博多・天神落語まつりへ行ってきました。
余りにも豪華な顔ぶれが同時期に福岡に押し寄せるという、考えられないイベントです。プロデュースは三遊亭楽太郎さんなんですが、それでもこれだけのメンバーを束ねるとは大した人です。
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会場は福岡銀行本店大ホールです。福岡には長いこと住んでいますが、ここに来るのは初めてです。地下にこんなにも立派なホールが!と今さらながら驚きました。 |
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エントランス部分に、歴代の有名落語家たちのそっくり人形がたくさん展示してありました。 |
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今日の出演者です。
めあては志の輔さんでした。志の輔さんは2公演で、ひとつは文珍さんとの二人会で、もうひとつはこの立川流真打ち披露会です。二人会の方は競争率が高そうだったので、こちらにしましたが、こちらもあっという間に完売だったようです。
あと、立川ぜん馬さんと生志さんで合計4人です。 |
演目は
立川談春 「子ほめ」
立川志の輔 「買い物ぶぎ」
(仲入)
立川ぜん馬 「尻餅」
立川生志 「紺屋高尾」
でした。
志の輔さんの「買い物ぶぎ」は以前テレビで見たことがあるネタでしたが、生で見られたという点で良かったです。談春さんは、こういう口の悪い主人公のネタの時の方がそのキャラが際だつように思いました。ぜん馬さんは初めてでしたが、ベテランらしい安心して見ていられる落語でした。福岡に住んでいながら、この1年間で談春さんと志の輔さんの生落語を二度も見られるなんて、全くもって信じがたいことです。
で、主役の生志さんです。生の落語会で見るのは今回で4回目なんですが、このネタ何と3回目。確かにいいネタを実に上手に演じ、彼の十八番と言っていいものなんでしょうが、7割5分の確率で見せられると・・・。公式ブログを見る限りでは、色んなところで色んなネタをやっているようなのですが。福岡では「紺屋高尾」と決めているのでしょうか?。
生の落語会の良さというのも確かにあるのですが、初心者としては色んなネタを見たいわけでありまして、そうなると同じ投資をするならあらかじめ演目が分かっているDVDの方がいいのかもしれません。なんてことを考える一方で、来年2月に談春さんの独演会が福岡であるらしいので、それには行こうかなとも思っています。
さて、この大イベントである天神落語まつりは全18公演あるんですが、当然のことながら即完売のものもあれば、当日券でもOKというものまで様々です。意外だったのは笑点などのテレビ番組でお馴染みの落語家の公演分が売れ残っていたことです。誰とは言いませんが、笑点では相当面白いのに、落語は全然ダメって思える人がいるんです。やっぱり他の落語ファンも同様に思っていたんでしょうかね。
それはさておき、今回で2回目のこのイベント、来年からもずっと続く毎年恒例のイベントになってもらいたいものです。 |
落語会参加の記録 |
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