唐津市街地からR203で多久方面へ南下し、肥前久保駅付近から県道38号で佐里温泉方面へ1km程行ったところに入り口表示があります。(地図) 坂を上がると広々とした運動公園・体育館・駐車場があり、温泉施設もできていました。10年くらい前に初めて来たときには温泉はありませんでした。 駐車場のすぐ横に案内板があります。すぐに下り階段がしばらく続き、その後上りとなりますが、駐車場から2〜3分で石仏群にたどり着くことができます。 |
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元々はお寺が建っていたそうですが、16世紀に戦の際に消失したとのことです。元々深い洞窟だったんですが、崩落し、浅い洞窟部分だけが残っています。 | |
洞窟内部は磨崖仏ではなく、石像が並べられています。 | |
なぜか、臼杵の石仏の頭部と般若の面も並べられていました。不思議なスポットです。 | |
これがメインの磨崖仏で、左側が持国天、右が多聞天というそうです。大体全長1.8mくらいです。 元々はこの地に空海が立ち寄った際、釈迦・弥陀・観音の三尊を刻んだのが始まりと言われていますが、その三尊はありません。 |
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持国天のアップ。横にもひとつ石仏が彫られています。 | |
崖の右奥に回り込むと、小さな磨崖仏が見られます。 | |
ここにもあります。崩落したと思われる部分の磨崖仏も案内板の手前に置いてあり、かなりの数の磨崖仏を見ることができます。全部で60体前後あるということです。 もし、これが国東エリアにあったら、相当メジャーな史跡となっている気がしますが、佐賀にあるせいか、「県指定史跡」なんです。本来なら柵を設置するなどして保護する価値が十分あるように感じます。 |
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