宮崎ツーリング 2日目その2

2005.9.18

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 やって来ました,陰陽石です。

 県道から入ると通り沿いに「陰陽石まつり」というのぼりがたくさんありましたが,全く祭りの気配はありません。他に二組の観光客がいました。

 鳥居をくぐって下に降りると・・・
 その名も「愛の資料館」です。ふた昔前のアダルトショップのようです。入館料は300円だそうです。

 資料館の脇を川沿いに100mほど進むと・・・いよいよお出ましです。
 じゃーん!陰陽石の「陰」の部分です。

 ほー。

 で,「陽」は?きょろきょろしていると,ちょっと離れたところに入り口を発見。 
 かなり見つけにくいところに看板がありました。どうでもよい存在なのか,他の観光客は「陰」のみを眺めて帰っていき,こちらまで行く物好きは私だけでした。暑い中,200mくらい歩きます。
 この様子を見れば,本当にどうでもいい存在であることがよくわかります。橋を渡って右の方へ進むと・・・
 面白いのか哀しいのか,とても複雑な気持ちになりました。ここから川岸へ行くと,先程の「陰」石の裏側にある「陽」石を眺めることができます。
 左下にしめ縄がかけてある部分が「陽」石だそうです。

 ふーん。

 駐車場脇の小さな土産物店をちらっと覗きましたが,一室が「大人のおもちゃ」コーナーになっていました。気温が30℃もある真っ昼間にそんなコーナーの脇を通るとは思ってもいませんでした。

 陰陽石をあとにすると,入り口ゲートの裏側に
「またどうぞ陰陽石へ」
と書かれていました。申し訳ありませんが,二度と来ることはないと思います。そう考えると,真っ昼間の「大人のおもちゃ」コーナーをしっかり見ておけばよかったな,とちょっと思いました。

 このすぐ先に三之宮峡という渓谷があるようなので,ついでに行っておかなくては。何しろ二度と来ないのですから。
 こんな道を800mも行かなくてはなりません。バイクなのでOKをもらいましたが,車の人たちは手前の体育館前に駐車し,ほとんど日陰のない道をへろへろになりながら歩かなければならないんです。
 遊歩道入り口にバイクを停めてそこからは徒歩です。全長1kmほどあるそうですが,最後まで歩く気は毛頭ありません。

 このような手掘り風のトンネルが次から次へと現れます。
 トンネル内はセンサーライト完備で,入り口から入るとライトが点灯します。点灯するけど,とっても暗いです。
 渓谷自体はそれなりに「渓谷」って感じです。まるで入浴剤を入れたような水の色が印象的です。

 途中,「屏風岩」や「河童洞」などの見どころが現れるんですが,どれも決め手に欠けるというか・・・。ほぼ全体の半分くらいの第8トンネルを抜けたところでUターンしました。
 登山をした後に,晴天のもと,脱力系観光地をそこそこ歩いたため,どっと疲れて小林市街をえびの方面へ走ります。

 そんなとき,我が愛するジョイフルが!。くつろげるし,涼しいし,ドリンクバーありだし,「これが食べたい!」という目的がなければ,最適なファミレスです。何より「どこにでもある」のが最大の魅力です。
 ジョイフルの昼食&アイスコーヒー(×2)で元気になったので,人吉へ向かいます。当初えびのから高速で帰ろうかと思っていましたが,久しぶりにR221のループ橋を通りたくなり,国道を選択。向こうに見えるのがえびの側のループ。

 高速が並行しているせいか,交通量が少なくなっていたのにはびっくり。以前は重たそうな「せき止め君」がよく流れをせき止めていたものでした。
 加久藤トンネルを抜けて,こちらが人吉側のループ橋。(地図

 人吉から高速の予定でしたが,高速に乗ったら「ツーリングの終わりの始まり」って感じですし,時間はあるし,涼しい山間部を走りたいし・・・。
 ということで,人吉で給油後,R445で五木村へと向かいます。五木からは県道25号で宮原へ向かい,松橋I.C.から高速に乗ります。(地図
 前回このルートを通ったのはダブリン市民さんと初めて阿蘇で会った後,人吉に向かうときでした。トンネルだらけの高速 八代〜人吉間を走るよりも多少時間がかかりますが,このルートは楽しめると思います。高速代も浮くし。

 前を走るは,見ず知らずのかっとび系ライダーです。抜かれた直後くらいの写真です。
 道の駅「子守唄の里五木」で,ヨメに帰宅予定のメールを打ち,出発しようとしたところで,職場用のお土産を買っていないことに気付きました。鹿児島まで行っておきながら熊本土産じゃねぇ。よし,今回はなかったことにしよう。

 結構「バイク」というのを言い訳に,お土産を買い忘れることが多い禄太郎なのでありました。

 涼しさを求めて山あいのコースを選んだのですが,想像以上に暑かったです。
 2年前は,この橋はまだ橋脚だけでした。これで川底まで下らずに,向こう側に行けるようになっています。

 前回来た時,「次に来る時はここはダムの底かな」なんて思ったのですが,結局その後本体工事は未着工のまま。
 近々建設推進派の集会が五木村で行われるというニュースが流れていました。
 宮原へ向かう県道25号の景色は全く変わっていません。走っている時間帯も似たようなものですが,走っている向きは前回と逆です。
 この後,峠付近だけは涼しさを感じることができ,幸せなひとときを過ごすことが出来ました。
 車種もどこのナンバーなのかもわかりませんが,こちらの2台とずっといっしょに走っていました。国道443に出たところで,彼らは右の砥用方面へ,私は国道3号方面へ別れました。(地図
 R3に出たのは間違いだったー!。流れはほとんど自転車並みでした。すり抜けられるところは極力すり抜けを敢行し,松橋I.C.までの12kmを耐えました。R443から県道32号へ抜けるわかりやすい道はないんだろうか?。次回に通る時には開拓の必要ありです。
 松橋I.C.から高速で福岡方面へ向かいます。

 高速の割りには前の車が近いでしょ?私が煽っているのではなく,こやつが割り込んで来たんです。私はこの手の四駆(乗り)が大嫌いです。コンビニ・銀行前に平気で路上駐車するし,運転荒いし,高公害車だし,自然を踏みにじるし,マナー悪いし・・・。人命より自分の車を守ろうというあのグリルガードって許していいのか!偏見だろうが何だろうが,嫌いなものは嫌いなんだぁ!。

私は四駆が嫌いだぁ〜」 (伊武雅人風に)
 大嫌いな四駆はすかさずブチ抜いて,ちょっとだけ怒りを抑えまして・・・。

 山川P.A.にてヨメにメール連絡を入れました。珍しく2輪用の駐輪スペースがいっぱいでした。

 この後鳥栖I.C.で高速を下り,いつもの平等寺・荻の原峠越えで帰りました。この日はいつになく車が少なく,マイペースでガンガン行けたので,鳥栖I.C.から自宅まで46分という記録を樹立したのでありました。18:30帰宅。

 2日目の走行距離374km。
 2日間の合計は855kmでした。
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