事故の翌日

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2004年7月18日(日)

 「うさ」は今日もぐったりしています。事故のせいもあるでしょうし,暑さのせいもあると思います。涼しい時間帯はまぁ元気です。ただ,食欲は余りありません。水は飲んでいます。余りにぐったりしていて,痛々しいので画像のアップは控えます。ちょっと元気なときの姿をそのうちアップします。
 昨日から寝床にしているかごがちょっと狭いので,ひと回り大きいかごを買ってきました。あと,火曜からのことを考えて,水のボトルやトイレシートなども買いました。今までが「放任飼い」だったので,一度の買い物でこれほど「うさ」の買い物をしたのは初めてかもしれません。
 午前中のうさは昨日同様にわりと元気で,上半身は起こすことができていました。こちらもそう深刻に考えずに買い物に出ることができました。昼過ぎに帰ってきたときも,玄関で顔を上げて迎えてくれました。帰ると早速新しいベッドとなるかごに給水ボトルを取り付けるための加工をしました。余り顔を上げられないので,低い位置に飲み口がくるようにしました。
 加工自体にはそんなに時間はかかっていないのですが,ボトルを固定しても水を飲もうとしません。ボトルを外し,飲み口を口に近づけるとしっかり飲みます。再びかごに固定するとやっぱり飲みません。今思うと,この頃から自分で自分の体を動かすのが辛くなっていたのかもしれません。
 その後は,気温が上がってきたせいもあり,ぐったりとしてきました。今まで外で暮らしていたので,いきなりエアコンは良くないと思い,うちわであおいでやりました。


 暑さがおさまった夕方になっても,ぐったりしたまま。完全に横向きに寝たまま,頭を上げることができません。夕方に一度痙攣を起こし,目を見開きました。ヨメが「だめ!うさ,死んだらいかん!」と叫んで涙をぽろぽろこぼしました。この言葉はずっと私の頭にこびりつきました。痙攣自体は数秒でしたが,数時間前からすると考えられない程弱ってきています。呼吸数か心拍数かわかりませんが,胸のあたりが非常に小刻みに揺れて,そのリズムに合わせて鼻が動いています。本当に見ていて辛そうです。
 正直,この時点で「だめかもしれない」と覚悟をしましたが,夜になってもずっとそのままの状態が続いています。昼頃までは「頑張れ,うさ」という気持ちでしたが「もう,頑張らなくてもいいよ」という気持ちにもなっています。ヨメにも「苦しそうだから,早く天国に行きたいのかもよ。その方がいいのかもよ」と話しました。
 ただ,ほとんど横たわったままの状態でも,時折水を飲んだり,わずかに餌を食べたりする姿を見ると,必死に生きようとしているんだな,と感じます。

8時を過ぎた頃から,少し目に力が入ったようにも見え,水を少し飲み,水に溶かした餌を少々食べました。餌を食べられないので,先ほどから与える水分をスポーツドリンクにしました。

心配で寝られる状態ではないので,風通しのいい2Fの寝室に連れて行き,一緒に寝ることにしました。ちょっと照明が暗めだとお腹がひくひくと動いているのが見えなくてぞっとするので,やや明るめの間接照明にしました。

この危篤のような状態が,わずかでもいいから,復活するための充電状態であることを祈るのみです。
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