淀姫神社  肥前犬山城  歌垣公園  桜の里
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これまで何度か平日には絶好のツーリング日和っていうことがありましたが、週末になると天気が悪かったり気温が低かったり。先週末も確か10℃を少し超えた程度でしたし、今週前半まではオーバーパンツ履いて通勤していました。ところが何ですか、今日の予想最高気温は25℃ですと!?。こりゃさすがの寒がり出不精の私でもバイクで出かけないわけにはいきませんが、問題は今年大ブレークしているPM2.5ってやつです。その上今日はスギ花粉もピークで、さらには中国から黄砂が大量に飛んでくるんだとか。メディアでは大騒ぎで「不要不急の外出は控えろ」とか「外出時はマスクを」とか「車の運転中は窓を開けずに」とか言ってます。まるで「外気を吸ったら死ぬぞ!貴様ら」って感じなんですが、よく考えたら毎年この時期花粉も黄砂も飛びまくってるわけですよ。今年だけ特別にPM2.5ってのが加わったわけじゃあるまいし、これまで散々この時期にツーリングに出かけていたので、今更じたばたしてもねぇ。それ以前の問題として、毎日バイク通勤していますし、1日4本とは言えれっきとした喫煙者なので、この程度の有害物質、恐るるに足らずであります。幸い依然として花粉症にはなっていませんしね。以前テレビかラジオで聞いたところによると、西日本の10倍近くの濃度の北京で一日過ごすと、タバコ20本吸ったのと同程度っていうことでした。それが正しければ、今日ツーリングに出るとタバコ2本プラスってとこでしょうかね。

そんなこんなで、今年初めてのツーリングは何と通常ジャケット(インナーなし)でメッシュグローブという装備となりました。

朝は寝坊してしまい、10時ちょい前に出発しました。日向峠経由で唐津へと向かいます。日向峠を下るとき可也山がかろうじて見える程までに霞んでいたのには驚きました。
気付いたらもうすっかり春になっていた、って感じです。この時点で気温は20℃近くになっています。
福ふくの里のところからR202に出ると車がズラリ。この部分を通り過ぎるのに5分くらいかかりました。通過後に並んでいる対向車を数えたら78台もありました。

西九州道を少し走り、唐津ICから県道40号を南下します。
昨秋の筑肥線巡りの際に唯一スルーしていてずっと気になっていた肥前久保駅へ。左の建物は駅舎と言えば駅舎で、待合所とトイレがあります。
ホームはこんな感じ。このエリアの駅は全部同じ感じです。
近景の写真だとわかりませんが、遠くを見るとこのとおり。向こうの山まで直線で5kmちょいです。
県38から県32にスイッチしてすぐのところに淀姫神社という雰囲気のいい神社があったので、寄り道。
階段を上がったところに狛犬ではなく、狛鯱があります。青い陶磁器製で厳重にガードされています。
金網の目が細かいので、貼り付いて撮ってもこんな感じです。
拝殿が近づいてくると、より荘厳な感じが漂ってきます。目立たない場所にありますが、立派な神社でした。現在の淀姫神社という名は明治以降らしく、以前は河上大明神という名だったそうです。
県32から県323にスイッチしてしばらく進むと、地図にはなかったダムが現れました。見た目にも新しさがよくわかります。
ダム湖はこぢんまりとしています。
やってきたのは県24号沿いにあり、10年以上も前からずっと気になっていたこのお店。昼時と言うこともあるでしょうが、さすがに長く続いている店だけあり、店内はお客さんがたくさん入っていました。
しなちくラーメンを頂きます。ネットに書かれていたとおり、久留米系とんこつスープです。久留米系が久々ということもありますが、実に美味でした。

飲食店に入って、他のお客さんの強い香水臭に閉口したことは何度かありますが、今日やられたのはタバコでした。中央に目隠しのある対面型カウンター席に座ったのですが、向かい側に座った四人組が入店後一斉にプカプカと始めたんです。四本喫煙者なので、一人タバコ程度ならなんてことないんですが、四人同時は強烈でした。これが私が1日に吸う煙の総量か、などと思ったりして。今度来ることがあったら厨房側のカウンター席にします。

お店出発時にジャケットのベンチレーションを全開にします。初ツーリングとしてはあり得ない状況です。
R34、R498、県345とつないで犬山岳方面に上がります。こんなマイナーなルートにもかかわらずマイクロバスがゆっくりゆっくりせき止め走行をしてくれたんですが、何でマイクロバス?って思ったら途中に武雄市の火葬場がありました。白石町、塩田町エリアに入るとほとんど車を見かけることはなくなります。

写真は火葬場のちょっと先にある肥前犬山城への入り口です。小さな案内板があるだけでわかりづらいですが、南側の県268からの入り口には大きな案内板がありました。
到着!。ここもずいぶん長いこと気になっていた場所ですが、T2さんのブログ記事で俄然行く気になったわけです。記事読んでから1年もたってますけど。


犬山城って言っても山城跡ってことではなく、城の形をした展望台です。案内板によると近くに須古高城跡というのがあるらしいです。
一階の様子。座ってもあまり落ち着けない感じのベンチが設置してあります。
二階の様子。こちらのベンチはまだちょっといいかな。壁の汚れはともかく、驚く程きれいに管理されています。
本来こういう眺めが見られるらしいですが、今日は色んなものが大気中に飛び回ってますんで・・・

ポインタを当てるとしらけた景色が見られます。
展望台前の道路から長い階段が続いています。どこまでたどれるんでしょう?
犬山城から1kmほどのところにある歌垣公園という大きな公園があり、気になるので来てみました。

写真は閉まっていますが、歌垣山茶屋です。
そして、道を挟んで展望食事処もあります。
そして、ここが先ほどの犬山城までの階段のスタート地点です。白石町のウェブサイトによると、上まで781段もあるそうです。

さて、「歌垣」ですが、ウィキペディアによると風流な合コンって感じのイベントのようです。今日初めて知りました。大昔、こんな山の中で合コンが行われていたんですね。

それとこの公園、ツツジの名所のようです。その時期にもう一度来たいものです。
歌垣公園から県268で塩田町側へ下ります。
途中から基幹林道杵島山線へスイッチ。走りやすいルートでしたが、こぶし大の石が所々にありました。
白石町に入ってすぐ位のところから林道深浦渡平線へ。
桜の時期ではありませんが、桜の里へとやってきました。もう少し大きな公園みたいなイメージでしたが、眺めのいい駐車スペースっていう感じです。
塩田川の下流側。午後になってさらに白くなってきました。
こちらは鹿島の市街地方面。

桜の里は鹿島市かと思っていましたが、ギリギリ白石町でした。そんなこともあってか、鹿島側からアプローチするよりも白石町中心部からアプローチする方が案内板が充実していました。
桜の時期には早いですが、白木蓮がきれいに咲いていました。
往路は佐賀県北部からのアプローチでしたんで、復路は南部ルートにします。R207、R34、R263で三瀬峠経由で帰ります。

途中道の駅大和で久々に白玉饅頭を買いました。

どんぐり村の前のくねっていた道が直線になっていたり、三瀬村杠付近の狭かった部分が拡張されていたりと、冬眠中にずいぶん変化していて驚きました。


それはそうと、今日は気温・天候共に絶好のツーリング日和だったにも関わらず、見かけたライダーは非常に少なかったです。見かけたライダーもマスクをしている人が多かったですし。やはり花粉とPM2.5の影響なんでしょうか。


帰宅は15:40と早めになりました。走行距離は190kmでした。
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