。キャブタイプは日本仕様です。

有力候補です。
GRAND DINK 125 / KYMCO
 こちらも台湾のメーカーです。

 上のRVとよく似た感じですが、フロントマスクはかなり個性的なデザインです。さらには電動格納式ミラーとか4連アナログメーターとかとにかく豪華仕様です。ただ、ミラーがグリップの下にあるというのはちょっと気持ちが引きますし、大柄なボディの割にはポジションが窮屈というもっぱらの評判も気になります。さらにこちらはキャブ仕様のみで、加速性重視のセッティングのため、レッドゾーン付近が常用域になっているらしく、燃費の悪さも気になるところです。あえて重めのウェイトローラーに交換するオーナーも少なくないそうです。
DINK 125 / KYMCO
 同じくキムコから'07年に登場したDINKです。

 GRANDが外れたというのに、価格はアップ。しかもキャブ仕様のみです。ただ、上の3車と比べてスリムな車体は実にいい感じですし、シートの形状も、タンデムベルトを使うには一番良さそうです。キャブ仕様の割に燃費はいいという評判の上、11Lタンクのおかげで300km以上の無給油走行が可能という点は大きな魅力です。ただ、最大の問題点は、登場から間もない上にマイナーなため、中古車がほとんどないということです。買うなら新車ということになるため、予算の面で大きな壁にぶち当たってしまいます。
 というわけで、RV125とDINK 125が最終候補ということになりました。DINK以外の3車は店頭で実車を見ることができましたが、DINKはまだその実体を拝むことができていません。まずは実物を見てから考えることにしましょう。

 

4月22日  DINK 125の実車を見に行く
 まずはキムコのHPから福岡にある代理店を調べてみました。すると、何と我が家から近いところにあるではありませんか。余りに近かったので、DINK 125があるかどうかの確認もせずにとりあえず行ってみました。残念ながらそこにはありませんでしたが、福岡市郊外にあるもうひとつの代理店になら実車があるということを聞き、その日のうちに行ってきました。
 そこに展示してあったのは2007年モデル限りで廃番になった「赤」だったんですが、そのデザインのインパクトはぐっと私の心を鷲づかみにしました。「赤」を買うなら、メーカー在庫がある今のうちしかありません。しかもこちらのお店では、展示車ということで、通常ではあり得ない値引きがされているのであります。予算オーバーですが、これはまたとないチャンス!。「赤」なら今しかないでしょう。
 幸いなことに、同行した頼れる私のメインバンクがこの物件をかなり気に入ったようで、私に投資を勧めてきます。当然融資はしてくれるらしいので、もうためらう理由はありません。

 上にも書きましたが、低燃費&11Lタンク、段差の少ないシート、フロント13インチタイヤ等、ツーリングを考えた場合、他車にない魅力が大きいバイクだと思います。
 この日は冷静になるためにいったん引き上げましたが、帰宅後にメインバンクと再度話し合いを持ち、めでたく購入決定と相成りました。

 ちなみにこんなきれいなバイクはとても通勤には使えないので、リード90は引き続き通勤バイクとしてその任務を継続してもらうようにしました。高速を使うツーリングにはTDM、近場はDINK、通勤はリードという3台体制でしばらくは行こうと思っています。

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