恒例 鰻とイチゴの筑後路へ

 2010.2.20

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 ここ数年、春のツーリング開幕時には、柳川か杷木で鰻を食し、久留米でイチゴを買って帰ってくるというのが恒例になっています。今年も例によってそのプランを踏襲するのですが、例年と違うのはクルマで出動という点です。暖かくなる3月よりもまだ寒い2月の方がイチゴが美味しいということを去年農園の方に聞いていたので、今年はイチゴ最優先ということで気温度外視での出動としたのでありました。

 都市高速と高速をつないで杷木までいくため、出発は10:20とゆっくりです。
 開店時刻は過ぎていますが、まだ鰻屋さんののれんが出ていないので近所を散策してみます。

 何とも雰囲気のいい杷木神社がありました。
 立派な拝殿と本殿です。本殿は白壁と朱塗りの柱が鮮やかです。

 しかし、ここにはもっともっとレアな物件があったんです。
 拝殿前の両側には普通に狛犬が鎮座しているのですが・・・。
 そのすぐ手前の両側にはなんと狛兎(こまうさぎ?)が。

 うさぎですが、番人の役目を背負っているせいか、きりっとした表情でにらみをきかせています。

 しかし、何でまたうさぎに神社の用心棒を任命したんでしょうか?

 他にもこんなのがあるんだろうか?と調べてみると、さいたま市浦和区にある調神社(つきじんじゃ)にもうさぎの狛犬があるそうです。
 さて、杷木神社に戻ります。

 拝殿の両側にある柱の上部には象と思われる彫刻がありました。

 案内板によるとこちらの神様は10月に出雲大社で行われる神集いには参加せず、年中氏子の安全と豊作のために働き続けているんだそうです。
 11:30を過ぎ、お店にものれんが出ていました。

 一昨年と同様、せいろ蒸し、う巻き、塩焼きを注文しました。

 写真は一昨年のを流用しています。
 食事の後は、ナビに導かれてマイナリストのブログ等で何度か紹介されていた今村天主堂へとやってきました。

 ここで謎のおじいさんに「どうぞこちらへ。案内しますから」と声をかけられ、中を案内してもらいました。

 外見も相当立派ですが、中はさらに息を呑むような見事なつくりになっていました。おじいさんによると、柱は高良山、10万個のレンガは佐賀の千代田から、瓦は城島から取り寄せて作られたんだそうです。建材は地元調達ですが、ステンドグラスはおフランス製なんだそうです。
 今村天主堂の後は2km足らずのところにある米倉農園へ。
 写真は去年のです。

 直接買いに来る人は余りいないのか、例年バイクで買いに来るせいもあるのか、年一度の訪問にも関わらず覚えてもらえていました。
 満を持して2月中旬に来ましたが、大口の注文があったらしく大粒のいちごはほぼ取り尽くした状態でした。それでも1パック分をその場で収穫して下さいました。

 「来年からは事前に電話で問い合わせてからおいで」と連絡先を教えてもらいました。

 今年のも十分に美味しいイチゴですが、やはり2年前の衝撃を再現するものではありませんでした。来年こそは。
 次もマイナリストのブログ等で紹介されている、かえる寺として有名な如意輪寺へ。
 敷地内はかえるだらけです。
 どさくさにまぎれてうさぎもいました。
 かえるの石像と石板が交互に50m近くまっすぐ並べられ、人の一生を表している通路があるのですが、なかなか面白く感じました。

 一番手前が誕生のシーンで「お父さんお母さんいのちをありがとう」みたいな言葉で、これが二番目。一番奥は天に召されるシーンでした。
 それでもちゃんとお寺なのであります。
 この後、山家道交差点付近に昨年末オープンした農産物直売所「つくしんぼ」へ。

 こちらは以前福岡市内でコーヒー店をされていた方が経営されていて、農産物直売所でありながら引き続きコーヒー豆の販売もしているという話を聞いたのでやってきた次第です。近々手作りパンのコーナーを作るんだそうです。


 予報によれば明日からは気温も高くなるようです。なかなか開幕しない私のバイクシーズンもようやく始まりそうですが、2月いっぱいは用事があるので、3月ですな。

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 今日のルートです

 A : 松月
 B : 今村天主堂
 C : 米倉農園
 D : 如意輪寺
 E : つくしんぼ
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